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2006年12月

2006年12月31日 (日)

年末のご挨拶

今日は大晦日。晦日…三(み)十(そ)日の大きなもの、最後の月末です。本来、旧暦では、大の月=丗日だったからみそかでよかったのですが、新暦では31日、「みそひとか」とか「わか」が正しいのかも…ならば、「おおわか」…なんか大馬鹿みたい。やっぱり大晦日だ。

細く長く、でそばを食べるというのもいいですねえ。年末忙しいときに、そばで簡単にすませる(例えば太いうどんだと茹で時間がかかる)というのが起源なんでしょうが(のんべの予想です、あてにしないで下さい)。

さあ、おせちの準備をのんべも手伝うので、今年はこれでおしまいです。みなさま、大変お世話になりました。拝読いただき、いろいろなコメントやTBいただいたこと、まことに有難い限りです。

来年もどうかよろしくお願いします。

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2006年12月30日 (土)

再掲:家族がいちばんが選ぶ十大ニュース

Hinomaru_28 ここ数日、年賀状との格闘で睡眠不足でしたが、つい先ほど出し終わりました。ほっ。
思えば、今年の正月の年賀状は、1月2日の配達が初めて行われたけど、サービスが良くなったのではなく1日に届けられる分が1~3迄の間少しずつ届き、それ以降の分は大幅に遅配でした。公社化されてまわっていないのでしょうか。今回の年賀状はそんなことなければいいのですが。こんなことが続くと年賀状から年賀メールへさらに移行してしまいます。年賀状も大切な文化であり、郵政公社は独占を許されている以上、ちゃんとしてほしいものです。

閑話休題。年末ですので、既に掲載した記事ではありますが、家族がいちばん版の今年の十大ニュースを載せます。

Akishinonomiya_goikka 1.悠仁親王殿下ご誕生、日本中が大喜び
これ以上のニュースがあるはずもありません。ばんざーい。

2.紀子妃殿下のご懐妊により皇室典範論議沈静化
日本中が新宮様への期待で沸き立つと同時に、波動砲のごとき威力で、浅はかな皇室典範「改正」論議や女性・女系天皇論議を吹き飛ばしました。

Yasukuni200608151_1 3.小泉首相、8月15日靖國参拝
5年目にしてついに公約を実現。抵抗勢力による富田メモなどの妨害工作も功を奏せず、中韓はおざなりの抵抗しかできませんでした。当日は26万人が参拝、のんべもその一人です。
(写真は8/15の靖國、のんべ撮影)

Misairu_chakudan 4.北朝鮮、ミサイル連射~核実験実施
ミサイル連射で世界の注目を集めようとしたが今ひとつ注目度が低かったので今度は核実験を敢行。珍しく日本外交が積極的な動きを行いました。日本に「非核4原則」があることまで判明しました…困ったもんです。
(写真は当初発表のミサイルの着弾地点。誤報?情報操作?)

Akkii_1 5.安倍政権発足
本格政権の誕生です。現在はまだそろりそろりとした発進ですが、それでも教育基本法改正、防衛「省」昇格という大きな法改正がなされています。参院選後に本格的に発進する予定でしょうか。
(写真は靖國の売店で売っている晋ちゃんまんじゅうとアッキーラッキークッキー)

Bush_sakie_16.横田早紀江さん、ブッシュ大統領と会談
横田早紀江さんが訪米しブッシュ大統領との会談が実現しました。拉致問題が日本だけの問題でないことが世界中に理解されました。
(写真はブッシュ大統領、早紀江さんと拓也さん、それに瀋陽の日本総領事館にかけこみ、韓国に亡命したキム・ハンミちゃん)

0612190015 7.教育問題が世間の耳目を集める
教育基本法改正を前に、未履修問題やいじめ自殺問題がクローズアップされ、かつてないほど教育問題が注目されました。教育基本法改正による日教組の締め付けが教育正常化への第一歩です。
(愛国教科書?明成社版日本史と、反日教科書!山川詳説日本史を並べました。反日教科書が『「国愛する態度」明記」』を隠しています(苦笑))

Arakawa 8.荒川静香選手イナバウアで金メダル、NHKは日の丸ウィニングランを放映せず
荒川静香選手のイナバウアの舞いは世界を魅了しました。そして荒川選手の美しい日の丸ウィニングラン…をNHKが見事にカット。NHKに対して非難の嵐となりました。見たかったなあ…(まとめブログ

Hyousetsunomon1_4 9.ロシアによる漁船乗組員銃殺・拉致・漁船強奪事件
日本領海内でロシアにより日本漁船乗組員が銃殺、さらに漁船船長が拉致され漁船は没収、身代金を強奪しました。北朝鮮の拉致に匹敵する国家犯罪なのに、日本政府は最初は大騒ぎしたわり に見事なほど竜頭蛇尾(怒)。そのころ、終戦後のソ連による樺太・千島侵略と大虐殺を描いた幻の名作「氷雪の門」が靖國神社遊就館で上映されました。のんべも見に行き大泣きしました。

Megumi1_210.映画「めぐみ」公開
横田家を始めとした拉致被害者家族の戦いのドキュメンタリー映画「めぐみ」が公開され、大きな話題になりました。もちろんのんべも見に行って実に重い気分に…

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2006年12月29日 (金)

可児市/フェミ条例に反対の角議員を応援しよう

以下の記事、趣旨にご賛成の方でしたら、転載でも引用でも大歓迎します。転載・引用元を記載して頂ければ嬉しいですが、記載せずとも結構です。

既に記事にしたとおり、市川市ではジェンダーフリー条例がまともな家族がいちばん条例になりましたが、岐阜県可児市では時代錯誤もいいところのジェンダーフリー条例(このPDF)が制定されようとしているそうです。もののふのこころさんに教わりました。

え、冗談でしょ?とも思いましたが真面目な話のようです。

その中でも、角眞一郎議員という方が孤軍奮闘なさっているようです。応援メッセージを送ったところ、丁寧な返信を頂きました。ブログへの掲載についてもご本人の了承を頂きましたので、要点のみ紹介いたします。

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この条例は、何とかしなければなりませんので頑張ります。
反響の多さ、反対意見の多さを役所に分からせるために、沢山のメールを募っています。可児市役所又は私のところへメールを出していただけるよう、知り合いの皆さんに働きかけてください。
皆さんからのメールが私の力となります。
よろしくお願いいたします。
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ぜひ角議員のHPもご覧下さい。角議員の宛先、条例案の修正案もあります。

ぜひ、応援メッセージ、および、市役所への声を、よろしくお願いします。
(残念ながらパブリックコメントの期間は過ぎていますが、それでもぜひ。)

市役所の宛先は以下の通りです。

gikai-jimu@city.kani.gifu.jp(議会事務局)
sogoseisaku@city.kani.gifu.jp(総合政策課)

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2006年12月28日 (木)

初詣は氏神様と靖國神社へ

Hatumoude_ha_yasukuni_1 そろそろ時季になってきたので再掲します。東京メトロの吊り広告にも、九段下の駅でも見かけました。

初詣は、まず土地の氏神様に詣でると良いそうです。のんべなら練馬区の天祖若宮八幡宮。近所の井草八幡宮と武蔵野八幡宮にもいつもお世話になっています。

氏神様に詣でたら、次はぜひ靖國神社へ。1月2日に、皇居の一般参賀に行き、その足で靖國に行くと一番幸せでしょう。

PS.天皇誕生日にわかりましたが、一般参賀→靖國は結構な運動です。おせちでカロリーオーバーの時には大いにおすすめですが、一杯機嫌のときはちょいとしんどい…(笑)、もちろん酔い覚ましに歩くのが一番のおすすめではありますが、大手町か竹橋に出て東西線で九段下まで行くか、タクシーで行くのもいいですね。

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2006年12月27日 (水)

朝日の看板!コラム「風考計」を惜しむ

朝日サマの看板!コラムの「風考計」が終わってしまうそうです。残念、こんな面白いの滅多にないのに。WILLで「朝日社説はやめろ」と批判されたせいでしょうか。朝日社説だの風考計だのがなくなっては困ります。せっかくの嗤いネタなのに…WILLさん、朝日社説をやめろなんて、即刻撤回して下さい(笑)

最終回だそうですので採り上げてみましょう。

言論の覚悟 ナショナリズムの道具ではない2006年12月25日』

『教育基本法に「愛国心」が盛り込まれ、防衛庁が「省」になることも決まった日の夜だった。
「キミには愛国心がないね」
学校の先生にそうしかられて、落第する夢を見た。
いわく、首相の靖国神社参拝に反対し、中国や韓国に味方したな。
卒業式で国旗掲揚や国歌斉唱に従わなかった教職員の処分を「やりすぎ」だと言って、かばったではないか。
政府が応援するイラク戦争に反対し続け、自衛隊派遣にも異を唱えて隊員の動揺を誘うとは何事か。
自衛隊官舎に反戦ビラを配った者が75日間も勾留(こうりゅう)されたのだから、よからぬ記事を全国に配った罪はもっと大きいぞ、とも言われた。「そんなばかな」と声を上げて目が覚めた。』

よくご存じじゃないですか。でもなんか認識がとーっても甘いですね。こんな記事がありました(笑)
『「騒音おばさん」に懲役1年8カ月の判決 大阪高裁』
このおばさんは、1名に対して大音量でやったのですが、朝日サマは数百万読者にいつもいつも素敵な言説を何年間も垂れ流し続けたんですからねえ…


『月に一度のこのコラムを書いて3年半。41回目の今日でひとまず店じまいとしたいのだが、思えばこの間、社説ともども、小泉前首相や安倍首相らに失礼を書き連ねた。夢でよかったが、世が世なら落第どころか逮捕もされていただろう。』

残念です。続けて頂ければさらに朝日読者の数は減り続けたのに。朝日サマの読者を減らした責任は取らないのですかね。知ってて書いているのだから「背任罪」でしょう。


『「戦争絶滅受合(うけあい)法案」というのを聞いたことがあるだろうか。』

お、でてきましたね(笑)


『条文を要約すれば、戦争の開始から10時間以内に、国家の元首(君主か大統領かを問わない)、その親族、首相や閣僚、国会議員らを「最下級の兵卒として召集し、出来るだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下に実戦に従わしむべし」というものだ。
いまならまずブッシュ大統領に読んでもらいたいが、長谷川如是閑(にょぜかん)がこの法案を雑誌『我等(われら)』で書いたのは1929年のこと。第1次世界大戦からしばらくたち、再び世界がキナ臭くなり始めたころである。』

ブッシュさんですか。将軍サマじゃないわけね。


『デンマークの陸軍大将が起草して各国に配ったという触れ込みだったが、それはカムフラージュの作り話。「元首」と「君主」は伏せ字にしてきわどく検閲をパスした。
それより11年前、日本のシベリア出兵や米騒動をめぐって寺内正毅内閣と激しく対決した大阪朝日新聞は、しばしば「発売禁止」の処分を受けた。さらに政府糾弾の集会を報じたところ、記事にあった「白虹(はっこう)日を貫けり」の表現が皇室の尊厳を冒すとして筆者らが起訴され、新聞は廃刊の瀬戸際に立たされた。ついに大阪朝日は村山龍平社長らが辞職して謝罪し、政府に屈することになる。
これが「白虹事件」である。かつて「天声人語」の筆者でもあった如是閑は、このとき大阪朝日の社会部長だった。言論の敗北に無念を抱きつつ退社して『我等』を創刊したのだ。』

朝日の痛恨事です。これ以来、朝日は政府の走狗となりました。

『こんな古い話を持ち出したのも、いま「言論の自由」のありがたみをつくづく思うからにほかならない。現代の世界でも「発禁」や「ジャーナリスト殺害」のニュースが珍しくない。
しかし、では日本の言論はいま本当に自由なのか。そこには怪しい現実も横たわる。
靖国参拝に反対した経済人や天皇発言を報じた新聞社が、火炎ビンで脅かされる。加藤紘一氏に至っては実家が放火されてしまった。言論の封圧をねらう卑劣な脅しである。
気に入らない言論に、一方的な非難や罵詈雑言(ばりぞうごん)を浴びせる風潮もある。それにいたたまれず、つい発言を控える人々は少なくない。この国にも言論の「不自由」は漂っている。』

朝日サマは数百万読者に対して一方的に言説を垂れ流すことができます。それに対する反論を朝日新聞にドンドン載せるというのなら、言論の自由を宣言することができるでしょう。自分だけ言いたい放題、相手には言わせない、という新聞が「言論の自由」を主張するとは…。自らは絶対正しく反論などされるはずがない、と思っているから、ほんの少し反論されたら「一方的な非難や罵詈雑言」と言うわけですね。これこそが「言論封殺」ではないのですかね。

『私はといえば、ある「夢想」が標的になった。竹島をめぐって日韓の争いが再燃していた折、このコラムで「いっそのこと島を韓国に譲ってしまったら、と夢想する」と書いた(05年3月27日)。島を「友情島」と呼ぶこととし、日韓新時代のシンボルにできないか、と夢見てのことである。
だが、領土を譲るなどとは夢にも口にすべきでない。一部の雑誌やインターネット、街宣車のスピーカーなどでそう言われ、「国賊」「売国」「腹を切れ」などの言葉を浴びた。
もとより波紋は覚悟の夢想だから批判はあって当然だが、「砂の一粒まで絶対に譲れないのが領土主権というもの」などと言われると疑問がわく。では100年ほど前、力ずくで日本に併合された韓国の主権はどうなのか。小さな無人島と違い、一つの国がのみ込まれた主権の問題はどうなのか。』

はあ。ブログやミニコミならともかく、数百万読者を有する日本を代表する?新聞が書くべきことでしょうかね。

『実は、私の夢想には陰の意図もあった。日本とはこんな言論も許される多様性の社会だと、韓国の人々に示したかったのだ。実際、記事には国内から多くの共感や激励も寄せられ、決して非難一色ではなかった。』

