今日で大島噴火20年
昭和61年11月21日に大島が大噴火、溶岩流が元町地区に迫りました。劇的な救出劇、プロジェクトXにも取り上げられたような覚えがあります(間違っていたらごめんなさい)。
そのとき、国土庁では救出のための対策会議が開かれたのですが、その議題の1は「災害対策本部の名称」、議題の2は「元号を使うか、西暦を使うか」。お役人さま…
故・後藤田官房長官と中曽根首相は呆れかえって、佐々淳行内閣安全保障室長と平沢勝栄秘書官に救出作戦を企画させて、即実行に移し、1万3千人の島民は救われたそうです。救出作戦が無事に終わった頃に、長い長い国土庁の対策会議が終わったそうです。
すんません、出勤時間が迫ってきたのでここまで。
参考文献:佐々淳行氏著『重大事件に学ぶ「危機管理」』(文春文庫)
当日夜追記
NHKニュースでは、高齢化が激しくて避難が大変、またこの噴火を知らない世代が増えてきて記憶が風化している、ということでした。高齢化は仕方ないけど、記憶の風化は、NHKがプロジェクトXの上映会を大島でするなり、素直に再放送するなりすればだいぶ防げるのに…
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