教育基本法について朝日サマ社説と意見が一致?!
表題『教育基本法 改正案はやはり疑問だ』
おおいに賛成!
『教育基本法の改正に対し、私たちはこれまで社説で、いくつかの疑問を投げかけてきた。』
私もおかしいと思っています。民主党案のほうがよい。前も書いたとおり、自民党案では、面従腹背を勧める「国を愛する態度」、日教組に利用される「不当な支配」、は残る、「宗教的情操の涵養」はない、など、明らかに公明党に配慮したとしか考えられない案です
『いまの教育に様々な問題があるのは確かだ。学力が下がっている。いじめや不登校は絶えず、荒れる学校は少なくない。しかし、そうした問題は教育基本法が悪いから起こるのか。教育の問題を法律の問題にすり替えていないか。きちんと吟味した方がいい。』
一目賛成できかねる意見に見えます。腐った水(教育基本法)からは害悪(日教組)が垂れ流されます。しかし、この意見、教育基本法の改正より日教組の撲滅が先だ、というのならおおいに賛成です。
『「愛国心」の問題もある。国を愛する心は人々の自然な気持ちであり、なんら否定すべきものではない。だが、法律で定めれば、このように国を愛せと画一的に教えたり、愛国心を子どもに競わせたりすることにならないか。民主党案も表現は異なるが、愛国心を教室で教えようとする点では大きな差はない。』
ははは、残念ながらここは全面的に反対ですね。やはりそうか。国旗国歌を侮辱する人たちですね。
『政府の改正案で掲げた「教育の目標」は、愛国心だけではない。道徳心、伝統と文化の尊重など、20余りの徳目が並んでいる。そうした心のあり方にかかわる徳目を法律で定めていいか。愛国心と同じように画一的に教えることにつながらないか。これも気がかりだ。』
教えなくてどうするんですか。
例えば「いただきます」の感謝の心など日本人として当たり前に家庭で教えられるべきです。しかし、こんな屁理屈を言って道徳教育をしなかった結果、今や「いただきます」を学校で言わせようとすると給食費を払っているのにそんなことを言わせるな、などという親や、給食費を払わない親が養成されてしまったわけです。
『現行法は「教育は不当な支配に服することなく」と教育の独立をうたい、国の介入に歯止めをかけている。』
日教組の不当な支配を許してしまった結果がこの惨状です。
(この写真、日教組のトップページの目立つところに貼ってあるのを持ってきました。すごいセンスだ…)
『この文言は改正案でも残されたものの、「この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきもの」とわざわざ加えられた。これによって教育の独立が薄められることはないのか。こうした論点は十分に審議されていない。』
民主党案には削除されていますね。どんな注釈文を書こうとも残っていたら日教組に不当に利用されます。
『教育基本法は、「忠孝」や「義勇奉公」を説いた戦前の教育勅語に代わって、新しい教育の指針としてつくられた。「個人の尊厳」や「自主的精神」を重んじることを盛り込み、教育の機会均等や男女共学を掲げた。』
またお馬鹿な事実誤認。
正論13年6月号「教育基本法改正の是非を論ず」杉原征四郎より。
『基本法制定の実質的推進者であった第一次吉田内閣の文相 田中耕太郎も後任の高橋誠一郎文相も基本法は教育勅語ありきを前提にして、恰も車の両輪であるとの認識であった。即ち永遠に通用する徳目は勅語にまかせ、勅語に欠けていた民主主義、平和主義の教育を強調したのが基本法である。
基本法が制定・施行されたのは昭和22年3月31日であった。それから1年と少し経った昭和23年6月19日衆議院は「教育勅語の排除」、参議院は「教育勅語の失効」決議を行った。
即ち勅語と基本法はそれまで両立していたのである。
衆参両院の決議は占領軍の指示により強制…』
教育勅語は朝日新聞の読者の多数が知らないのをいいことにそれこそ「ショッカーの憲章」の如く扱っていますが、実際はそんなもんじゃなく、誰が読んでも納得できる(プロ市民は別)ものです。それは別の機会に。
『前文と11条しかない短い法律で、あらゆることを定めているわけではない。社会は変わり、新たな問題も出てきた。愛国心を盛り込むことに抵抗がある人の中にも、公共の精神が大切なことを強調すべきだと考える人もいるだろう。
安倍政権の発足直後の世論調査で、基本法は「今国会にこだわらず議論を続けるべきだ」が3分の2にのぼった。
基本法を変えるとすればどこなのか。変えなければ、できない政策があるのか。そうした肝心なことで国民の一致点がまだないということだろう。
日本の未来を担う子どもをどう育てるか。成立を急ぐ余り、大きな方向を誤ってはならない。』
それには半分は賛成ですね。よく意見が一致しました。なんとなく嬉しい(笑)。
与党案をやめて民主党案を丸飲みするのがいいんじゃないですか。こっちのほうができがいいし、民主党案にまさか民主党が反対したりしないでしょう。まず改正して、これからまた少しずつ手直ししていけばいいことです。
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