ほう。さすが、朝日読者の中には朝日歌壇でよくわかるように意識がとても高い方もごく一部いらっしゃるようです。(笑)

『韓国ではこうはいかない。論争好きなこの国も、こと独島(竹島)となると一つになって燃えるからだ。』

仰せの通り。珍しく意見一致。

『そう思っていたら、最近、発想の軟らかな若手学者が出てきた。東大助教授の玄大松(ヒョン・デソン)氏は『領土ナショナリズムの誕生』(ミネルヴァ書房)で竹島をめぐる韓国の過剰なナショナリズムを戒め、世宗大教授の朴裕河(パク・ユハ)氏は『和解のために』(平凡社)で竹島の「共同統治」を唱えた。
どちらも日韓双方の主張を公平に紹介・分析しているが、これが韓国でいかに勇気のいることか。新たな言論の登場に一つの希望を見たい。』

わずかにでも日本よりの言説が勇気がいる、というのはおおいに賛成。でも、「共同統治」で「公平」とは、さすがは友情島の若宮大先生。

『日本でも、外国の主張に耳を傾けるだけで「どこの国の新聞か」と言われることがある。冗談ではない。いくら日本の幸せを祈ろうと、新聞が身びいきばかりになり、狭い視野で国益を考えたらどうなるか。それは、かつて競うように軍国日本への愛国心をあおった新聞の、重い教訓ではないか。』

はあ?ずいぶんまた論理が飛んでいらっしゃること。軍国を一番煽ったのがどこの新聞だか、若宮大先生はご存じないらしい。

『満州へ中国へと領土的野心を広げていく日本を戒め、「一切を棄つるの覚悟」を求め続けた石橋湛山の主張(東洋経済新報の社説)は、あの時代、「どこの国の新聞か」といわれた。だが、どちらが正しかったか。』

繰り返します、その頃の朝日サマはどうだったんですか。それを書かないのを「卑怯」といいます。

『最近では、イラク戦争の旗を振った米国のメディアが次々に反省を迫られた。笑って見てはいられない。
だからこそ、自国のことも外国のことも、できるだけ自由な立場で論じたい。ジャーナリズムはナショナリズムの道具ではないのだ。』

自由、ねえ。中韓の走狗の立場が「自由」ねえ。うん、それこそが「自由」ですね。勉強になりました。(笑)

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2006年12月26日 (火)

従軍慰安婦だの河野談話だの、亡霊は早く退治を!

自民有志が従軍慰安婦問題の検証を開始へ(asahi.com)

『自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(中山成彬会長)は22日、従軍慰安婦問題を検証する小委員会(中山泰秀小委員長)を立ち上げ、来春までに検証結果をまとめて政府に提言する方針を決めた。今後、学識経験者らと合同でプロジェクトチームを作り、検証活動を行うことも検討する。

また、中山泰秀小委員長は93年に当時の河野洋平官房長官が軍の関与と「強制性」を認めた「河野談話」について、私見としたうえで「本当に正しいか疑問を抱いている議員がたくさんいる。否定でなく今の官房長官に新しい談話を発表してもらう方が進歩的だ」と述べ、河野談話の検証も行いたいとする意向を明らかにした。』

まともな動きで何よりです。河野談話だの村山談話だの、訳の分からないものが亡霊のように残っているのに、安倍首相は当初の様子見的な態度から動いていません。自民党有志にまずは外堀を埋めさせようという作戦、なかなかと思います。(安倍首相が動かないので中山氏らが業を煮やしたのかもしれませんが…)

この問題などで、安倍首相は、保守派に不満を持たせて朝日を安心させています。それは、肩すかしを食らわせておき、中共にも一応余計な口出しをさせずに、さりげなく?重要な教育基本法改正と防衛「省」昇格を行うためだったのでしょうか。なかなかの狸なのかも知れませんが、この提言がまとまって来たら、きっちり始動してもらいたいと思います。

PS.本ブログのテーマからは外れますが…
理屈だけ言えば、本間税調会長の間抜け不祥事など全然大したことはありません。もちろん感情的には誠に不愉快な話に決まっており、安倍首相側は当然さっさと辞めさせるべきで、あれで支持率を落としたのは間抜けな話でした。
それより、福井日銀総裁、未だに居座っているのはとんでもないこと。究極のインサイダー取引をしておいて、当時の内規違反ではなかった、など許される話ではありません。マスコミも、この問題は庶民の嫉妬心を煽る報道が殆どでしたが、もう忘れてしまったのでしょうかね。

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2006年12月25日 (月)

マイホームパパがかっこいい?!

マイホームパパがかっこいい 男性誌に広がる家庭志向』(SankeiWebより)

マイホームパパがかっこいいとは私は決して思いません。基本的に子育てとかっこよさというのは矛盾するものでしょう。私は誰がなんと言おうが知ったことではないので全然苦にならないのですが…

でも、お父さんがかっこよく?!育児協力することで、お母さんがご機嫌に元気に育児できるのだったらそれはまたよし。少しでも(特に専業主婦の)お母さん方が元気でいられることが、少子化防止につながるものと思います。

流行でなく、当たり前に定着してくれればいいんですけどね。

---------以下、引用--------
 ■男性誌に広がる家庭志向 有名人も“お手本”

 最近、家族の絆(きずな)に焦点をあてた男性誌が目立つ。洗練されたファッショングラビアの中に妻や子供が登場し、ちらりと生活感がのぞく。実生活とも重なるリアルさが30~40代を中心に共感を呼ぶようだ。(津川綾子)

 □家族で食事

 「家族で一緒に食事をしよう!」-。男性ファッション誌「OCEANS(オーシャンズ)」に先月、こんな文言が踊った。家族で楽しく食事をすることで、非行から子供を守ろうと全米で展開されている「ファミリーデー」運動を、同誌を発行する「インターナショナル・ラグジュアリー・メディア(ILM)」が日本で推進していく、そう宣言したものだ。

 毎号、家族の幸せな光景が表紙を飾り、ページを繰れば洗練されたファッションに身を包んだパパが、じゃれつく娘の頭をなでている。同誌はスタイリッシュな中にも温かな家族の空気を盛り込んだファッション誌としてはパイオニア的存在だ。読者の8割は既婚で、そのうち8割に子供がいる。

 編集長の大久保清彦さんは「ちょいワル」ブームを巻き起こした「レオン」の元副編集長。「木村拓哉やブラッド・ピット…、男性が憧(あこが)れる30代、40代は子供がいて家族がいて、それが自然でスタイリッシュ。家族を隠して彼女とデートするより、おしゃれをして家族でどこかにでかける。男性の『かっこいい』の基準が変わってきた」と話す。

 ちなみに大久保編集長は「●(=黒ハート)」マークが大好きだという。「純愛小説がはやったり、トップブランドがチャリティーに熱心だったり。『ラブ』が時代のテーマだからこそ、家族を意識するのだと思う」とも。

 来年4月の創刊1周年記念イベント「オーシャンズ ファミリーラウンジ ウィズ ラブ」では、ファミリーデー関連のイベントも予定。「ファミリーデー」運動のコミュニケーションディレクターで、ファッションジャーナリストの伊藤操さんは「こんな忙しい世の中だからこそ、食事の場で家族がコミュニケーションを取ることが大切。地味な活動ですが、『オーシャンズ』を中心にILMが発行する各誌で今後、推進していきたい」。

 □ママも喜ぶ

 「差がつくバギー選び」「男の育児」-。テーマは育児だが骨太な見出しが表紙に踊る。今月創刊した新雑誌「FQ JAPAN(エフキュージャパン)」だ。FQは「ファーザーズ クオータリー」で、直訳すればパパ向け季刊誌だ。

 「男性の育児はかっこいいというより、当たり前という時代。一方で、興味はあるけど育児は恥ずかしいと躊躇(ちゅうちょ)する男性もまだ多いのが現実です。だからこそ気軽に手に取れて楽しめる、スタイリッシュな育児の情報誌を作りたかった」と清水朋宏編集長は話す。通勤電車でひよこが表紙の育児雑誌を広げるのはためらう男性も、ジョニー・デップが表紙なら平気だ。

 車やファッションと同様に育児グッズもセンスよく紹介。男性ならではの知的好奇心をくすぐる。また、ジョニー・デップが「夢みたいにすばらしい子供たち」との暮らしを披露し、ミュージシャンの布袋寅泰が娘の前でサンタの格好をしたり、藤井フミヤが「仕事は子育ての次」と堂々と育児を語るインタビューも充実している。

 一方で「キッザニア東京」や「こどもの城」(ともに東京)など、母親向け雑誌では常連でも男性誌にはなじみのない遊びのスポットも紹介。「子供を外に連れ出すのは父親のほうが得意。父子が遊べばプライベートな時間をママにプレゼントすることもできる」(清水編集長)。この雑誌、読者の7割は男性だが、妻が夫に買って渡すケースも目立つという。

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2006年12月24日 (日)

昨日は昭和殉難者処刑の日

昨日は奉祝の記事だけにしたかったので、記事掲載を1日ずらしました。

1948年12月23日、当時の皇太子殿下(今の天皇陛下)のお誕生日にあわせて巣鴨プリズンで7名のいわゆる「A級戦犯」が絞首刑に処せられました。明らかに単なる復讐劇。なお、判決は1946年4月29日、もちろん昭和天皇陛下のお誕生日…。

昨日、靖國に参拝したのはその意味でも意義のあることでした。二礼二拍一礼。

板垣征四郎命 - 軍人、陸相(近衛内閣・平沼内閣)
木村兵太郎命 - 軍人、ビルマ方面軍司令官、陸軍次官(東條内閣)
土肥原賢二命 - 軍人、奉天特務機関長、第12方面軍司令官
東條英機命 - 軍人、第40代内閣総理大臣
武藤章命 - 軍人、第14方面軍参謀長(フィリピン)
松井石根命 - 軍人、中支那方面軍司令官(南京攻略時)
広田弘毅命 - 文人、第32代内閣総理大臣

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2006年12月23日 (土)

天長節、一般参賀に行きました

一般参賀に初めて行ってきました。永年の念願、ついに叶う!(時間はおよそ)

10:30、東京駅に着くと案内放送をしていました。二重橋門方向を目指して出発。途中、右翼の街宣車がわんさ駐車しています。土日は駐車禁止区域ではないのかも知れませんが、あまり見ていて嬉しいものではありません。来てもいいけど、公共交通機関で来いよ…

10:40、皇居前広場に着くと人が多いこと。紙の小旗を感謝して受け取ります。

10:45、手荷物検査とボディーチェック。私の手荷物はカメラとペットボトルのお茶と替えの電池くらいですが、皇居内は当然飲食禁止、電池も出さないように、との注意を受け、いよいよ入城。

20061223_nijuubashimon 10:50、皇居正門(二重橋門)をくぐります。普段は固く閉じられているのでここに入るの初めて、嬉しい!皇宮警察が格好良い!

20061223_kouguu1 10:55、長和殿前に到着。初めて見ました目の前で見ました、さすがに立派です。参賀のみなさんもたくさん集まっています。もちろん、みなさん手には小旗。中には大きな国旗やのぼりを持ってきている人もいます。

20061223_houdou1 後ろを見るとマスコミ各社とおぼしきのカメラの列。すごいなあ。これだけ専門家がいれば陛下・殿下の立派なお写真が撮れるでしょうから、しばらく私はカメラを仕舞いましょう。

2006122304920246jijpsociview001 11:05、天皇皇后両陛下、皇太子同妃両殿下、秋篠宮同妃両殿下が長和殿ベランダにおでましになられました。参賀に集まったみなさま、もちろん私も、一斉に小旗を振ります。天皇陛下ばんざーいの声も聞こえます。ばんざーい。なお、この写真は時事通信のものです。ばんざーい。ばんざーい。陛下が最初に手を振って私たちに応えられて、心温まるお言葉があり、最後に両陛下と各殿下みんなで手を振っていらっしゃいました。ばんざーい。ばんざーい。ばんざーい。

11:10?(時計みていません)、両陛下、各殿下が退場なさいました。私たち参賀の参集者も解散。出口を目指します。

11:20?、売店で皇室カレンダーを買いました。

20061223_kitakikyou 11:25、北桔梗門より退出。皇居の中でも一番端の門なので遠い。でもここから出て歩道橋を渡ればもう北の丸公園。なお、歩道橋からは、お堀がきれいに見えますが、反日新聞、もとい、毎日新聞本社がよく見えます。皇居平川門前の素晴らしい場所にありながらあの反日ぶり、失礼千万です。

20061223_yskn1 11:40、北の丸公園を経由して靖國神社に到着。少し前に憲史朗さんに、初詣にこだわることはない、という意見を頂き、私も納め参りをすれば良い年を迎えられる、と言っていますので、こんな絶好の機会、当然参拝です。また右翼の街宣車が一杯いるのがめでたくない。公共交通機関で来ましょう!靖國神社ではまだ銀杏が散りきっていません。この分だと初詣に銀杏の黄葉が見られるかも?!

20061223_yskn2 靖國は初詣準備万端、というところでした。
遊就館に寄り、かついちさんおすすめの「昭和天皇の学ばれた教育勅語」(杉浦重剛著、勉誠出版)を買って帰りました。

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天長節おめでとうございます!

03ph72_1 今日は天長節、今上天皇陛下のお誕生日。おめでとうございます。

戦後の復興から繁栄の歩みはまさに陛下の歩みと重なります。我々国民のために、天皇皇后両陛下は大変なご苦労をなさっていらっしゃいます。(写真は宮内庁HPより)

Hinomaru_30 いつまでもお元気でいらっしゃいますように。天皇皇后両陛下、ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい!

