« 社説にはもっとまともな記事を書いてほしい | トップページ | 教育再生会議の第一次報告は立派 »

2007年1月27日 (土)

当たり前が当たり前の世の中はいつのことか…

夕べは何を書いたのかよく覚えていません。ちょっと飲みすぎ…給食費未納に対する批判社説が3紙そろい踏みになっていることを批判したのは覚えていますが、今読み直すと舌足らずもいいところ。

常々思うことは、当たり前が当たり前でない世の中になって久しいなあ、ということ。当たり前に行っているが、

学校なら…

給食費は払う。
(当たり前以前)

生徒も父兄も先生を尊敬する。
(日教組が先生を貶めた。父兄も先生を子供の前で平気で馬鹿にする。子供が悪さをしても個性だなどと逆ギレするなど許せない親もいるそうで、信じたくないが…)

授業は起立・礼・着席から始める。
(なにもしないなど、けじめがない)

授業中は立ち歩かない。
(授業中の早弁は必死に隠れてやるもんだ。)

式典では、国歌と校歌を歌い、国旗と校旗を掲揚する。
(国旗国歌に敬意を払うのは当たり前以前。)

家庭なら…

親は子供を叱る。
(親子は友達ではない。当たり散らすものでもない。)

子供は早く寝かせる。
(子供は早寝するから朝早く目が覚めて親を起こし、親は眠いからもう少し寝ていろ、などと理不尽な怒り方をしたりするものだったが…。)

一般常識なら…

堅気は高利貸にも賭場にも近寄らない。
(サラ金やパチンコが駅前で隆盛を誇るのは異常)

祝日には国旗を掲揚する。
(もちろん、昔から掲揚しない家もあるけど、掲揚する家がごく当たり前にあったもんだ。今やうちの近辺ではのんべ家だけ。もっとも、ハッピーマンデーなど、変な祝日が増えたのも事実。)

元日は不便だ。
(公共交通機関などは別にして、元日はどこもやってない。どこかに遊びに行っても店が開いていなくて往生する、というのが季節感というもの。)

こんなのを書き始めるときりがありません。時代錯誤の頑固オヤジ、と笑うなら笑ってください。

竹島プロジェクト2007参加!

111_2

|

« 社説にはもっとまともな記事を書いてほしい | トップページ | 教育再生会議の第一次報告は立派 »

コメント

給食費滞納についてはこういう報道もあります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070127-00000048-mai-soci
「義務教育やからそんなもん払わなくて良いやろ?」
「誰が休職を出してくれと頼んだ?」と言う人が居るそうです(昨日の朝スバッより)。
でも、打つべき手を打てばキッチリ払ってくれるんですね。

「元日は不便」という御意見がありましたが、今の世の中ではそう感じる人が多いのかもしれません。
「365日24時間フル稼働」状態の世の中ですからね。
私にも年末年始といえば色んな思い出があります。
★小学生の頃、大晦日の夜(日付が変わる=新年を迎える少し前)に当時の実家のスグ近くで大きな火事が起こりました。
大勢の消防士が駆けつける騒ぎ(野次馬も)となりました。
★平成15年の大晦日の朝、私の母親が救急車で病院に運ばれました(詳細は長いので略します)。
手術しても命が助かる保証は無い、と迄言われました。
しかし、何とか助かり、現在も元気に暮らしております。
ちなみに当時の主治医は若い研修医(女医さん)でした。
★平成12年の暮れ、当時「ITバブル」の余波がまだありました。
そんな時期の大晦日に迄私は仕事をしておりました。
「特別手当を出すから・・・」との誘い文句にまんまと釣られました(苦笑)。
入社以来一番お世話になった上司からの誘いでしたので、断る事が出来ませんでした。
でも、当時の私は働ける事に喜びを感じておりましたので、「大晦日の出勤=苦痛」ではありませんでした。

上記のように、消防士、医療関係者を始めとして、年末年始でも休めぬ人も大勢居ます。
その方々が居るからこそ、私達は無事に暮らせているわけです。
その事は忘れてはいけませんね(私も含め)。

