五色百人一首はとてもおしゃれ
『いじめ防止に平安の絵詞 「五色百人一首」豪華版を発売』(産経)
教育界では常識なのかも知れませんが、私は初めてこの存在を知りました。百人一首はなにより日本語のリズムを自然に学べます。そんなことはおいても、とにかくこれはいい。
うちでも百人一首は大好き…1/6NHK-BSの百人一首名人戦・クイーン戦には酔いしれました…なのですが、小さな子供達がやるにはいかにも時間がかかります。30枚選んでやる、などしていたのですがいかにも面倒。それでこれが売り出されたと知って、早速昼休みに「奥野かるた店」で購入しました。
なかなかきれいです。もちろん姫ばかり選んでます(笑)
CDは不要とおもいつつ、しずかちゃんに惹かれてついCD付きを買ってしまいました(笑)
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学級崩壊の防止に効果があるとされ、延べ200万人の小中学生が経験している「五色百人一首」の豪華愛蔵版がお目見えする。子供たちの可能性を上手に引き出す指導法で知られる向山洋一氏らの協力を得て、教材の企画・販売などを手がける「エアハウス」(東京都千代田区、中谷内(なかやち)雅之社長)が発売した。「日本の伝統文化を通じてクラスにまとまりが生まれ、ひいてはいじめ防止にもつながる」(中谷内社長)という。(原口和久)
五色百人一首は、25年ほど前に東京都大田区立雪谷小学校の小島光雄校長(当時)が考案。当時、同校の教諭だった向山氏がサークル活動などを通じて全国の教諭に広めていった。現在は、全国各地で五色百人一首の競技大会が開催されるほど普及している。
100枚の札を20枚ずつ5色に分けたのが特徴で、たとえば青い札20枚だけを使うと、3分程度で勝負がつくという。
ルールは通常の百人一首と同じで、児童・生徒が1対1で勝負。教諭が上の句を読み、子供たちは下の句を取る。多くの札を取った方が勝ちとなる。このほか、2人同時に札を取ったときにはジャンケンで決めるなど独自のルールも。
これにより、(1)子供たちに集中力がつく(2)ルールを守るという意識がはぐくまれる(3)教諭と子供たち、子供たち同士のつながりが強くなる-などの効果が表れるという。
実際、授業中に子供たちがおしゃべりをやめないなど、学級崩壊で悩んでいた教諭が五色百人一首を採り入れたことで、クラスにまとまりが出てきたケースもある。
当初、札は手作りで、教諭が必要な分をコピーしていたが、その後、向山氏が社長をつとめる東京教育技術研究所(東京都品川区)が教材として商品化した。
一方、IT関連企業に勤めていた中谷内社長は将棋を通じて知り合った向山氏と共同出資で、一昨年11月に起業。カルタ専門店の奥野かるた店(東京・神田神保町)の協力も得て豪華愛蔵版を製作した。札に描かれている詠み人の肖像画は通常の百人一首と同様の絵で、高級感があるほか、紙も硬く、すぐに破れるようなこともない。
教諭向けに、声優の野村道子さんが音読を担当した読み方レッスン用CDもある。価格は4800円(CD付き5800円)。年間2万~3万個の販売を目指し、初版として4000個を製作。すでに教諭から1000個の注文が寄せられるなど2000個の販売のメドは立っているという。
全国の主要百貨店・書店でも販売される。中谷内社長は「少子化で遊び相手が少ない子供も多い。学校だけでなく家庭でも楽しんでもらいたい」としている。
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