この佳き日、風邪でもひかないかぎり、ぜひ一般参賀に行きたいと思っています。その報告は後で。

---------以下、宮内庁ホームページより-------
天皇陛下のお誕生日に際しての記者会見の内容とこの1年のご動静

1 会見年月日: 平成18年12月20日
2 会見場所 : 宮殿 石橋の間

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記者会見をなさる天皇陛下

問1
秋篠宮ご夫妻に,皇室にとって41年ぶりの親王となる悠仁様が誕生されました。紀子様のご懐妊を聞かれたときの陛下のお気持ちは,どのようなものだったでしょうか。また出産までの10か月間,紀子様をどのような思いで見守られたでしょうか。悠仁様と初めて対面されましたときのお気持ちや参内された際のご様子,男のお孫様としての教育のあり方についても,あわせてお聞かせください。 

天皇陛下
十分にお答えができないといけないと思いますので,書いてきたものを読みながらお答えしたいと思います。問に従って十分にお答えができるよう紙にまとめましたので,それに従ってお話したいと思います。
懐妊の兆候があることは聞いていましたが,安心な状況というばかりの話ではなかったので,検査の結果順調に懐妊しているということを宮殿で侍従長から聞いた時には本当にうれしく感じました。その後,秋篠宮妃には,つわりや大出血の可能性のある前置胎盤の症状が生じましたが,それを乗り越え,無事悠仁を出産することができました。秋篠宮妃には喜びと共に心配や苦労の多い日々であったと思います。予定日より早い帝王切開での出産でしたが,初めて会った時には立派な新生児だと感じました。出産に携わった関係者の尽力に深く感謝しています。また,大勢の人々が悠仁の誕生を祝ってくれたことも心に残ることでした。悠仁の生まれたとき滞在していた北海道を始め,その後訪れた各地の道々で,多くの人々が笑顔でお祝いの言葉を述べてくれました。
最近の悠仁の様子として目に浮かぶのは,私の近くでじっとこちらを見つめているときの顔です。
教育の在り方についての質問ですが,今は秋篠宮,同妃,眞子,佳子の2人の姉に愛情深く育てられていくことが大切だと思います。15歳になった眞子は,今年1年非常に頼もしく成長したように感じています。きっと眞子,佳子が悠仁の良き姉として,両親を助けていくことと思います。

問2
二つ目の質問をさせていただきます。皇太子ご一家はこの夏,雅子様のご療養を兼ねてオランダを訪問されました。陛下は海外でのご静養についてどのようにお考えでしょうか。また,その後の雅子様のご回復の様子や,幼稚園生活を始められた愛子様のご成長など,皇太子ご一家へ寄せられる思いも,あわせてお聞かせください。 

天皇陛下
この度のオランダでの静養については,医師団がそれを評価しており,皇太子夫妻も喜んでいたので,良かったと思っています。皇太子一家を丁重におもてなしいただいたベアトリックス女王陛下並びにウィレム・アレクサンダー皇太子,同妃両殿下に対し,深く感謝しています。
最近の愛子の様子については,皇太子妃の誕生日の夕食後,愛子が皇后と秋篠宮妃と相撲の双六(すごろく)で遊びましたが,とても楽しそうで生き生きとしていたことが印象に残っています。ただ残念なことは,愛子は幼稚園生活を始めたばかりで,風邪を引くことも多く,私どもと会う機会が少ないことです。いずれは会う機会も増えて,うち解けて話をするようになることを楽しみにしています。
皇太子妃の健康の速やかな回復を念じていますが,身近に接している皇太子の話から良い方向に向かっていると聞き,喜んでいます。健康を第一に考えて生活していくことを願っています。

問3
今年は,いじめや自殺,虐待など,子供たちをとりまく環境の厳しさがクローズアップされ,夏には故富田朝彦・元宮内庁長官が残した昭和天皇の発言に関するメモが明らかになり,靖国神社をめぐって様々な議論が起きた年でした。子供たちを取り巻く環境についてと,戦没者追悼について,どのようにお考えかお聞かせください。 

天皇陛下
今年は子供のいじめや自殺,虐待など悲しい事件に多く接した年でした。子供を失った親の気持ち,いじめにあった子供の気持ちを察すると誠に心が痛みます。
このようなことをできうる限り防ぐために,親,子,先生が互いに信頼し合う関係を築いていくことが大切であり,子供たちが自分の立場と共に他人の立場にも立って,物事を考える習慣を身につけて育つように,親や先生が助けていくことが重要と思います。近年,生徒が高齢者や障害者との交流やボランティア活動に取り組み,様々な立場の人々に対する理解を深める機会を作っている学校が多くなっていることは心強いことです。私はこういう面に今日の教育の明るい兆しを感じています。
戦没者の追悼は極めて大切なことと考えています。先の大戦では310万人の日本人が亡くなりましたが,毎年8月15日にはこれらの戦陣に散り,戦禍に倒れた人々のことに思いを致し,全国戦没者追悼式に臨んでいます。戦闘に携わった人々も,戦闘に携わらなかった人々も,国や国民のことを思い,力を尽くして戦い,あるいは働き,亡くなった人々であり,今日の日本がその人々の犠牲の上に築かれていることを決して忘れてはならないと思います。
私どもは今までに,軍人と民間人合わせて18万6千人以上の人々が亡くなった沖縄県や,2万2千人近くの軍人が亡くなった硫黄島,そして昨年の戦後60年に当たっては,軍人と民間人合わせて約5万5千人の人々が亡くなったサイパン島を追悼の気持ちを込めて訪れました。救援の手が及ばない孤立した状態で,食糧や水も欠乏し,死者や負傷者の続出する中で,特に硫黄島では地熱に悩まされつつ,敵の攻撃に耐えて戦ってきた人々の気持ちはいかばかりであったか,言葉に言い表せないものを感じています。また原子爆弾を受けた広島市と長崎市は,熱風と放射能により,広島市ではその年のうちに約14万人,長崎市では約7万人が亡くなりました。生き残った人々も後遺症に悩み,また受けた放射能により,いつ病に襲われるか分からない不安を抱いて過ごさねばなりませんでした。
戦後に生まれた人々が年々多くなってくる今日,戦没者を追悼することは自分たちの生まれる前の世代の人々がいかなる世界,社会に生きてきたかを理解することになり,世界や日本の過去の歴史を顧みる一つの機会となることと思います。過去のような戦争の惨禍が二度と起こらないよう,戦争や戦没者のことが,戦争を直接知らない世代の人々に正しく伝えられていくことを心から願っています。

関連質問
3問目の戦没者追悼についてのお話しに関連しまして,追悼の気持ちあるいは追悼の形について昭和天皇とお話し合いになったことで何か印象に残っていること,あるいは昭和天皇から伝えられたことといいますか,そのようなご記憶にありましたらお聞かせいただければ幸いです。 
天皇陛下
追悼のことについては伺ったことはありません。 

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この1年のご動静

 陛下はこの1年も,宮殿において,ほぼ毎週2回国事行為にかかわるご執務を行われ,内閣よりの上奏書類等にご署名やご押印をなさった数は1052件に上りました。その外,宮殿では,恒例の講書始の儀及び歌会始の儀にご臨席になり,親任式(内閣総理大臣及び最高裁判所長官),認証官任命式(96名),信任状捧呈式(30名),勲章親授式,さらに,勲章・褒章受章者,医療功労者,矯正職員,優良公民館代表,自衛隊統合幕僚幹部などの拝謁,内閣,最高裁判所・高等裁判所長官,検事総長・検事長,知事等との午餐,文化勲章受章者及び文化功労者,第20回オリンピック冬季競技大会入賞選手及びトリノパラリンピック冬季競技大会入賞選手等とのお茶,国際緊急援助隊員,国際平和協力隊員,テロ対策特措法及びイラク人道復興支援特措法に基づき派遣された自衛隊員並びに在サマーワ外務省連絡事務所職員,日本青年海外派遣団員,人事院総裁賞受賞者のご接見などを含む多くの行事に臨まれたほか,日本銀行総裁,各省庁事務次官等のご進講をお受けになりました。
 外国との関係では,11月にインドネシア大統領夫妻を国賓として宮殿にお迎えになり,歓迎式典に臨まれ,宮中晩餐を催されました。今回,迎賓館が改修工事のため,歓迎式典が初めて宮殿にて行われました。また,第4回日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議に出席する15か国の首脳及び代表夫妻等を茶会に,公式実務訪問で来日したマラウイ大統領,サウジアラビア皇太子殿下,カメルーン大統領夫妻,エルサルバドル大統領夫妻を午餐に,またアゼルバイジャン大統領夫妻始め外国の元首,三権の長さらに国際連合事務総長等の賓客を宮殿にてご接遇になりました。その外,新任の外国大使夫妻をお茶に,日本滞在が3年を超える外国大使夫妻を午餐にお招きになり,離任する外国大使夫妻をご引見になっています。
 御所では,恒例の日本学士院会員,日本芸術院会員,青年海外協力隊帰国隊員・日系社会青年ボランティア帰国隊員,シニア海外ボランティア・日系社会シニア・ボランティア,国際交流基金賞及び同奨励賞受賞者等とのご懇談やご接見がありました。また,内閣総理大臣,最高裁判所長官の交代に当たり,それぞれを夫妻でご夕餐にお招きになりました。5月には,2006年FIFAワールドカップ・ドイツ大会出場に当たり,日本サッカー協会キャプテン等を御所にてご接見になったほか,ヨルダン国王アブドッラー王妃両陛下,タイ王女シリントン殿下始め外国王族の方々をおもてなしになりました。さらに,外務省総合外交政策局長によるご進講を始め各種行事に関する事前のご説明等をお受けになりました。

 都内では,国会開会式,全国戦没者追悼式を始め,日本国際賞及び国際生物学賞の授賞式,国連加盟50周年記念式典等にご臨席になり,お言葉をお述べになったほか,日本芸術院賞,日本学士院賞の授賞式にもご臨席になりました。
 また,東京大学大学院理学系研究科附属植物園(小石川植物園),国営昭和記念公園及び昭和天皇記念館,再興第91回日本美術院展覧会及び第91回二科美術展覧会へのお出まし,毎年行われている企業ご視察など,都内行事等へのお出ましがありました。
 こどもの日,敬老の日,障害者週間に当たっては,例年のとおり,それぞれの関係施設をご訪問になり,入所者及び関係者をお励ましになりました。
 両陛下は,本年3月,三宅島噴火災害による全島避難から帰島後1年を迎えた島内状況ご視察のため,ヘリコプターで三宅島をご訪問になりました。現地では,阿古漁港,高齢者在宅サービス支援センターをご訪問になり,村役場にて復興尽力者をねぎらわれ,住民とご懇談になりました。

 地方行幸啓は,1道8県にわたり,この1年間でご訪問になった市町村は14市10町1村でした。天皇陛下は,第57回全国植樹祭(岐阜県),本年より夏季及び秋季大会を統合して開催されることになった第61回国民体育大会(兵庫県),第26回全国豊かな海づくり大会(佐賀県),札幌市において開催された第16回国際顕微鏡学会議記念式典にご臨席になり,お言葉をお述べになったほか,レセプション等にご出席になりました。その機会に,北海道においては,長年心に掛けてこられたえりも岬植林地緑化事業など地方の事情をご視察になったほか,各地で福祉施設,文化施設などをご訪問になりました。また,10月には埼玉県和光市の独立行政法人理化学研究所をご視察になりました。

 天皇陛下は本年6月,皇后陛下とご一緒にシンガポール,タイをご訪問になり,その際マレーシアにお立ち寄りになりました。
 本年は我が国とシンガポールの外交関係樹立40周年の年に当たり,両陛下は国賓として各種の公式行事にご出席になり,現地の人々との交流にお努めになりました。
 タイでは,国王陛下御即位60年慶祝儀式を始め多くの行事に臨まれ,タイを始め各国王族とのご親交を深められました。両陛下の真摯(しんし)なお人柄に触れ,タイ国民が深い感銘を受けたことを現地の新聞が報道しています。
 マレーシアでは平成3年にご訪問の折,山林火災による悪天候のため中止をやむなくされたペラ州をほとんど当時のご日程どおりに訪問され,当時国王陛下であられたアズラン・シャー・ペラ州スルタン殿下を始め現地の人々の歓迎をお受けになりました。またクアラルンプールでは,昨年3月に国賓として訪日されたサイド・シラジュディン国王王妃両陛下とご会食になりました。

 天皇陛下は例年のとおり,生物学御研究所の田で種籾(たねもみ)のお手まき,お田植え,お手刈りをなさいました。新嘗祭には,お手刈りになった水稲の一部を別途お育てになった粟と共にお供えになり,神嘗祭に際しては,お手植えになった根付きの稲を神宮にお供えになりました。

 宮中祭祀は,恒例の祭典のほか,桓武天皇1200年式年祭など祭祀35回にお出ましになりました。また本年は大正天皇崩御80年の年に当たり,多摩陵,多摩東陵をご参拝になりました。

 本年の勤労奉仕団,賢所勤労奉仕団,献穀者ご会釈は58回ありました。

 9月6日,天皇陛下は皇后陛下とご一緒に北海道行幸啓のところ,秋篠宮家に親王殿下がご誕生になりました。両陛下は,皇孫殿下のご誕生をお喜びになり,北海道よりお帰りの翌日,病院に秋篠宮妃殿下をお見舞いになり,新宮様とご対面になりました。11月14日には,悠仁親王殿下が初御参内になりました。
 11月11日,愛子内親王殿下の着袴の儀が行われ,両陛下はご挨拶をお受けになったほか,東宮御所での祝宴にご出席になりました。

 陛下は,お忙しいご公務の合間にハゼのご研究をお続けになっておられます。本年は,5月に横須賀市で開かれたGORI(ハゼ類の地方名)研究会年会に21年振りに,また,10月には,静岡市で開かれた日本魚類学会年会に6年振りにご出席になりました。

 両陛下は4月,皇居内生物の追加調査結果について,国立科学博物館関係者等から報告をお受けになりました。これは,皇居の自然に関して,西暦2000年(平成12年)における皇居内の生物について正確な記録を残し,その後の経年変化などを把握することが望ましいと願われた天皇陛下のお気持ちが発端となり,西暦1996年(平成8年)より,100名を超える人が携わって国立科学博物館による詳細な生物調査が実施され,西暦2000年(平成12年)12月にその調査結果が発表されており,又動物についてはその後も追跡調査が行われ,西暦2006年(平成18年)3月に更にその後の5年間の追跡調査結果がまとめられたものです。西暦2007年(平成19年)から新たに「みどりの月間」が設けられることとなった機会に,こうした成果を国民と分かち合いたいという両陛下のお考えを踏まえ,この度この皇居吹上御苑において自然観察会が開催されることになりました。

 天皇陛下は,前立腺摘出手術後,引き続きホルモン療法を受けておられますが,ご健康維持のため,早朝にはご散策をされ,御所と宮殿との往復はなるべくご徒歩でなさり,ご公務のない週末や休日にはテニスなどのご運動に努めていらっしゃいます。

 天皇陛下は12月23日,73歳のお誕生日をお迎えになります。
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2006年12月22日 (金)

2035年以降、日本人100万人ずつ毎年減少?!

