情報の授業ではまず怖さを徹底的に教えよ
怪しげな絵(紙芝居)がありますが、このブログは安全なのでご安心を。ウィルスチェックも済んでいます。
先日、情報の教科書を立ち読んで呆れた話を書きましたが、どうしても情報の授業をやりたいなら、一番最初にインターネットの怖さを徹底的にたたき込むことが必要でしょう。便利、などというのは使えば分かる話です。そんなのはいつでもよろしい。
出会い系、詐欺、ネットいじめ、言論封殺、迷惑メール、チェーンメールなど、知らないと困る話はたくさんあります。例えば次のような絵がいきなり表示されるとします。
これ、クリックすると絵が動きます。いかにもwindowsっぽい雰囲気の絵で、ユーザ情報を取得しましたなどと出てきます。
ただの紙芝居、数枚の絵を連続で見せているだけのgifファイルにすぎないのですが、怪しげなサイトを見ているときにこんなのが急に出てきて、会費を払えなどと書かれていると、騙されかねません。
子供にはインターネットなど使わせるべきではないと思うのだけど、もしどうしても情報の授業をしたいのなら、まずはネットの怖さをたたき込むのが肝腎かと。
山川歴史教科書批判を書きたかったのですが、今日はややお疲れモードなのでこれくらいで。もちろん、山川歴史教科書批判は現代史まで意地でも続けます。
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コメント
情報教育するならまずネットの怖さを教えるべき、賛成です。
いずれにせよ、こうした実学は大人になってから必要に応じて学習すればいいわけで、こんな時間があれば文学や歴史、哲学等もっと基礎的な教養を身に着けるべきです。世界史未履修問題も顕在化したのだから教育課程を基本から見直してほしいものです。
投稿: 三四郎 | 2006年11月11日 (土) 12時13分
三四郎さま
仰せの通りで、情報の授業などどうでもよく、他にやるべきことは多いと思います。
投稿: 練馬のんべ | 2006年11月11日 (土) 16時53分