子供の幸福度の国際比較?!
『日本の子供、最も孤独 先進国の幸福度調査』(産経)
これは一体なんでしょうか。
『日本の子供は「先進国の中で最も孤独」-。国連児童基金(ユニセフ)が14日発表した先進国に住む子供たちの「幸福度」に関する調査報告書で、こんな実態が浮き彫りになった。
報告書は経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち25カ国について各種指標を比較。子供の意識に関する項目の中で「孤独を感じる」と答えた日本の15歳の割合は29.8%で、2位のアイスランド(10.3%)以下、フランス(6.4%)や英国(5.4%)などに比べ飛び抜けて高かった。「自分が気まずく感じる」との回答も、日本が18.1%とトップだった。
子供の物質的な教育環境面でも、日本は先進国中で平均以下との結果が出た。学習用の机やコンピューター、インターネット接続など教育環境の充実度を示す8品目のうち、6品目未満しか持たない15歳が日本では53.3%に上り、ギリシャに次いで高かった。』
笑える、というか、呆れた調査です。
孤独を感じるかどうか、というのは、国民による孤独に対する耐性の差でしょう。日本人は人とつながっていないと不安な民族、携帯メールがこれだけ普及したのもそのせいです。アングロサクソンは耐性は強いですよ。
教育用の環境と言うのも無理な設定。うちでは子供(小学4年、1年、幼稚園)に専用の勉強机もコンピュータもインターネットも与えていません。(もちろんTVゲームもない)子供は食卓もしくは共用のちゃぶ台で勉強しています。小学生のうちはそれで十分でしょう。勉強机なんぞ与えてもそんなところで勉強するもんでもない(私の経験)。テーブルやちゃぶ台のお陰で、私もしょっちゅう子供の勉強を見ています。親に見られたくないときは、本人がちゃぶ台を持ち運んでやってます。
幸福度、など計れるものでもないし、だいいち国柄が違うのに意味がない。「子どもの人権」(わざと「子ども」と表記しています)とやらを押しつけようとする勢力が考えそうなことです。ユニセフはサヨクの占拠されているのでしょうか。ユニセフは、もっとやるべきことは山積でしょうに…
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コメント
本当に馬鹿馬鹿しい調査ですね^^;
確かに日本の子供は「幸福」を感じていないかもしれないと思いますが、それは「不幸」や「困難」を知らなさすぎるのが原因なんじゃないでしょうか。辛い事を沢山経験すれば、ちょっとした事に「幸福」を感じるはずです。2日間ご飯を食べられなければ、毎日当たり前のようにご飯が食べられる事を「幸福」と感じるはずです。
それに「子供の物質的な教育環境面」という意味で、学習机・パソコンは必要ありませんし、インターネットなんていりません。教科書と辞書と筆記用具があればいいのです。
日本は他の先進国に比べてもインターネットが発達しすぎており、子供に対して有害なサイトも数多くあります。いくら「子供用フィルタ」があるといっても、個人のブログでも有害なものは沢山あります。
全くお話にならない比較ですね。
投稿: asayake | 2007年2月16日 (金) 00時50分
asayakeさん
仰せの通りですね。日本では「ひもじい」という言葉は死語になりました。それは本来めでたいことだけど、必要なのかも…。
給食費未納の親だの日教組のジェンダーフリー教師だのに囲まれていたら不幸だろう、と言われたら返す言葉はありませんが。
>個人のブログでも有害なものは沢山
そうですね。ついでながら、のんべのこのブログも、キッズgooでははじかれます、有害らしい(苦笑)
投稿: 練馬のんべ | 2007年2月16日 (金) 07時08分