産経も読売も一面トップです。社説も読売朝日毎日そろい踏み。仲の良いことで。

こんなのは、「中位推計」のさじ加減だけの話です。過去、「中位推計」が当たった試しがなく、常に低位推計の数字に近いところで推移しています。今回ばかりはやや低位推計に近い数字を示して世間の様子を見た、というところでしょう。

厚生労働省が年金破綻は自分たちのせいではなく人口減少社会になったからなんだよ、という言い訳づくりは明らか。100年安心からわずか数年でこの有様。年金制度の見直しがまた大騒ぎして行われるのでしょうが、こんどこそ低位推計に近い数字を元にしてまともな議論をしてほしいものです。既得権にも切り込まざる得ないし、役人天国も潰さないことにはなにもできません。

少子化対策は、既に何度も話題にしているので多くは記載しません。一連の記事をご覧頂ければ幸いですが、簡単に書くと、

<家族を大切にしよう>
・伝統的な家族を大事にする政策

<専業主婦ばんざい>
・子育て期の女性が安心して専業主婦でいられる政策
・子育て後の女性が会社に復帰できる仕組みづくり

<若者が安心して結婚できるように>
・若者が正社員として就職できる政策
・若者を超長時間労働から解放する政策
・テレビで素晴らしい結婚子育てドラマを!

<子供を作らせない教育を是正せよ>
・フェミ教育の撲滅

--------産経新聞より----------------
2035年以降、日本人100万人ずつ毎年減少 人口推計発表

厚生労働省は20日、社会保障審議会の人口部会を開き、合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の平均数の推計値)が、中位推計(最も実現性が高いとみられる推計)で、2055年に1.26になるとした新たな将来人口推計を発表した。前回推計では1.39まで回復するとしていたが、晩婚・晩産化が進み大幅に下方修正した。人口は加速度的に減り続け30年後の2035年に減少幅が年間100万人を突破。以降もほぼ同じペースで減る深刻な人口減少社会が到来するという。

 将来人口推計は2002年1月以来約5年ぶりの見直し。同推計によると、少子化の指標となる合計特殊出生率(中位推計)は2013年に底を打った後、やや上昇するものの、前回推計値を大きく下回る水準で推移し、2055年には1.264となる。

「香川県規模、年1つ消滅」

合計特殊出生率が多少回復しても、子供を産める年齢に達する女性の数そのものが減少していくため、生まれる子供数は減り続ける。昨年実績は106万人だったが、2055年には約4割の45万7000人にまで急落する。

日本は昨年、予想より2年早く人口減少社会に突入したが、出生数から死亡数を引いた人口増減は今後もマイナスが続き人口減少に歯止めがかからない。しかも減少幅は加速度的に広がり、2035年には100万人の大台を突破。以降も毎年100万~110万人減少し続ける。人口数でみると、香川県や和歌山県規模の都道府県が毎年1つ消滅する計算だ。

 総人口も昨年の1億2777万人から年々減り2046年には、前回推計より5年早く1億人を割り込む。2055年には8993万人にまで下落する。100年後の2105年も参考値として示されたが、4459万人という衝撃的な数字となった。

 一方、少子高齢化が一層進み、2055年の日本人の平均寿命は、2005年よりも約5歳伸びて「男性83.67歳、女性90.34歳」となる。この結果、総人口に占める65歳以上の割合は現水準の2倍の40.5%にまで膨らみ、「5人に2人が高齢者」という極めていびつな年齢構成の社会が訪れる。

 ■将来人口推計 向こう50年間の人口がどうなるかの予測。国勢調査の結果をもとに厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が5年に1度見直して発表する。社会保障政策のほか、交通・住宅需要といった国土計画などに活用される。

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2006年12月21日 (木)

どうでもいいけど面白い!

本ブログで時々行っている朝日サマや毎日サンの社説批判。でも、こんなのもあったのですねえ。産経の記事、大笑いしたので転載します。産経新聞に座布団十枚!

-------産経新聞より----------
ひっそりと盛り上がる「ブログ流行語大賞」

 もう年の瀬。世間で流行語大賞が話題に上る中、ネットでも「ブログ界流行語大賞」なる試みがひっそりと盛り上がっている。同業者として気になるのは新聞発のフレーズだが、今年はなかなかの豊作のようだ。

 まずはポエム系。昨年末のJR羽越線脱線事故についての毎日新聞社説のむちゃな批判「風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ」。厳密に言えば昨年の話なのだが、社説という場で期せずして生まれたポエジーは今でも評価が高い。朝日新聞10月18日付の天声人語「ここはどこだろう、まっくらだ」も一応話題とはなったが、狙いすました直球のポエムゆえか人気はいまひとつ。やはり味は養殖モノより天然モノか。

 アクロバット系とでも称すべき一群の記事もある。塾帰りの女の子が刺されるという痛ましい話から突然「安倍晋三首相が所信表明演説したのも先月末だった」とのオチをつけた東京新聞コラムや、朝日新聞のファッション記事の唐突な結び「そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところだが」。「それにつけても金の欲しさよ」という万能の下の句を思い起こさせる、味わい深い力技である。

 そして、中韓と仲良くすべきかを問う毎日新聞のアンケート記事での「今回のこたえは数字の上では『しなくていい』が圧倒的だったけど、応募しなかった多数のサイレントマジョリティを考慮にいれて決定させてもらいます。中国・韓国とは仲良くしたほうがいい。あたりまえの話だよね」とのくだりにいたっては“豪快系”と呼ぶしかない。「サイレントマジョリティ(積極的発言をしない多数派)」という言葉を一躍流行語にし、無数のネタを生んだ、実にパワフルな一節だ。

 いやはや、新聞の持つ「言葉のチカラ」を実感させられた1年でした。(磨)

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ノロウィルスを過度に恐れることはないが…

Norovirus_1 ノロウィルスが猛威をふるっているようです。大騒ぎする必要は全くないし、仮にかかったところで体が弱っていない限りは要するに「お腹の風邪」「食中毒」に過ぎません。昔は騒ぎになることはなく、あ、中(あた)った…でおしまいでした。正体が明らかになり怪しげな名前を付いたので騒ぎになっているのでしょう。(写真は顕微鏡写真:wikipediaより)
うちの子供はこの前アデノウィルスにやられました。これも以前なら「風邪」で済まされたところでした。

とはいえ、かからないに越したことはないので、うがいと手洗いの徹底を。消毒用アルコールも逆性せっけんも効かないので、物理的に洗い流す、という意味。うちみたいに子供が多いと、誰かは貰ってくるので、そうなれば家族全員が順繰りにやられるのは確実、一冬に一度はしょうがないなあ…かかったら、脱水しないように水分(スポーツドリンクがおすすめ)を摂って体力を回復させるくらいです。

生牡蠣になぜ中るのか長い間不明でしたが、1997年頃にSRSVウィルスであることが判明、2002年からノロウィルスと呼ばれるようになったそうです。喫食感染、接触感染、空気感染と三拍子揃っているからなかなか厄介…

牡蠣がなぜノロウィルスの代表みたいに言われるかというと、生で内臓を食べる貝はこれくらいだからですね。ホタテの刺身は貝柱だけだし、ハマグリを生で食べることはありません。

加熱用のカキの場合、中までしっかり火を通すことが肝要です。余談ですが、牡蠣は天ぷら種としては一般的ではありません。天ぷらは中はレアが美味いので、加熱用は使い難いからでしょうね。

殻付きの生食用の場合、清浄海域で育てた後、殺菌された海水に数日間置いて内臓のウィルス量を大幅に減らしてから出荷、剥き牡蠣の場合は袋詰めするときに塩素消毒をして出荷なので、危険性は低いはずです。
大騒ぎになっているので生牡蠣が売れず、やむなく出荷を中止した牡蠣養殖業者が増えているようですが、この大騒ぎのお陰で潰れたりしないことを祈ります。来年から食えなくなるのは大いに困るので…

それにしても、これだけ医療が発達していても、ノロウィルスに対する予防法も特効薬もない、未知のウイルスと同じこと。一燈照隅さんの「細菌兵器対策も考える必要がある」にはまさに同感なのですが、有名なノロウィルスにすらこの有様、どうすればいいのか…

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2006年12月20日 (水)

神社が乗っ取られた?

神社についてののんびりした記事を書いていたら、どうも世の中それどころではないようです。蓮さんTB・コメントで知りましたが(ありがと!)、在日によって脱税目的で神社が乗っ取られて破壊されているとか。しかも海上自衛隊と原発の裏手だとか。

無茶苦茶です。私は反韓ではなく、(嫌韓でもいいから)韓国とは政治上は仲良くして、大陸が日本に素通しになるのだけは避けるべきと思っていますが、こういうことがあると、そんなことはどうでもよくなるほど感情的に激怒しそうです。

博士によれば、「(神社)本庁の意向に沿って静かに推移を見守ろう」ということですので、私もとりあえず静かにしておきます。

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ネット参拝の是非は、お好きにどうぞ

『ネット参拝は是か非か、初詣で前に揺れる神社界』(読売新聞)

こんなの、簡単です。神霊は、そこにいると思えばいるのでしょうし、いないと思えばいないのでしょう。

Yasukuni_asa_2  私は、靖國に行けば英霊の皆様にお目にかかることができると思っていますが、そう思わない人はそう思わないわけです。

人間はなにか拝む対象がないと拝みにくいとしたもので、神社の建物なりお札なりを拝むのだから、ネットで拝んでも良い。逆に、神霊は必ず神社の建物に鎮座ましましているので、ネット参拝など意味がない。きっと、どちらも正しいでしょう。私にはわかりません、自分の心の中で決めて下さい。

ただ、お参りに神社に行けるなら行きましょう。初詣に限りません。青空の下、鎮守の森の中で拝んだ方が気分いいと思いますよ。

『初詣でシーズンを前に、インターネット上で「参拝」「祈願」ができたり、お守りやお札を販売したりする試みを巡って、神社界が揺れている。

全国約8万か所の神社を管理・指導する神社本庁(東京)は、「ネット上に神霊は存在しない」と、今年初めて自粛を求める通知を出した。しかし、導入している神社からは「神社に親しみを持ってもらえる」「遠方の人の助けになる」との声もあり、本庁では頭を抱えている。』

神社本庁が一律に叫ぶような問題ではないでしょう。

『地元で「安産の神様」として知られる高知県南国市の新宮神社。ホームページで「インターネット参拝」を選ぶと、「ネット記帳」の欄が表示される。願い事を書き込み、「私のお願いをよろしく」というボタンをクリックすると、神社に電子メールが送信され、無料で祈願してもらえる。

森国英夫宮司(64)は「遠隔地でお参りできない人にも神社を身近に感じてもらえる。メールがきっかけで、直接参拝につながる例も多い」と話す。正月には毎年、全国から数十人のネット参拝者がいるという。

ほかにも、メールを受けて有料で祈願し、後日、お札などを郵送する「ネット祈願」や、ネット上でお守りやお札を買える神社も、数年前から登場している。』

ははは。それはそれで結構なことです。

『こうした動きに、神社本庁は今年7月、「信仰の尊厳を損ないかねない」と、全国の神社に自粛を求める異例の通知を出した。本庁の瀬尾芳也調査課長は「神霊は神社という場所や空間に鎮座するもので、足を運んでもらうのが基本。ネットの有効性は認めるが、仮想的、疑似的な側面が広がりすぎると、本来の信仰の形が崩れる」と説明する。

だが、通知後も推進派は少なくない。10月からネット上でのお守り販売を始めた東海地方の神社の宮司は「地方の小さな神社にとってネットは有力な手段。ネットだから心がこもっていないとは言えないはず」とし、メールでの祈願を受け付ける関東地方の神社の宮司も「海外から『お守りを分けてほしい』というメールも来る。営利目的ではなく、信仰の尊厳を傷つけているとは思わない」と話す。

これまでも、病人などには電話や手紙でお守り、お札の販売を受け付ける神社は多く、「手紙はよくてメールはダメというのはおかしい」という意見もある。本庁では、研究を重ね、来年にはネット利用の指針か報告書を出す方針だ。

井上順孝・国学院大教授(宗教社会学)は「お札だって木や紙に印字したモノであり、どこに神聖性を見いだすかは受け手の判断によっても変わる。技術は日々進歩し、一律の統制は難しいが、指針を作るなら、『尊厳とは何か』という視点を踏まえつつ、現場の神職や氏子の意見も取り入れるべきだ」と話している。』

指針もへったくれもなく、現場の宮司さんが決めればそれでおしまい。議論すべき問題ではありません。それっていい加減では、って?はい、いい加減です。神のことは人間にはわかるわけないので、神の使いである神職が金儲けのためでなく(これが重要!)認めているのならそれでいいんじゃないですか。それをどう思うかも、その人次第でしょう。

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2006年12月19日 (火)

天皇陛下万歳!、李登輝前総統万歳!

