秋の運動会はいいものです、けど…
秋は運動会。子供達が嬉しそうに走り回るのを見るのは親として実にいいもんです。ひたすらビデオ係になっている父親も多く、少しは自分の目で見たらどうだ…という気もしますが、まあそれは目くじら立てるほどでもない。
お日様にあたりながらお母さんが作ったお弁当を家族で食べる光景、これもまた家族のひとこまです。昔から野外で弁当を食べるのは日本の大切な食文化ですが、これは最後の砦かもしれません。
でも、やっぱり変なのはジェンダーフリー。
騎馬戦(帽子取り)を男女混合でやるのはどう考えてもやめてほしい。男女混合と言っても、各騎馬は男女別なのでまだましでしたが…(※)
男女混合の徒競走も男女別にすべきと思うけど、まだ許容範囲かも知れません。
小学生とはいえ高学年、男女で取っ組み合いなど実にめでたくない話。幼稚園や小学校低学年ならかわいいけど。
小学高学年は、男の子はまだ子供だけど女の子は大きく、ずっとませています。女の子が割り切って本気を出すと、背の高さや手の長さの差で男の子が勝てない、というのも男の子が自信をなくすもと。
やっぱり、ジェンダーフリーは困ります。学校に申し入れておかないと。
(※)かみさんは全然違和感ない、と言ってました。かみさんはジェンダーフリー派ではなく、どちらかと言えば保守です。趣旨は、6年生はまだ子供、ジェンダーフリーもなにもないということで、もし中学生だったらどう思う?と聞いたらやはり断固反対だそうです。学校もそういう感覚なのかも知れません。難しいところです。
運動会のひとこま、棒引き。
転けるのも、また楽し。
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コメント
小学生時代の感覚と比較し、違和感を覚えます。ジェンダーフリーは、着替えも一緒に行うのでしょうか、、、?
投稿: リカ | 2006年10月 1日 (日) 20時34分
リカさん
校長先生のお言葉や、それとなく観察した限りでは、決してジェンダーフリーに染まった学校ではないようで、着替えは別部屋ということです。
男女混合騎馬戦、私も思いきり違和感を覚えます。染まっていない学校でも、こういうことを行ってしまっている。それこそ、ジェンダーフリーが浸透している証拠とも思い、反対の声を上げていく必要を感じています。
投稿: 練馬のんべ | 2006年10月 1日 (日) 21時01分
何でもかんでもジェンダーフリーはいかがなものかと思います。男女は本質的に異なるもの。差別でもなんでもない、自然の有り様として、そこは小さいときにしっかり教育しないと、何か取り返しのつかない間違いを起こしそうです。
誤解を恐れずに言えば、昨今「性同一性障害」の事例が顕在化しているのも幾許かは過剰な「ジェンダーフリー」思考が影響を与えているのではないかという気もします。
投稿: 三四郎 | 2006年10月 1日 (日) 21時17分
運動会で食べるお母さんのお弁当は最高でした。
どうして、あんなに美味しかったのか不思議です。
聞いたところによれば、最近は「順位をつけない」運動会もあるらしいですね。何が楽しいんでしょね、そんな運動会・・・。
投稿: hayato | 2006年10月 1日 (日) 22時05分
三四郎さま
なるほど。ジェンダーフリーで刷り込まれて、「ひょっとしたら私も」→「私はそうだ」に変わってしまう、というわけですか、ありそうなことです。病は気から、ですからねえ…
投稿: 練馬のんべ | 2006年10月 1日 (日) 22時10分
hayatoさん
かみさんのお弁当美味しかったですよ…のろけ…(笑)
こちらの運動会はしっかり順位を付けます。個人ももちろんそうだし、チームでも。我が赤組は圧敗しました…ぐすん…
投稿: 練馬のんべ | 2006年10月 1日 (日) 22時15分
コメントとご紹介ありがとうございます。「家族がいちばん」は良いタイトルですね。ほんとにその通りだと思います。その家族を破壊し、「多様な家族」とやらに変容させ、大黒柱2本でないと男女平等でない(夫も妻も外で働け!)とのたまうのが男女共同参画(=ジェンダーフリー)です。考えるだに不愉快。
生活科の教科書、ご覧になりました? 専業主婦の姿はなく、母親は朝、子供を送り出すと仕事に出かけるイラスト、父親は洗濯や料理をやってます。大黒柱2本の話は家庭科の教科書に登場するものです。
ところで運動会ですが、小生の地元川崎市立某小学校では、再三苦情を申し入れて、昨年の混合騎馬戦(騎馬は男女別で対戦が混合)が今年は男女別騎馬戦(騎馬も対戦も男女別)に変わりました。「混合はおかしい」と毅然と、しかし誠意を持って訴えれば、必ず変わります。国の方針(第2次男女共同参画基本計画)にも「同室着替え、同室宿泊、過激な性教育、混合騎馬戦等はきわめて非常識」と入りましたから。
なお、リンク先に挙げた写真は同じ川崎市立の別の小学校で行われた騎馬が混合、対戦も混合の最悪の騎馬戦です。全国を見回すと、福井と京都では高校でこれをやっていたことが判明しています。
