安倍首相は率先垂範して「責任を取る」姿を見せてほしい
承前。
少し前、ホワイトカラーエクザンプションなる制度が導入を目の前にして潰れました。これは、経営側が責任を回避してすべて社員に責任を取らせよう、という制度でした。
小泉首相の痛みを伴う改革は支持されました。しかし、結果として、責任を取らされて痛んだのは庶民、お役所はいまのところ逃げ切った感じです。そのツケが、安倍内閣の支持率を押し下げています。
子供達の教育に責任を持つのは1に親、2に教員のはず。でも、どちらも責任回避で子供に好きなようにさせた結果、教育崩壊で責任を取らされたのは子供でした。
社会道徳に責任を持つのは宗教の重要な役目です。宗教だけではありませんが…。しかし、多くの宗教が金儲けに走るだけでなく、権力を得るため政治に奔走したりしています。その結果、日本人一般は宗教に対して背を向けています。
シナ朝鮮から言いがかりを付けられたとき、毅然とした態度を取らずに、村山談話だの河野談話だのとんでもないもので誤魔化しました。無法にも先祖や拉致被害者に責任を押しつけたわけです。
このように、責任は人に押しつける、というのが当たり前の世の中になってしまいました。そして、我々は選挙権のない子孫に責任を押しつけようとしています。
安倍首相に求められるのは、まず行政が財政面で責任を取ること、政府が外交面で責任を取ること、財界が雇用面で責任を取ること、宗教が世俗から手を引いて(政治なぞもってのほか)精神面で責任を取ること、教育界が政治闘争などやめて子供に対して責任を取ることを行わせた上で、庶民に対しても子孫のために責任を取ろう、と呼びかけることではないでしょうか。
難しいなんてものではありません。それはわかって書いています。
「美しい国」「戦後レジ-ム(変な言葉だ)からの脱却」と仰る首相は、「現実は…」としたり顔で逃げるようなことはなさらないでしょう。その言葉で首相になった責任を率先垂範して取って頂けるものと、のんべはまだ期待しています。
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コメント
公明党と手をつないでいる、ってのがちょっと気になりますねぇ。
外国人参政権問題等で強く言えないのはやはり公明党への気兼ねなのでしょうか?
【追記】
柳沢大臣問題でアホな2人を発見しました
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070214i416.htm
↑石原慎太郎氏、安部総理でもやらかしたTBS,全く懲りていません。
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20070214025.html
↑時間とチョコレートの無題使いをするな!
そんなパフォーマンスをするなら口で言え!
投稿: 憲史朗 | 2007年2月15日 (木) 09時06分
この人の発言はさすがだ!と思わせますね。
http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20070214-156687.html
こういう心を持った日本人が増えてくれる事を願います
投稿: 憲史朗 | 2007年2月15日 (木) 19時27分
憲史朗さん
あのおばさん達、以前は石原慎太郎(だったかな)に同じように持っていき送り返されて激怒していましたね。魔女の持ってきたリンゴを食べるのは後で王子様が来ると判っている白雪姫くらいのもんだ…
TBSは今度こそ免許剥奪しないといけません。また署名運動しないかな?
荒川さんとの言葉、いいですね。ワイドショーのテレビディレクター、品のなさが暴露されて赤っ恥です。
投稿: 練馬のんべ | 2007年2月15日 (木) 21時43分