台北の天皇誕生日祝賀会、李登輝・前総統が初出席

Nittai_kokki

実に有難いことです。ぜひ台湾との国交回復を!
(右は台湾旗。青天白日旗は中華民国の国旗で、台湾の国旗ではない、と聞きました。)

天皇陛下ばんざーい!、李登輝前総統ばんざーい!

『【台北=石井利尚】台湾の李登輝・前総統(83)は19日、日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所が台北市内のホテルで開いた天皇誕生日の祝賀レセプションに出席した。
日本と台湾は外交関係がないが、同事務所は、中国の反対を押し切って2003年から祝賀会を開催し、台湾政財界関係者を招いてきたが、中国が「独立派の総代表」と非難する李氏の出席は初めて。』

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6か国協議の最優先課題は拉致問題

Blue_ribbon_image_6 6か国協議が始まりました。またぞろ北朝鮮は相変わらずの主張を繰り返しているのだとは思いますが、日本政府はぶれずに拉致問題を最優先に頑張って頂きたいと思います。

6か国協議、麻生外相「優先順は拉致、核、ミサイル」(読売新聞)

『麻生外相は17日、北朝鮮をめぐる6か国協議について、「日本はミサイル、核、プラス拉致という問題があって、順番から言えば拉致、核、ミサイルだとずっと言っている」と述べ、拉致問題解決を最優先に協議に臨む考えを示した。
そのうえで、「仮に核問題が片づいた分(北朝鮮支援)をと言われても、日本は『拉致の問題が片づかない限り、負担は求めないでください』ということだ」と強調した。遊説先の佐賀市で記者団の質問に答えた。』

日本、拉致解決も訴え…6か国協議再開(読売新聞)

『6か国協議の日本首席代表を務める佐々江賢一郎アジア大洋州局長は18日の会議冒頭の基調演説で、核放棄をうたった昨年9月の共同声明履行に向け、北朝鮮が具体的行動を取ることが必要だとしたうえで、日本人拉致問題の解決が重要だとの立場を説明し、問題解決への協力を求めることにしている。』

PS.私はこの土日忙しく、東京都庁での写真展にも渋谷駅前での集会にも行けませんでした。残念無念…。また別の機会にはぜひ参加したいと思います。もちろん、別の機会が来る前に解決するのが一番なんですが…

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2006年12月18日 (月)

今日は国連加盟50周年

Un_flag きっと朝日サマ社説はこれだろうなあ、と思ったらドンピシャ、どころではなく、読売・毎日、日経までも。産経は無視していましたけどね。

朝日、毎日、読売の書いていたことは似たようなことです。3紙とも、重光葵外務大臣の演説、自衛隊の国際貢献を誇らしげに仲良く書いています。朝日サマや毎日サンは、自衛隊の海外派兵って大反対じゃなかったのかなあ、「いわゆるA級戦犯」のことも大嫌いじゃなかったのかなあ、などと思ってますけど、国連という錦の御旗があればすべてOKなのですね…(苦笑)。

日経だけが、敵国条項の削除を求め、国連に対してやや懐疑的な部分もありました。今回は、日経の勝ち。

国連加盟50年 まずは「準常任」をめざせ』(朝日)
『時の外相重光葵(まもる)にとっては、11年ぶりの大舞台だった。
(中略)
11年前の45年9月、重光は東京湾に浮かぶ戦艦ミズーリ号で、首席全権として連合軍への降伏文書に調印した。壇上の重光の胸中に、この間の日本の苦渋に満ちた歩みが去来したに違いない。
(中略)
紛争後の国に自衛隊を派遣するなど平和構築でも貢献してきた。
(中略)
最終的には常任理事国を視野に置くとしても、実現は容易ではない。退任するアナン事務総長は中間的な案として、任期4年で再選可能な「準常任理事国」のアイデアを示したことがある。
任期などの条件は別にして、この考え方を政府は追求すべきだ。拒否権なしなら反発は減るだろうし、実現性はあるのではないか。
アナン氏は去るが、安保理改革の機運が消えるわけではない。新しい脅威に対応できる国連に改革していくため、知恵を絞っていきたい。』

国連加盟50年 発言力をどう拡充していくか』(読売)

国連加盟50年 初心に返り協調外交目指せ』(毎日)

決意新たに国連外交で存在感示せ』(日経)
『日本が国連に加盟して18日でちょうど50周年を迎えた。1956年のこの日、重光葵外相は国連総会で日本国憲法の前文を読み上げ国連憲章上の義務を守ると宣言した。国際社会への復帰宣言でもある。
その時の約束通り日本は国連を重視する外交を展開してきた。政府は今後、決意を新たに国連の場で主導的役割を果たすべきである。
(中略)
日本にとっては国連憲章に旧敵国条項がいまだに残っていることも座視できない問題である。これは一種の差別条項である。強く削除を求めるべきである。
国連は1945年の発足直後から機能を十分に果たしていないと言われ続けてきた。主権国家が集まる場である以上、何事も円滑には決められないという事情は50年前も今もあまり変わらない。
しかし、国際社会の総意を示す最も権威ある組織は国連である。「国連信仰」のような過度な期待は禁物だが、その機能を高める努力は常に必要だ。』

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2006年12月17日 (日)

中共当局が皇帝溥儀をネタに新たなプロパガンダ策

中共当局が新たな対日プロパガンダ策に出たようです。使える物はなんでも使おうという根性、ある意味敬服です。そして、この手の記事はプロパガンダ紙が早い。それにしても
『戦犯管理所に収容中の57年から自らの罪を語る形で「わが罪悪の半生」の執筆を開始。「わが半生」はこれをもとに、中国当局や専門家が内容を削除・修正し、64年に出版』
とここまで分かりやすく書いて頂けると、誰が読んでも「中共当局の宣伝本」という以外理解しようがないくらいの話なのに、朝日サマの嬉しそうなこと。

「ラストエンペラー」溥儀の自伝、完全版が刊行へ』(asahi.com)

『映画「ラストエンペラー」で知られる中国清朝の最後の皇帝、愛新覚羅溥儀(あいしんかくらふぎ)の自伝「我的前半生(わが半生)」が、大幅に加筆した完全版として来年1月に出版されることになった。極東国際軍事裁判(東京裁判)での自らの偽証を明確に謝罪し、日本軍と満州国との連絡役を務めた関東軍将校の吉岡安直に罪をなすりつけたと後に反省したことなど、これまでの1964年版では削除・修正されていた部分が盛り込まれ、自己批判色の強い内容となっている。

溥儀は遼寧省撫順にある戦犯管理所に収容中の57年から自らの罪を語る形で「わが罪悪の半生」の執筆を開始。「わが半生」はこれをもとに、中国当局や専門家が内容を削除・修正し、64年に出版された。すでに187万部近くに上り、日本語訳も出ている。今回出版されるのは、当時削除された16万字近い内容を加えるなどしたものだ。

東京裁判では、溥儀が日本の傀儡(かいらい)政権「満州国」の執政に就任したことについて、日本人戦犯の弁護側が「自発的だったのではないか」と主張し、その証拠として溥儀が南次郎陸相(当時)にあてた「宣統帝親書」を示した。裁判に証人として出廷した溥儀はこれを「偽造だ」と否定した。

完全版では、うそをついたために日本の行為の徹底的な解明を妨げたと認めて「私の心は今、彼(キーナン検事)に対するおわびの気持ちでいっぱいだ」と明確に謝罪している。64年版では「証言を思い出すと非常に遺憾」となっていた。

また45年のソ連軍進攻の際、日本軍への支援を満州国閣僚らに命じたことについて「すべてを関東軍と吉岡のせいであるかのようにしたが、事実はすべて私が自発的に行ったことだった。法令でも命令でも私が自発的にやらなければ、考えられないものだ」と告白している。中国政府による戦後の尋問でも、当初は、「(中国)政府をだました」という。64年版でも満州国「皇室御用掛」だった吉岡への責任転嫁について触れていたが、完全版は命令に対する自らの関与を直接認め、強く反省する形になっている。
中国紙の報道によると、出版元である北京の群衆出版社は資料整理をしていた04年、64年版の削除・修正前の原稿を発見。「(削除や修正は)過去の様々な理由によるものだが、今、その内容は溥儀の真実の生活を理解し、歴史を認識するうえで研究価値が高い」と判断し、出版に踏み切ったとしている。

〈愛新覚羅溥儀〉 1908年に2歳で清朝第12代の最後の皇帝「宣統帝」として即位したが、辛亥革命により12年に退位。31年の満州事変勃発(ぼっぱつ)を受け、32年に建国を宣言した「満州国」の執政に。34年には同国の皇帝になる。日本の敗戦とともに満州国は崩壊し、旧ソ連軍によって抑留された。46年には東京裁判に出廷。50年、中国の撫順戦犯管理所に移送され、59年に特赦で釈放された。67年、病没。』

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政府はフリーター対策に本腰を入れよ

厚労省、「年長フリーター」雇用企業に助成金』(読売新聞)

年かさのいわゆるニート・フリーターを雇用する必要があるのは私も大賛成ですが、これで効果があるのかなあ…もう少し本腰を入れてほしいと思います。中高年フリーター大量生産の図は、少子化以前の問題で、社会不安の要因、財政や年金の破綻に拍車をかける要因でもあります。

『厚生労働省は15日、少子化対策として、25歳以上の「年長フリーター」の雇用促進策など…
年長フリーターを正社員として雇用した企業に助成金を支給する。支給額は、雇用されるフリーターが「25歳以上30歳未満」の場合は20万円、「30歳以上35歳未満」の場合は30万円。要求額は1億5000万円。』

どうやってフリーターを雇ったと認定できるのか?1事業所で30万なのか?(わずか1億5千万)など、もう少し細部を見ないと分からないけど、実効性はまことに薄そうです。一応対策を打ち出しました、という言い訳みたいに感じます。

極端な言い方をすれば、障害者雇用法のように、例えば職安登録の求職者を一定の割合で採用しないと罰則をあたえるようなことでもしない限り、なかなか進まないでしょう。ただし、企業に一方的にリスクをあたえるわけにはいかないので、この枠で取った場合に限り試用期間を長く認める、政府がフリーターを鍛えて社会で通用する人材にしてから就職させる、などの対策も必要です。

大企業の人事部にはほぼ例外ないほど!官僚体質がはびこっているから、前例にないことや他社のやってないことは嫌がります。政府がおざなりでない対策を講じない限り進みません。政府にやらされるとか、他社もやってるとかいう言い訳を用意してやるのが、対策としては有効です。実際に雇用してみれば、人材の宝の山…玉石混淆だが…であることがわかり、いい方に回り始めるのではないでしょうか。フリーター諸氏には、決して楽な道ではないけど、希望が見えてくるはずです。

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朝日サマ、残念そうです(笑)

またプロパガンダ紙とおつきあい、昨日社説2題より。

1つめ。
『教育と防衛 「戦後」がまた変わった』

『改正教育基本法と、防衛庁を「省」に昇格させる改正防衛庁設置法が、同じ日に成立した。
長く続いてきた戦後の体制が変わる。日本はこの先、どこへ行くのだろうか。

戦後60年近く、一字も変えられることのなかった教育基本法の改正に踏み切った安倍首相の視線の先には、憲法の改正がある。
この臨時国会が、戦後日本が変わる転換点だった。後悔とともに、そう振り返ることにならなければいいのだが。』

朝日サマの喜ぶ「戦後」から、日本を取り戻す第一歩、ということがよくわかりました。思った以上に素晴らしいことなんですね。ご教示ありがとうございました。

2つめ。
『民主党の政策 気迫が伝わってこない』

『来夏の参院選挙に向けて、民主党がマニフェストの土台となる基本政策をまとめた。だが、なんとも物足りない内容だ。
政権交代を本気で目指すというなら、「これなら政権を任せてみようか」と有権者に思わせる政策が必要だ。自民党の政策に代わる「もう一つの選択肢」を示して、国民を説得しなければならない。なのに、その気迫が伝わって来ない。』

どんなことを書けばいいのでしょうか。いっそ、中共の自治区を目指す!と宣言するなどすれば、朝日サマに喜ばれそうです。

『「これなら自民党の方がましだ」。国民にそう思われたくないなら、小沢氏はマニフェスト作りで、今度こそ踏み込んだ政策論議の先頭に立つべきだ。』

おはかトリオ、とからかっていましたが、小沢民主党って、小沢民・酒党に見えるし、鳩菅小と並べると中共の声を繰り返すだけの九官鳥みたい。

まあ、からかうのはこれくらいにしましょう。このお三方、さっさと引退しないと民主党は朝日サマにすらバカにされるだけです。

できうるなら、民主党はさっさと分裂して下さい。右派民主党と自民(除く媚中派)で連立政権を組み、公明を連立与党から追放するのがよいかと。国民(除くプロ市民)から圧倒的な支持を受けるでしょう。

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2006年12月16日 (土)

天長節・元日には国旗を掲揚しよう

Xmas_kinjo1_2 この時季、クリスマスイルミネーションで飾ったお宅が多いですね。年々より多くの家で、より美しく、となっています。最寄り駅から自宅まで自転車で10分ほどの間に、どの道を通っても何軒も見かけます。

Xmas_kichijouji_1 もちろん、駅のイルミネーションもすごい。写真だとわかりませんが、時間になると音楽も流れます。

でも(まずい、朝日サマ社説のyesBUTの癖が移った…)残念なことは、普通のお宅で旗日に日の丸を掲げているうちは、まさにレッドデータブックもの。これはとても残念なことです。

Hinomaru_24  今月は天長節、来月は元日と日本人にとって大切な旗日が続きますので、是非日の丸を掲げましょう。

持っていない方は、デパートでも売っているでしょうし、もちろんネットで「国旗 通信販売」などで探せば見つかります。

のんべのおすすめは靖國神社の授与品(写真:のんべ愛用)です。
1,200円でなかなか立派なものです。通信販売(送料390円)も行っています。詳しくは遊就館HPの「売店のご案内」、または、靖國神社社務所事業課03(3261)8013まで。

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両陛下と自衛隊員諸氏に敬礼!

