文科相が若手官僚を教壇に派遣?
『教員免許もつ官僚を教壇へ』(NHK)
このニュース、少し前のNHKニュースでやっていたけど他ではあまり報じられていないようですが…と思っていたら、朝日新聞が
『文科省、若手職員に「教員修業」 地方の学校へ派遣』
として報じていますね。ちょっとニュアンスが異なりますが、まあ大差ない。
『文部科学省は、深刻化するいじめの問題や学力の低下などに対応して新たな政策を打ち出すには、教育現場の現状を的確につかむ必要があるとしています。このため、文部科学省は、幹部候補となるいわゆるキャリア官僚らを、ことし4月から1年間、中学校に派遣する取り組みを始めることになりました。派遣するのは20代後半から30代前半で教員免許をもつ数人で、派遣先の中学校でベテランの教員らの指導のもとに教壇に立つほか、クラスの副担任として生徒指導や進路指導などにあたるということです。文部科学省によりますと、キャリア官僚を採用後に都道府県の教育委員会に短期間派遣して研修させる制度はありますが、長期にわたって学校に直接派遣するのは初めてで、結果をみたうえで段階的に派遣する人数を増やしていきたいとしています。』
なんだかなあ。問題のある学校では、校長がそんなことを文科省に知られたらまずい、と受け入れないでしょうから、受け入れる学校は問題の少ないところばかり、しかも受け入れた方では極力問題のないクラスを担当させるでしょうから本当に実態がつかめるのでしょうか?「馬鹿殿」に祭り上げられるだけじゃないでしょうかね。
正面から若い官僚を派遣したところで、隠蔽癖のある海千山千の日教組に太刀打ちできるはずもない。学校の実態を知りたいなら、裏から手を回して調べる、または、間諜を放つくらいでないと無理でしょう。
あ、そうか、既にやっていて状況を掴んでいるのかな。それでめくらましのためにこんなことをするのか、だとすれば納得ですけど…(苦笑)
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