投稿: 憲史朗 | 2007年1月27日 (土) 21時05分

憲史朗さん
私は大晦日の出勤はないかな?30日までは普通に働きますが。2000年問題のときは、30日まで目一杯働いて、31日はなんとか休めたけどほっとして39度の熱で寝込んで、元日には気合いで復活してまた出社、とか。
>消防士、医療関係者を始めとして、
>年末年始でも休めぬ人も大勢居ます
そう、大変貴重なご指摘ありがとうございます。警察、電気ガス水道、交通機関…勤務のみなさまへの有り難みを非常に感じる日でもあります。テレビなんかどうでもいいけど。
でも、今やスーパーまで開いているから、季節感なくて悲しい限りです。

投稿: 練馬のんべ | 2007年1月27日 (土) 21時32分

TVと言えば、いつから地上波はこんなにつまらなくなったのでしょうか?
特に年末年始、休日祝日、番組改変期は酷いですね。

年末年始で言えば見る値打ちが有るのはスポーツ(駅伝、孝行サッカー・ラグビー等)位です。
(普段私はスカパー見ています)

先日の「納豆騒動」も他局は他人事みたいに思っているし(特に朝日系)。
こんなんじゃ、皆ネットに走りますよ。

投稿: 憲史朗 | 2007年1月27日 (土) 21時39分

憲史朗さん
以下、独断です。
年始は「箱根駅伝」だけ!
日曜日は「囲碁の時間」と「風林火山」だけ!(最近ホームドラマが続いた大河ドラマも、今回は比較的大河ドラマらしいのでは?)
平日は朝の時計代わりのニュースと、「クインテット」「ピタゴラスイッチ」「にほんごであそぼ」だけ!
(普段は仕事中だから見られませんが…)

投稿: 練馬のんべ | 2007年1月27日 (土) 22時15分

>父兄も先生を子供の前で平気で馬鹿にする。

教師と親の学歴が同じだからだよ、といふ意見もありますね。私はその意見に賛成で、教師は教育学博士と心理学や精神医学の学位がなければ教職に就けないやうな本来の意味での難関にすべきだと思つて居ります(ロリコン変態やイデオロギーキチガイの排除のためにも)。誰でもなれるからダメなんだと思つて居ます。

>風林火山

私は井上靖が描く山本勘介の「殺すぞ殺すぞ」といふ粗暴なキャラクターが好きなんですが、NHKでは原作通りには描けないだらうなあ、といふのが感想(予測)です(笑)。
今はまだ小説の前の段階を描いて居るやうですが、本編突入時はどのやうになることやら・・・。

>ピタゴラスイッチ

DVDが出てますが、面白いですね。

投稿: とよあしはら | 2007年1月29日 (月) 11時15分

とよあしはらさん
確かに親の学歴が上がっているせいはありますね。往々にして親の方がいい学校を出ていたりします。でも、それはそれとして、少なくとも子供の前では、親は先生を立てるのが本当でしょう。

風林火山はそんな感じでしょうね。小説に入るのはまだまだ先でしょう。ピタゴラスイッチ、DVD買ってしまいました。あれは感動ものです。

投稿: 練馬のんべ | 2007年1月29日 (月) 19時31分

さうですね。私は「今日先生に叱られた」と母親に報告する度に「お前が馬鹿だからだ」とよく言はれたものです(笑)。

ところで「ピタゴラ装置」は子供を釘付けにしますね。
発想が素晴らしい。

投稿: とよあしはら | 2007年1月29日 (月) 22時42分

とよあしはらさん
すばらしい、それでこそ親ですね。
ピタゴラ装置をフラッシュにしたこちら、いい雰囲気出しています。http://sidhes.hp.infoseek.co.jp/pitagora1.htm

投稿: 練馬のんべ | 2007年1月29日 (月) 23時46分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 当たり前が当たり前の世の中はいつのことか…:

« 社説にはもっとまともな記事を書いてほしい | トップページ | 教育再生会議の第一次報告は立派 »