両陛下、イラク派遣自衛隊員らと接見』(読売新聞)

イラク派遣の自衛隊のみなさまは、大変なご苦労をされ、日本の国威発揚(この言葉、軍国主義とか言う人もいるのでしょうねえ…)に大いに貢献なさいました。ほんとにお疲れさまでした、国民の一人として心からお礼申し上げます。

両陛下がご接見なさったという新聞報道を読んで嬉しく思ったのは私だけではないでしょう、まことに有難いお話しです。

Hinomaru_22 両陛下に最敬礼!

日本とイラクに貢献なさった
自衛隊員のみなさまに敬礼!

以下、記事をそのまま引用。
『天皇、皇后両陛下は14日、イラク人道復興支援特別措置法などに基づきインド洋やイラクに派遣されていた陸海空の自衛隊員や在サマワ外務省連絡事務所の職員ら計約180人と、皇居・宮殿で接見された。
両陛下は制服姿の隊員らを前に「厳しい環境のもとでの任務の遂行には様々な苦労があったことと察します」とあいさつ、その後の懇談では隊員らの苦労話に「精神的にもずいぶん大変だったでしょうね」などとねぎらいの言葉を掛けられていた。』

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2006年12月15日 (金)

改正教育基本法成立!

改正教育基本法が成立しました。そんなに素晴らしい法案とは思えないけど、まあ、今までの教育基本法よりは良いのでまずは第一歩。なんと言ってもあれだけ日教組が反対したのだから良い法律なのでしょう。

これはあくまでも第一歩。教育再生会議の仕事は、まだまだこれから。なんといっても、日教組の撲滅こそが、教育再生への再重要なことかと思います。

前文(省略)

第一章 教育の目的及び理念
(教育の目的)
第1条
教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。

(教育の目標)
第2条
教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。一幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。
2 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
3正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
4 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
5 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。

(生涯学習の理念)
第3条
国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。

(教育の機会均等)
第4条
すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。
2 国及び地方公共団体は、障害のある者が、その障害の状態に応じ、十分な教育を受けられるよう、教育上必要な支援を講じなければならない。
3 国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によって修学が困難な者に対して、奨学の措置を講じなければならない。

第二章 教育の実施に関する基本
(義務教育)
第5条
国民は、その保護する子に、別に法律で定めるところにより、普通教育を受けさせる義務を負う。
2 義務教育として行われる普通教育は、各個人の有する能力を伸ばしつつ社会において自立的に生きる基礎を培い、また、国家及び社会の形成者として必要とされる基本的な資質を養うことを目的として行われるものとする。
3 国及び地方公共団体は、義務教育の機会を保障し、その水準を確保するため、適切な役割分担及び相互の協力の下、その実施に責任を負う。
4 国又は地方公共団体の設置する学校における義務教育については、授業料を徴収しない。

(学校教育)
第6条
法律に定める学校は、公の性質を有するものであって、国、地方公共団体及び法律に定める法人のみが、これを設置することができる。
2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教育が組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずるとともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。

(大学)
第7条
大学は、学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、深く真理を探究して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与するものとする。
2 大学については、自主性、自律性その他の大学における教育及び研究の特性が尊重されなければならない。

(私立学校)
第8条
私立学校の有する公の性質及び学校教育において果たす重要な役割にかんがみ、国及び地方公共団体は、その自主性を尊重しつつ、助成その他の適当な方法によって私立学校教育の振興に努めなければならない。

(教員)
第9条
法律に定める学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない。
2 前項の教員については、その使命と職責の重要性にかんがみ、その身分は尊重され、待遇の適正が期せられるとともに、養成と研修の充実が図られなければならない。

(家庭教育)
第10条
父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする。
2 国及び地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない。

(幼児期の教育)
第11条
幼児期の教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであることにかんがみ、国及び地方公共団体は、幼児の健やかな成長に資する良好な環境の整備その他適当な方法によって、その振興に努めなければならない。

(社会教育)
第12条
個人の要望や社会の要請にこたえ、社会において行われる教育は、国及び地方公共団体によって奨励されなければならない。
2 国及び地方公共団体は、図書館、博物館、公民館その他の社会教育施設の設置、学校の施設の利用、学習の機会及び情報の提供その他の適当な方法によって社会教育の振興に努めなければならない。

(学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力)
第13条
学校、家庭及び地域住民その他の関係者は、教育におけるそれぞれの役割と責任を自覚するとともに、相互の連携及び協力に努めるものとする。

(政治教育)
第14条
良識ある公民として必要な政治的教養は、教育上尊重されなければならない。
2 法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。

(宗教教育)
第15条
宗教に関する寛容の態度、宗教に関する一般的な教養及び宗教の社会生活における地位は、教育上尊重されなければならない。
2 国及び地方公共団体が設置する学校は、特定の宗教のための宗教教育その他宗教的活動をしてはならない。

第三章 教育行政
(教育行政)
第16条
教育は、不当な支配に服することなく、この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきものであり、教育行政は、国と地方公共団体との適切な役割分担及び相互の協力の下、公正かつ適正に行われなければならない。
2 国は、全国的な教育の機会均等と教育水準の維持向上を図るため、教育に関する施策を総合的に策定し、実施しなければならない。
3 地方公共団体は、その地域における教育の振興を図るため、その実情に応じた教育に関する施策を策定し、実施しなければならない。
4 国及び地方公共団体は、教育が円滑かつ継続的に実施されるよう、必要な財政上の措置を講じなければならない。

(教育振興基本計画)
第17条
政府は、教育の振興に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、教育の振興に関する施策についての基本的な方針及び講ずべき施策その他必要な事項について、基本的な計画を定め、これを国会に報告するとともに、公表しなければならない。
2 地方公共団体は、前項の計画を参酌し、その地域の実情に応じ、当該地方公共団体における教育の振興のための施策に関する基本的な計画を定めるよう努めなければならない。

第四章 法令の制定
第18条(省略)

附則(省略)

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朝日社説はやっぱり笑える

昨日の記事で、朝日新聞社説を批判したら、やや右寄り?のベル様から
>プロパガンダ誌の社説に噛み付いても仕方がない
と言われてしまいました。返す言葉もなく、実にごもっともです(苦笑)
でもまあ、なんせ部数の多い全国紙、からかわれるために?日々社説を掲載しているのだから、からかって差し上げるのが礼儀かと。昨日はこんなの。

やらせ発言 こんなショーはいらない

まあ、だいたい予想されることが書いてありますね。すごいのはこれ。

『各地の市民団体に運営主体になってもらうことを考えたらどうか。』

プロ市民団体主催のヤラセ劇に税金を使え、というわけですね。朝日サマのお金でやったらどうですか、それならご勝手にどうぞ。

Asahi_sango しかし、「やらせ」への批判、朝日サマが言えた義理でもないと思うのは私だけですかねえ。やらせだとか捏造だとか、誰のお家芸でしたっけ(嗤)。

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2006年12月14日 (木)

久々に楽しめた朝日サマの社説

最近、朝日新聞の社説がいまひとつ面白くなくて…「携帯電池 安全対策を急げ」なんてコメントの余地などあるわけありません。この分だと、大晦日の社説は、「今日は大晦日、新年に備えて準備せよ」では…。でも、教育基本法のことにだけはちゃんとした社説を書いていらっしゃいました。ほっ、やっぱりこうでなくちゃ。これ、ブログを書くのが実に楽でいいんですよね。

教育基本法 改正案には疑問が残る

『…教育基本法は、未来を担う子どもたちを育てる理念や原則を定める重要な法律だ。全文を書き換える今回の改正では、条文を十分吟味し、審議を尽くさなければならない。ところが、たくさんの疑問が残っている。』
わかりやすい日本語に翻訳すると「朝日新聞が正しいと思う条文になるまで審議すべきだ。」

『…国を愛するのは自然な気持ちである。改正案には「他国を尊重する」という文言も入っている。とはいえ、法律で定めれば、「このように国を愛せ」と画一的に教えることにならないか。私たちは、そう指摘してきた。』
得意技の
yesBUT!

『…何を教えるか、という問題もある。伊吹文部科学相は、元寇などに先人がどう対処したかを例に挙げた。愛国心教育の名の下で、史実を都合よく使うことにならないか。』
これ、もらった!人がいーっぱいいる国と、手下の国と、すっかりその手先になってしまった国…あわせて、いわゆるなんとか3国…に言いましょう、ぴったり。さすがは天下の朝日サマ!
(もっとも、この3国は都合良く使うどころではなく、捏造しているわけで、それ以上か…)

『…第2の論点は「教育は、不当な支配に服することなく」という条文の解釈だ。現行法は、この後に「国民全体に対し直接に責任を負って行われる」と続く。教育学者や教職員組合は、この規定を教育への行政の介入を防ぐ「盾」と位置づけてきた。』
「教育への行政の介入を防ぐ」ってすごいですね。税金を使っている公教育に行政が介入してはいけないとおっしゃる。日教組による支配は「不当な支配」にあたらないらしい。

で、結語がこれ。
『何よりも根本的な疑問に答えていない。学力低下や不登校、いじめといった深刻な問題が起こるのは、現行の教育基本法のせいなのか。改正すれば問題が解決するのか。参院の審議でも、その答えは一向に示されないままだ。』
これは大いに賛成、さすがは朝日サマ!日教組と朝日サマを解体しない限り問題は解決しない、と仰りたいのでしょう、お見事、座布団10枚!

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2006年12月13日 (水)

教員免許更新制導入は教育正常化への第一歩

この件はなんとしても実施してほしいと思います。教育正常化への第一歩。

『更新制導入を明言=教員免許で安倍首相-衆院特委』(時事通信)

『安倍晋三首相は13日の衆院教育基本法特別委員会で、教員の質の確保に関連し「(教員の中に)不適格であるという方々がいるのも事実。採用する際には資質が十分に分からなかったという例もある」と指摘し、教員免許に更新制度を導入する方針を明言した。』

当然、以下のような教師は教員免許剥奪ですね?でないと意味がない。

授業を自習にして組合活動ばかりする教師
反日を徹底的に教え込む教師
国旗国歌を尊重しない教師

これを徹底すれば、日教組は非常に苦しい立場になるはず。日教組を崩壊させれば、教育が正常化するとまでは言いませんが、少なくとも教育正常化の「必要条件」でしょう。

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「和食ミシュラン」を作ればいいんだ

Michelin_man ミシュラン風に、じゃぱにーず・れすとらん・がいどを作ればいいんですね。ネットで誰でも読めるようにしておけばそれでよし。そこで和食の中でジャンル分けすればいいんだ。簡単なことでした。(絵はミシュランマン:タイヤメーカー「ミシュラン」のマスコットキャラ)

そば、寿司、天ぷら、ラーメン、カレー、洋食、京風懐石、沖縄料理、名古屋料理…などという範疇をいろいろ用意して、それぞれ三つ星から一つ星(ここまでは立派な和食と認定、店にも認定証を差し上げる)、星無し(これも一応和食)、それに和食と認められないものはマイナス星を付けるわけです。
また、和食のどの分野にも入れられないような怪しげな料理は「反日料理」というジャンルを作ったらいい。反日料理の三つ星って結構魅力、ちょっと食べてみたいですね(苦笑)。

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2006年12月12日 (火)

「正しい和食認証制度」は野暮だけど仕方ない

日本の文化が世界に広まるのは嬉しいことだし絶対に必要なこと。しかし、インチキ文化が広まるのは困ります。そして、文化の基本は食です。農水省の認証制度は、本来余計なお世話の極みみたいなもんだけど、この状況では仕方ないでしょう。何を持って和食とするかは難しいですが…。反発しているのはシナ朝鮮系で、米メディアが煽る図です。

Rumikonosake_label_2 以下、のんべの偏見。和食と名乗る以上、おさけ(日本酒)が合うものであってほしい。例えば、マッカリや紹興酒しか合わない「和食」など願い下げです。(写真は伊賀の銘酒「るみ子の酒」)

油いっぱいの中華料理に紹興酒はぴったりだし、辛い韓国・朝鮮料理にマッカリは美味しい。中華料理や韓国・朝鮮料理におさけは普通はあまり合いません(合うのもなくはないけど)。

姑息に「和食」などと言わず、堂々と中華料理なり韓国・朝鮮料理なりを名乗ればいいだけの話です。中華料理も韓国・朝鮮料理も非常に素晴らしい料理なのに、なぜ自ら貶めるようなことをするのか…

「正しい和食」認証制度に米メディア猛反発』(SankeiWeb)

『【ニューヨーク=長戸雅子】日本の農水省が世界にある和食レストランを「正しい和食」と認証する新制度の導入を検討していることに、和食ブームが続く米国のメディアが次々に反応している。ワシントン・ポスト紙が「国粋主義の復活」と報じれば、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は「日本がスシ・ポリスを派遣する」と揶揄(やゆ)、巻き寿司の「カリフォルニア・ロール」発祥の地ではロサンゼルス・タイムズ紙が「論争の火種になる恐れがある」などと警告し、さながら“日米食文化摩擦”の様相だ。
農水省は認証制度の検討について「食材や調理法が本来の日本食とかけ離れた料理を提供している日本食レストランが増えているため」と説明。 現在全米に「日本食」を掲げるレストランは9000店あり、10年間で2.5倍に増加。このうち日本人、日系人がオーナーの店は10%以下に過ぎず、経営者の多くが中国、韓国などアジア系の移民という。
和食激戦地のニューヨーク市マンハッタン・ミッドタウンにある小さな和食店もそのひとつ。オーナーをはじめスタッフは全員中国人で、顧客の9割以上は米国人という。
スタッフの一人は「日本政府の好みに味を合わせても意味はない。レストランは地元産業。地元の人が好む味に合わせ、創作するのは当然」と認証制度の意義に首をかしげる。
米最大の和食のメッカであるカリフォルニア州では、ロサンゼルス・タイムズ紙が伝統的な和食でない「カリフォルニア・ロール」などを挙げながら米国人が好む和食と農水省の判断に違いが生じる可能性を指摘。「米政府がアフリカや香港や韓国でアメリカ料理の認証をやろうとするだろうか」という韓国系米国人の和食店オーナーの声を紹介している。』

