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2007年2月 2日 (金)

日本の伝統を伝える先生方に敬服

「日本の伝統」 子供らに語り継ごう 教育現場で高まる危機感』(産経)

Hinomaru_40  素晴らしい話だと思います。のんべ家では、正月には松を飾って、お屠蘇を頂き、おせちと雑煮を食べ、国旗を揚げて、初詣に行って、子供達は坊主めくりをしたり…で1年が始まるというごく普通の日本人の暮らしをしていますが、ごく普通の日本人の暮らしは今は珍しいのかも知れません。

戦後教育を受けた親たちは伝統を知りません。そんな時代、先生方が必死に伝統を守っていこうとすることに、大いに敬意を表します。

(のんべの関連記事:五色百人一首、ほか)

112_6 (記事はリンク先を見てください。念のため続きに記事の文章のみ保存してあります。ココログに「本文続き」の機能があることを初めて知りました。)

 忘れ去られようとしている日本の伝統行事や儀礼を子供たちに伝え継ごうという動きが学校現場で広がりつつある。家庭や地域で学ぶ機会が急速に減っていることへの危機感と、後世に伝統文化を継承したいと願う気持ちがある。

なぜ門松を飾る?
「日本の伝統行事の素晴らしさを子供たちに伝えたい」-。そんな思いから先月、日本の冠婚葬祭の由来を教える授業を始めたのは、東京都中央区立月島第二小学校。
「お正月に門松をなぜ飾るか知っていますか?」。12月25日に行われた初めての授業。教室に集まった5年生の全児童約50人に、遠藤真理子教諭がそう語りかけた。
「神様が空から降りてくるときの目印にするためなんですよ」。こう説明すると、児童たちは「へえー」「知らなかった」と、興味深そうに声をあげた。
ほかにも、「なぜ鏡もちをおそなえするのか」「おせち料理に数の子やレンコンが使われるのはなぜか」など、お正月にまつわる話を、パワーポイントを使用しながら次々と説明していく。児童らは「勉強になるなー」などと声をあげながら熱心に耳を傾けた。

歴史的背景を説明
遠藤教諭が“種本”として使ったのが『子供たちへ 冠婚葬祭ってな~に?』だ。
熟年世代の交流サロンを運営する「ニューミレニアムネットワーク」(東京)が昨年10月に出版。お正月、節分といった「一年の行事」や、初宮参りや七五三など「一生の儀礼」の由来を、子供にも読みやすく、カラフルなイラストや大きな文字で解説している。
「伝統文化は急速に風化している。子供に『行事や儀礼は(その歴史的背景を知ると)楽しいものである』と実感させる責務が大人にあると思った」と工藤忠継社長。
同書は、「教える技術」を共有化しようという教員が参加する「TOSS」(教育技術法則化運動)を通じて全国に配布。今月25日現在、約120校で授業に取り入れられている。
月島二小もその1校。授業後、「お正月のことをいっぱい知ることができて楽しかった」などの“喜び”の声に接した遠藤教諭は、「今後も節分、桃の節句などの行事にあわせ、『総合的な学習の時間』などを使って教えていきたい」と意欲をみせる。

移動教室で句会
東京都日野市立日野第三小学校。ここでは3年ほど前から俳句の教育に力を注いでいる。
毎年6年生は4月ごろから俳句の作り方を勉強し、6月に栃木県日光市で行われる「移動教室」で「句会」を開く。17年度からは「句会」で詠んだ俳句を掛け軸風の絵に仕上げる取り組みも始めた。
同校研究主任の井出寿雄教諭によると、この取り組みがきっかけとなって、日本文化に興味を持つ子が増えたようで、 「何人かの子供は、希望して卒業式に着物を着て出席した。今の子供にも伝統文化を受け入れる素地は十分ある。大切なのは、大人が教育の機会をどれだけ作れるかだ」と語る。
福岡県豊前市の「豊前青年会議所」前理事長、金光功さんも同じ考えだ。同会議所では日本古来の礼儀作法を伝えようと、昨年10月から市内の小学校にメンバーらが出向き、手紙の書き方、もてなし方、みだしなみなどを教える「出前講座」を始めた。金光さんは「出前講座の後、親に急須でお茶を出してあげようという子が出てきた」と話す。
出前講座の内容をイラスト付きで説明したCD-ROMを100枚も作成。豊前市やその周辺の小中学校、図書館などに配布し、教材として使ってもらうことを考えている。「きちんと教われば子供たちは強い興味を示す。あとは、大人がどれだけしっかりと教えられるかです」と金光さんは話している。

行政でもサポートの動き
子供に「日本の伝統」を伝えようという動きは、行政でも進められている。例えば、文化庁の「伝統文化こども教室」事業は、おけいこ教室やNPO法人などを援助し、小中学生が伝統や文化に親しめるようにサポートしている。参加教室数などは事業初年度(15年度)の1551件から、18年度には3365件に倍増。種類も生け花、茶道、囲碁、百人一首、和装礼法、日本舞踊などに広がっている。
民間も含めたこのような動きについて、各種学校での伝統・文化の教育事業を進めている東京都教育委員会では、「国際化の中で異文化を大切にする心をはぐくむためには、まず自国文化の理解が大切」と指摘。子供が伝統・文化に触れる機会が減っていることを踏まえ、「学校や家庭、地域が連携しながら指導していかなければならなくなっている」としている。

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コメント

本当はこのあたりの事はそれぞれの家庭で行わなければならないことなのでしょうが、何か嬉しい話題で、ほっとしました。

投稿: 山本大成 | 2007年2月 2日 (金) 08時52分

久しぶりにコメントします。
普通の家庭で当たり前にできていない方がおかしいのですから、ごく当然のことだと思いますけど、今はそれでもこのような動きがあることは評価しなければいけないのでしょうね。
先生方でも古き良き伝統文化を知らない若い世代がおおくなっている現状で、ご自身も勉強しなければならない苦労はありますが、どうか頑張って欲しいと思います。

投稿: かついち | 2007年2月 2日 (金) 18時46分

山本大成さま
そうですね。家庭で受け継いでこその伝統だとは思いますが、教わった子供達が家に帰っても例えば百人一首で遊んでくれたらいいですね。

投稿: 練馬のんべ | 2007年2月 2日 (金) 19時35分

かついちさま
まことに。こういうのを研究している先生方には敬服です。以前紹介した「五色百人一首」もきっとそのような先生方が考え出したものでしょう。応援したいですね。

投稿: 練馬のんべ | 2007年2月 2日 (金) 19時36分

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