http://takizawanor.seesaa.net/article/18847483.html
長々失礼しました。
投稿: bruckner05 | 2006年10月 8日 (日) 22時46分
bruckner05さま
タイトルをお褒めいただき、また参考になるお話しを記載頂き、ありがとうございます。
ジェンダーフリーの実態にはあまり詳しくないのですが、とにかく大嫌いです。子供の教科書も見直してみます。
学校には、まずはさりげなく「違和感感じますよ」程度に申し入れてみました。どのような反応があるのか(ないのか)わかりませんが、動きが鈍いようならだんだんトーンを上げていきたいと思います。
投稿: 練馬のんべ | 2006年10月 9日 (月) 07時26分
私は生活科の教科書というものを見たことがないのですが、そんなにひどいものでしたか。一度見てみたいですけど、市販はされていないですよね。男女混合は男性のみならず成長期の女性にも少なからず悪影響を与えるものです。このような行き過ぎたジェンダーフリーは早々に止めるように求めていかなければいけませんね。
投稿: かついち | 2006年10月 9日 (月) 13時30分
かついちさん
せいかつの教科書、調べてみます。子供が使っているはず。
→下の娘が使っているのは光村図書ですが、意外なことにネクタイを締める最中のお父さんにお母さんがお弁当を渡す図で、夕飯のときは子供2人、両親、さらにおじいちゃん!の食卓の風景でした。これは家族がいちばんの図です。
会社によって違うのかな?各社の分を、三省堂書店などの教科書取扱店で見てみます。
投稿: 練馬のんべ | 2006年10月 9日 (月) 19時40分
光村図書はまともなんですね。以下の掲示板過去ログの「43317小学校用教科書」に東京書籍の話が出てます。
http://www.azaq-net.com:8080/tani6010/563.html
東京書籍が一番ひどいのかも。うちの子は教育出版で家族の団らんも描かれていますが、専業主婦は出てきません。
各県には「教科書供給所」が最低1つあって、そこへ行くとあらゆる検定済み教科書、副読本、ワークブックが販売されています。教師に限らず誰でも出入りでき、購入できます。ご参考までにリンクを貼っておきます。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/tokuyaku.htm
http://www.text-kyoukyuu.or.jp/otoiawase.html
ジェンダーフリー教育は、以下の日教組のパンフレットや「正論」に載った教研集会リポートをご覧あれ。
http://www.geocities.jp/katunan15/index14f.html
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2003/ronbun/04-r3.html
長尾誠夫・都立高校教諭のホームページ。
http://homepage1.nifty.com./1010/
野牧雅子・平塚市立中学校教諭のホームページ。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~constanze/nomarintopx.html
いずれも資料が豊富。お暇な時にご覧下さい。
長々失礼しました。
投稿: bruckner05 | 2006年10月10日 (火) 01時59分
1つリンクが流れてしまいました。訂正します。
教科書供給所(文科省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/tokuyaku.htm
投稿: bruckner05 | 2006年10月10日 (火) 02時03分
うまく表示されないようです。末尾に「.htm」を入れてください。
投稿: bruckner05 | 2006年10月10日 (火) 02時05分
bruckner05さま
いろいろな情報ありがとうございます。私は教科書を調べる(主に歴史)ときは(仕事の昼休みに)神保町の三省堂で見ていたのですが、なるほど、この情報はありがたい。教科書問題は一次ソース(教科書そのもの)を見ないとわかりませんからねえ。
のまりんさんのページは先日少しだけ拝見しました。すごいですねえ。
その他も時間のあるときに見てみます。
投稿: 練馬のんべ | 2006年10月10日 (火) 07時15分
bruckner05さま
今日、教育出版の教科書を三省堂書店で立ち読みました。なるほど、魚屋さんご一家の大家族と、両親子供1人(両親はサラリーマンと看護婦さん…私は看護士とは使いたくない)でした。魚屋さんご夫妻が一緒に働くのは当たり前。サラリーマンのお父さんは会社帰りにキャベツを買ってうちでは奥さんと一緒に料理。それはまあそれでもいいかも知れないけど、専業主婦が全く取り上げられていないのは確かに大問題ですね。
投稿: 練馬のんべ | 2006年10月10日 (火) 22時44分