現地人の好みに合わせてなんでもあり、ってのなら和食でもなんでもありません。名乗るのを止めさせることはできないかも知れませんが、認証を得られなかった「なんちゃって和食」ということが証明されます。

そりゃあ、素材の味を大事にして、出汁をしっかり取って、余計な味付けはしていない、味付けにしても味噌醤油が基本、など、和食の心を持った料理なら和食と認めるのにやぶさかではありません。記事中、カリフォルニアロールが話題になっていますが、素材にアボガドを使っているしっかりした寿司が現地人の好みに合わせて少し入っている店、なら、立派な和食店として認定すべきでしょう。やや広めに認定してもいいし、例えば正統日本料理、準和食、など段階を付けて認定してもいいと思います。和食って広いですからねえ。

しかし、私が韓国で経験した「日式」のような、刺身をご飯の上に載せて、コチュジャンとニンニクを薬味にして、ごてごてに混ぜて食べる「さしみ丼」だとか、無茶苦茶唐辛子辛い鱈のチリソース煮を「たらちり」(ひらがなで「たらさり」と書いてありました)とか…それは立派な美味しい韓国料理だと思うし、韓国国内でわかって食べているのならいいですよ。それを姑息にも日本を名乗って欧米に輸出するなよ…

パッチもんが日本文化を駆逐するなど迷惑至極、許せない話です。本件、農水省を応援します。あまり厳密なことを言うのは野暮だけど、明らかに日本の心を持っていないパッチもんは駆逐しましょう。

追伸1.例えばラーメン、カレー、沖縄料理、それに洋食をどう考えるんだ、と言われると悩みますね。最近のラーメンの範疇はやたら広がっているようです(のんべはこの世界にはうとい)。カレーだってそば屋のカレーからインド料理屋のカレーまであって、まさかインド料理屋のカレーを和食と言うのは無理ですね。沖縄料理も、伝統のもの、アメリカ軍が持ち込んだ食材、いろんな料理がありますねえ。豆腐よう、沖縄そば、ゴーヤチャンプル、タコライス、なんでもありの様相。さてさて、どうしたものか…洋食でも、とんかつ屋さんはどうみても和食店。
でも、これらはやっぱり「和食」というよりカレー、ラーメン、沖縄料理、洋食、でしょうね。和食店のメニューの一部としてこれらの料理があるのはなんら文句ないけど、これらの専門店は和食店とは言い難いような気がします。とんかつはいいかな。混乱してきました。のんべとしては、やっぱり、おさけに合うものが主になっていてほしいなあ。

追伸2.日本でも、「ナポリタン」と称するのびたスパゲッティ、さらに強烈なのは、ナポリタン+カツ+ピラフ=大人のお子さまランチ「トルコライス」、長崎名物らしい。今でこそ、ナポリタンもトルコライスも、イタリアやトルコの食べ物と思っている日本人は絶滅しているでしょうが、昔はどうだったことか。あまり他国のことは言えんなあ、とは思うけど、そういう経験を持つ日本だからこそ、誤解を防ぐ行動に出るべきなのかも。

次の記事に続く

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2006年12月11日 (月)

市川市議会で家族がいちばん条例?可決

12月6日、千葉県市川市議会で、「家族尊重の理念」に基づく男女共同参画推進条例が賛成多数で可決成立、ジェンダーフリー思想に基づく現行の男女平等基本条例が廃止されることとなったそうです。めでたし。全国に広がってほしい話です。

今回の条例の特長を読みました(文末参照)が、実に当たり前の話です。当たり前の話が条例になって一安心でした。

ジェンダーフリーは、専業主婦を貶め、子供に性の自主決定権(フリーセックス)を教え、男女が何でも同じ(学校のトイレまで!)・働く権利が最優先で子育ては外注すべきと説き、と、なんだか革命の同士!みたいな感じですが、その毒が世に広まっているわけですが、これは正常化への一歩です。

今回この条例には公明党も強く反対したそうです。やっぱり公明党は困ったもんです、自公連立は早く解消してもらわないとなあ…

なお、本記事は、以下記載の条例の特長は日本政策研究センター様の記事を引用、また、一燈照隅さん記事を参考にしています。多謝。また、ぜひ林道義先生の寸評もご覧下さい。

今回の条例の特長

①「男女共同参画社会」の定義において、「男女が、その特性をいかし、必要に応じて適切に役割分担しつつ、互いが対等の立場で協力し、補完し合って」と規定。

②基本理念として、「男女が男らしさ、女らしさを否定することなく、互いにその特性を認め合い、尊厳を重んじる社会」と規定。

③「家庭において実現すべき姿」として、「家庭尊重の精神」「専業主婦を否定することなく、現実に家庭を支えている主婦を家族が互いに協力し、支援する」「子を産むという女性のみに与えられた母性を尊重するとともに、育児における父性と母性の役割を大切に」することなどを規定。

④「職場において実現すべき姿」では「母性及び子の最善の利益が尊重される」ことを規定。

⑤「あらゆる教育の場において実現すべき姿」として、「男女が互いにその特性を尊重」「区別と差別とが混同されることのない運営がなされる教育」「思春期の性別に配慮した教育」「生命の尊厳に配慮し、発達段階に応じて適切に行われる性教育」などを規定。

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2006年12月10日 (日)

焚書の船橋市、今度は検閲!

船橋市の職員がまた笑わせてくれました。これをすれば自分達の思想の正当性が証明される、とでも思っているのでしょうか。この職員は船橋市に対する信頼を著しく失墜させたのだから、林道義先生の仰せの通り、懲戒免職すべきと思いますけどね。となりの市川市とはエライ違いです。

本紙記事を「思想検閲」 船橋市 職員が指示、謝罪』(SankeiWeb)

『平成13年に市立図書館の司書が「新しい歴史教科書をつくる会」メンバーの著作などを焼却する焚書事件があった千葉県船橋市で今年7月下旬、男女共同参画課職員が、同課管轄の市女性センター職員に産経新聞のコラム記事を利用者に見せないよう指示していたことが8日、分かった。市側は同日の市議会で「職員の思慮不足だった。結果として思想検閲となり申し訳ない」と全面的に非を認め、謝罪した。
コラムは林道義・元東京女子大教授が執筆した「高校教科書は変わったか 家庭科 家族否定思想が浸透」と題した記事で、産経新聞7月21日付2面に掲載。男女の自然な区別とそれに沿った分業を否定したりする家庭科教科書の問題点を指摘した内容となっていた。
センターは男女共同参画に関する記事のコピーを施設内で掲示しているが、切り抜いたコラムをセンターに届ける際、同課の50代の女性課長補佐が「一部の方に受け入れられない内容がある。掲示せず、参考資料として扱ってほしい」と電話で指示し、センター側は掲示しなかったという。』

それに対する林道義先生の寸評

『まだやっているのか、と言いたいが、これなどは氷山の一角で、全国どこでもやっていることなのであろう。イデオロギーの亡者は神経が麻痺してくるものである。自分が絶対善であると信じて疑わない。公務員の中立性とか倫理観はイデオロギーによってかくも簡単に葬り去られるものなのか。「思慮不足」などという曖昧なものではなく、明らかに思想検閲であり公務員倫理違反である。市側もただ謝罪するだけではなく、こういう輩を断固として更迭すべきである。』

なお、検閲された記事はこちらです。ぜひご覧下さい。こういうのがフェミさん方にとって困る、という見本です。

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今週は北朝鮮人権侵害問題啓発週間

Blue_ribbon_image_4 今週(12/10~16)は北朝鮮人権侵害問題啓発週間です。
家族会の活動、政府の活動を応援します。
非道にも拉致された皆様が帰ってくる日が少しでも早いことを祈ります。

Rati_koukoku
官邸の
拉致問題対策本部
講演会「拉致問題を考える国民の集い
(12/14 13:00-15:00 @日比谷公会堂)

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「めぐみ」は重い

Megumi4 12/8の夜、練馬・大泉にあるTジョイ大泉で見てきました。

やはり、重いですね。どーんと重しを載せられたような気分です。早紀江さん、滋さんのショック、懸命な活動、増元さんの亡くなられたお父さんの悲痛な声、安明進氏の証言……実に重い。

Blue_ribbon_image_3拉致問題を重く受け止めていらっしゃる方はもちろん、拉致問題をあまり知らない、という方にもぜひご覧頂きたいと思います。

公式HP
全国の劇場案内

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2006年12月 9日 (土)

昨日は開戦記念日

昨日書けませんでしたが、日本人にとっては決して忘れてはいけない日です。

大東亜戦争は決して否定されるべきでない一面があるのはみなさまご存じの通り。大東亜戦争なかりせば、アジア・アフリカ諸国の欧米植民地支配からの脱却は大幅に遅れたことでしょう。

もちろん、全面的に賞賛されるべきものでもありません。あまりに多数の命が失われたことも、また事実。

私はあまり語るものをもっていないので、ぜひまささん、博士のブログをご覧下さい。

一燈照隅さん「12月8日、この日を忘れてはならない。

博士の独り言さん「パラオの桜と英霊

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雅子妃殿下、お誕生日おめでとうございます

Koutaishi_goikka 雅子妃殿下、43歳のお誕生日おめでとうございます。

ご病状は少し良くなっていらっしゃるご様子で喜ばしいことですが、まだまだ恢復ではないということ、あせらずにごゆっくりご静養なさっていただきたい、と心から思います。

Hinomaru_20

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2006年12月 8日 (金)

天長節と新年の一般参賀

Hinomaru_19天長節と正月2日に一般参賀が行われます。日本と皇室の繁栄を祝って、ぜひ行きましょう。のんべは天長節に行きたいと思っています。

詳細は宮内庁HPをご覧下さい。以下、抜粋。

<天皇誕生日の一般参賀>

期 日:12月23日
参入門:皇居正門(二重橋)
    (午前9時30分~午前11時20分)
退出門:坂下門,桔梗門(ききょうもん),大手門,平川門,北桔橋門(きたはねばしもん)
お出まし(予定):
○天皇皇后両陛下,皇太子同妃両殿下,秋篠宮同妃両殿下
  第1回 10:20頃
  第2回 11:05頃
  第3回 11:40頃
【午後の記帳】
場 所:皇居内 宮内庁庁舎前特設記帳所
参入門:坂下門(午後0時30分~午後3時30分)
退出門:桔梗門(ききょうもん),大手門,平川門,北桔橋門(きたはねばしもん)(閉門:午後4時)

<新年一般参賀>

期 日:1月2日
参入門:皇居正門(二重橋)
    (午前9時30分~午後3時10分)
退出門:坂下門,桔梗門(ききょうもん),乾門
お出まし(予定):
○第1回及び第2回は,天皇皇后両陛下,皇太子同妃両殿下始めお出ましになれる成年の皇族方
○第3回以降は,天皇皇后両陛下,皇太子同妃両殿下,秋篠宮同妃両殿下
    第1回 10:10頃
    第2回 11:00頃
    第3回 11:50頃
    第4回 12:40頃
    第5回 13:30頃
    第6回 14:20頃
    第7回 15:20頃

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2006年12月 7日 (木)

いじめ対策3原則

助ける、許さない、隠さない!

以前も書きましたが、いじめをなくすことなど、犯罪をなくすことと同じくできるわけありません。でも、減らすことはできるし、いじめ自殺を防ぐこともできるでしょう。そのためには分かりやすい言葉が必要かと。

いままでのいじめに対する態度は、対照的に、「存在しない、隠す、見て見ぬ振り、議論しない」といえるのではないでしょうか。まるで非核4原則みたいです。

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「ココログ家族の日」…(苦笑)

ココログがメンテナンスで12/5~7の間、のんべが全く投稿できないのはもちろん、みなさまからコメントやTBを頂くこともできませんでした。
みなさまには大変ご迷惑をおかけしました。気づいていればトップページに告知をしたのですが、ココログからのお知らせがブログに表示されていたのを見落としていました。(ブログ管理人宛に予告メールくらいあってもいいようなものです)

先日の記事は「家族の日、再考」でした。全くの偶然ですが、12/5と6は「ココログ家族の日」となりました。まあ、ブログをアップできない日というのも、たまにはいいもんです。ブログはアップできなくてもNIFTYの株式はアップ…二部上場されていたのですけどね。

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2006年12月 5日 (火)

家族の日、再考

ちょっと手抜き、やや暴論。

『再生会議「家族の日」を検討』(NHK)

『いじめを苦にした子どもの自殺が相次いでいることなどを受けて、教育再生会議は、家族や地域による教育を充実させるための対策を分科会で検討しています。これまでの議論で、委員からは、家族のきずなを深めるため、新たに「家族の日」を設け、家族いっしょに夕食をとったり、親が子どもに本を読み聞かせたりすることを勧めるよう求める意見が出ています。…』

家族の日には賛成で、以前にも記事を書きましたが、ちょっと考え方が変わってきました。意味もなく休みが増えても仕方がありません。

例えば毎月1回家族の日、その日は残業なし飲み会なしで、さっさと帰る日。飲み屋も休み、コンビニも夜間休業、テレビも8時でおしまい。こんなのどうでしょうか。

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2006年12月 4日 (月)

朝日新聞が変わろうとしている?

上層部が「左傾化」嫌った? 朝日「社会部」消滅の裏(夕刊フジZAKZAKより)
『「看板」を見切った?朝日新聞
…新たな編集局態勢…外報、政治、経済は、とりあえず「部」が「グループ(G)」に看板換えをしただけ(来年9月に再編予定)。ところが、社会部は「社会G」のほか、教育G、労働G、医療Gなどに細分化…
朝日関係者は「社の上層部による社会部つぶし」と話す。社会部は数々のスクープはあげているが、「左傾化が強く、一部幹部に嫌われている」(同)というのだ。朝日新聞なのに…。』記事全文は、リンク先で見てください。

なんだこりゃ?朝日サマって最近「右傾化」が甚だしかった、と言われていますが…これでさらに「右傾化」が進むのでしょうか。どうせなら、社説担当に東海新報社世迷言執筆者(※)を引きぬいて一切任せてしまう、くらいすればいいんじゃないですか。
皮肉はこの辺にしましょう。もし真っ当な新聞社に生まれ変わろうという強い意思の現れなら歓迎します。

朝日新聞の宣言
『編集局組織を改革、新聞記者行動基準を策定』
朝日新聞社は12月1日付で、東京、大阪両本社編集局の部制廃止とグループ・センター制への移行を柱とする組織改革を行いました。これは、昨年の総選挙報道をめぐる「虚偽メモ問題」以降、その教訓をもとに検討を続けてきた編集改革の具体策の一環です。
また、報道・評論、紙面編集に携わる記者が、その職責をまっとうする上で必要となる行動基準をまとめました。取材・報道にあたる際の指針とします。
作成に当たっては過去のトラブルや不祥事を省み、記者が守るべき倫理や規範を総点検して、2500人を超える記者たちの意見を集約し、明文化しました。最近になって本社記者が取材先から多額の餞別などを受け取っていたことが発覚しました。取材先から現金を受け取ってはならないことは当然であり、行動基準に明記しています。』

編集局組織改革の概要

新聞記者行動基準の全文

※2chで神とあがめられている。最近の名言『「私は靖国に参拝しません」などと中国に媚びを売るような(防衛庁)長官には、この大任をまかせるわけにはいかないのである。現にそう発言した現長官は降格させよ。』

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2006年12月 3日 (日)

週刊金曜日…呆然…こいつら人間か?

憲史朗さんから前の記事で「現在ネットを騒がせている「週刊新潮が報じた『週刊金曜日の愚かな芝居』」もテーマにしてみては」というコメントを頂きました。

週刊新潮は気になる記事があるときだけは買うので、当然この号も読んでいたのですが、あまりのことに呆然として、怒りすら起きないほど…
例えば、クマが畑を荒らしても、ブログで「あのクマをやっつけろ」という記事を載せる気にならないでしょうけど、似たような感じに囚われていました。こいつら、反日サヨクとか在日とか以前に、人間か?

私はこの件についてはこれくらいが限界。弊ブログのお気に入りのブログのみなさまの記事をご覧ください。

博士(博士の独り言
永六輔宛の抗議書
新聞は「皇室侮辱芝居」を報ぜよ!
佐高信への抗議文
反日の縮図「週刊金曜日」
「皇室侮辱芝居」一考

蓮さん(ド素人が行く!!
【速報】永六輔の真っ赤な嘘が発覚

かついちさん(新・平成徒然草
皇室を笑いネタにした週刊金曜日

spiralさん(新・へっぽこ時事放談
悠仁親王は「猿のぬいぐるみ」!「陛下のガン」も笑いのネタにした「皇室中傷」芝居

追記:憲史朗さんから別のブログをご紹介いただきました。有り難うございます。ココログはコメント欄のURLでは飛ばない模様なのでここに転記します。http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=331246&log=20061202

おまけ(荒れた画像ですんません。文章はspiralさん、かついちさんのところでお読み下さい)
Shuukan_shinchou_200611301
Shuukan_shinchou_200611302

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少子化対策を労政面から考える

少子化白書が「少子・高齢化対策ホームページ」で発表されるのが待たれますが、新聞報道(『』内)を参考に少しコメントします。

表題『父親の時短、子育て支援や働き方改革提唱…少子化白書』(読売新聞より)

『若い世代が仕事と家庭の調和を実現し、子どもを産み育てやすい環境を作るため、「働き方の改革」を提唱。特に父親について、長時間労働が家事や育児への参加を制約しているとして、労働時間を短縮する必要性を指摘している。』

若い男性の長時間労働は困ったものです。彼女を作るヒマもない、結婚してもくたびれてその気にならない(?)、では少子化は進むばかり。
子供ができても子供の顔を見ることもなければ子供は父親を知らない、母親は孤立(悪化すれば育児ノイローゼ)、もちろん父親も悲惨…

少子化の観点を離れてマクロ経済的に見れば、企業は長時間労働させることで家計から消費能力を奪っているようなもの、個人消費の伸びが減速しているのはこんなところにも原因があります。ミクロ的には企業が社員をこき使うことで企業の短期的利益が上がるので、これがまさに合成の誤謬です。

そして、厚労省は労働時間の規制撤廃法制化などという暴挙を行おうとしています。既に批判した通りですが、少子化対策は全省庁共通の認識ではないのでしょうか、不思議です。

『白書は、少子化の現状について、05年に戦後初めて総人口が前年を下回り、日本が「人口減社会」に突入したことを踏まえ、今後も「人口減少は加速度的に進行していく」と警告した。』

その通りですが、いくら何でも警告して終わりではないはず。実際に読んでみないとわかりません。

『その上で、現状の働き方の問題点として、出産を機に7割の女性が退職し、子育てが一段落した後、再び働こうとしても以前と同じ条件で働くことが難しいと指摘。』

これも同断です。

これについてのんべが思うところを書きます。

まず、大前提は、いつも書くことですが、出産後数年は母親は子供のそばにいるのが望ましい、ということ。それが子供の権利です。塩崎官房長官の認識は真っ当と思っています。あと、人生は長いが、出産の定年は早い、ということ。

出産してもどうしても働きたい女性と、専業主婦になれるものならなりたい女性の両方がいるはずです。

前者は、在宅の短時間勤務ででもつながっておれば戻りやすいはずです。例えば、ネットがこれだけ発達した時代、Net利用の在宅短時間勤務+webカメラ利用の電子打合せ程度でもある程度の仕事はできるはず。
週1回程度の出社を組み合わせる、1/3程度の勤務時間なら3年で1年分の人事考課対象にする、など、運営上の工夫は考えないといけませんが、職場の状況がわかるし、キャリアもつながっているので戻りやすいでしょう。
こんなのは誰でも思いつく一般論にすぎませんが、現場にあった方法はなんらかあるはず。そういう道を減税措置
(あまり好ましくはないが、時限の助成金も考えられて良い)も織り交ぜて推進していくのも有効な手段でしょう。
このような形の短時間勤務推進は雇用も促進します。一種のワークシェアリングです。

後者には、これはダンナさんが酷い長時間労働をしなくてもちゃんと食える状況になれば専業主婦になれます。企業の競争力強化と称して社員いじめを黙認する政策の改善がなんとしても必要でしょう。

このような両面からの対策をすすめていけば、保育所の待機児童の問題なども解消するはずです。

PS.今月の内閣府による少子化問題の意見募集は以下の2つ。

【テーマ1】 保育所の利用について
「待機児童ゼロ作戦」の推進により、待機児童は3年連続して減少しているものの、依然として約1万9,800人の待機児童が存在します。また、本年10月からは、就学前の子どもに教育・保育を一体的に提供し、地域における子育て支援も行う「認定こども園」の制度も実施されています。

【テーマ2】 企業における子育て支援制度について
企業における子育て支援制度としては、育児休業や看護休暇、短時間勤務、所定外労働の免除、事業所内託児施設の設置、育児休業者の代替要員の確保等があります。政府としては、助成金の支給等により両立支援に積極的に取り組む事業主を支援したり、職場の意識改革を促す国民運動等を推進しています。

これは別のテーマではなく、共通の問題です。私は今書いたような意見を投稿するつもりです。

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2006年12月 2日 (土)

高校日本史の山川教科書批判(その11)

次は第10章「近代日本とアジア」を取り上げます。なお、今回は明成社版もあてにならない…例の近隣諸国条項のお陰で検閲を喰らっているはず…ので、「Q&A近現代史の必須知識」(PHP、水野靖夫著、渡部昇一監修)も参考にしました。

1.第一次世界大戦と日本
2.ワシントン体制
3.市民文化

1の中に「日本の中国進出」という節があり、例によって対支21ヵ条要求が出てきますが、中国に置ける権益の拡大を目指したというレベル、案外表現が穏やかです。もっと「侵略」の象徴のような過激な表現かと思いました。

アメリカとの石井ランシング協定は、『中国の領土保全・門戸開放と日本の中国に置ける特殊権益の承認を確認しあった』そうです。明成社版も似たような表現。門戸開放ってずいぶん良さげな言葉ですが、お互い特殊権益を認め合っただけのことです。

2では、3・1独立運動がでかでかと出てきます。『この運動はおおむね平和的・非暴力的なものだったが、朝鮮総督府が憲兵・軍隊を動員して厳しく弾圧した』と。警察・村役場の打ち壊し、学校の焼き討ち、巡査殺害などが行われたことは書いていませんし、この事件で「有罪になったものがわずか37名で最も重い主犯でも懲役3年にしかならなかったことも全く無視、3・1独立運動の首謀者が後に熱烈な日本の愛国者になったことも無視です。まあ、これは「近隣諸国」が一番気にしているところ、「条項」がある以上この記述は出版社としてはしゃあないでしょう。早く条項を削除しないといけません。

ワシントン会議は「東アジアにおける日本の膨張を押さえることにあった」だそうですが、「押さえる」主語は米英、やっぱり日本の教科書とは思えない記述です。

幣原外交=協調外交が軟弱外交と非難されたことは無視されています。これを書くと、蒋介石の北伐で南京事件が起こり、日本の領事館なども略奪されたのに日本が無抵抗を守ったことを書く必要が出てくるためと思われます。これは明成社には載っています。

市民文化は、文学や演劇の紹介がなんとなくプロレタリア・マルクスっぽい雰囲気が強いですね。明成社は子供向けの赤い鳥やアララギ派の斎藤茂吉も載っていてバランスが取れています。また、職業婦人の例はタイピスト・電話交換手、明成社版はバスガール・電話交換手。明成社版の勝ち、バスガールの方がおしゃれ。

今回は案外反日は目立ちませんでした(私もお疲れ気味のせいか)が、近隣諸国条項の毒はさりげなくまぶされていました。次回はどこまで行けるでしょうか。4.恐慌の時代、5.軍部の台頭、6.第二次世界大戦、ですから、6まではいけないだろうなあ…

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2006年12月 1日 (金)

ブルーフォックスさんへ

まささんのブログ「一燈照隅」さまをこれ以上荒らすのは、まことに申し訳ないことですし、ブルーフォックスさんはコメントを受け付けていらっしゃらないので、こちらに過去日付で書きます。

私が皇太子同妃両殿下に関して発言しないのは、天命が私に下っていないのに民草が口を出すのは(「温かく見守る」も含め)不敬であろう、皇祖皇宗のご意志におまかせするべきだろう、と思うためです。「東宮派」にも「反東宮派」にも「温かく見守る派」にも与しません。危機感が足りないと仰せになるかもしれませんが。

ブルーフォックスさんの活動を否定するものでは決してありません。消極的ながら支持しています。ブルーフォックスさんには天命が下っているのかもしれませんし。私がわかることではありません。

ただ、まささんのブログへのコメントが本文よりはるかに長かったこと、ひとつの記事に対して多数のTBを入れることは、明らかに「あらし行為」とみなされても仕方ないことかと思います。

決してそういう意図でないことは了解していますが、そう見えてしまうことにより、「ブルーフォックスさんの活動がブサヨなみ」という誤解を受けることを恐れます。

やはり、コメントは本文を超えない程度に留める、TBは1記事に1本(せいぜい2本)、というのが礼(ネチケット)にかなうのではないか、と思う次第です。

もちろん、喧嘩を売っているわけではなく、当ブログへもコメントTB頂くことは全く問題有りません。ただ、あくまでもネチケットの範囲内でお願いします。

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愛子殿下、お誕生日おめでとうございます

Chakkonogi 愛子内親王殿下の5歳のお誕生日、おめでとうございます。
(写真は着袴の儀)Hinomaru_18

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出産適齢期を取り上げた日経NETEYEに感心

日経NETEYEで中村みゆき論説委員が思い切ったことを書いていました。のんべが気楽に書くならともかく、フェミさんたちから総スカンを喰いそうです。

『「妊娠適齢期」を知っていますか?(11/24)』
『不妊のリスクは年齢によって急増するため、妊娠の先送りを改めることが、不妊対策の第一歩。「適齢期」という言葉は死語に近いが、こと妊娠では例外であることに、もっと気づくべきだ。』
『37歳は「不妊への曲がり角」』
『不妊治療も寄る年波で効果低減』
『若いうちに産める方策こそ』

ちょっとだけ引用しましたが、リンク先記事を読んでみてください、仰せの通りです。
不妊リスクが高まるのはもちろんですが、仮に妊娠しても大変だし、2人目、3人目は難しい。0歳児を育てるのはひたすら体力だけどそれも心配。

私は孤立しがちな専業主婦を守る政策のほうが、待機児童解消政策より優先と思っています。日経とは正反対。職業婦人を批判するつもりなど毛頭ありませんが、子供が小さいうちは子供のためを思えば子育てに専念すべきで、その後は仕事に復帰したいならしてもいい、という立場です。

しかし、今の企業は、離れてしまうと復帰が難しい。それでは仕事をしていたい、という女性にはなかなか子供は産めない。産んでも待機児童になってしまうと考えても、やっぱりその気にはなりません。思い切る気になったときは適齢期を過ぎてしまいます。

この現状を放置しておくようなら、政府は本気で少子化阻止を考えているかどうか、怪しいものと思います。出産適齢期のPRと、数年のブランクがあっても仕事への復帰が容易にできるような方策をぜひ考えてほしいものです。

不妊治療より、不妊予防が勝るのは明らかです。そのためには、出産適齢期をよく考えてほしいと思います。

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