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2006年9月 6日 (水)

秋篠宮ご夫妻の臍帯血提供には感動

『秋篠宮ご夫妻、臍(さい)帯血提供申し出る…愛育病院長』
『「東京都赤十字血液センター臍帯血バンク」(江東区)によると、愛育病院は、都内の病院で臍帯血採取の提携をしている9病院の一つ。』
(以上、読売新聞より)
素晴らしいお話しです。感動しました。


以下、「日本さい帯血バンクネットワーク」より引用。
「きずなちゃん」日本さい帯血バンクネットワークシンボルキャラクター
----------Kizuna_chan
Q.さい帯血とはどんなものでしょうか?
A.母親と胎児を結ぶさい帯と、胎盤の中に含まれる血液をさい帯血といいます。さい帯は出産後は不要となりますが、その血液中には骨髄と同様の、血液細胞を作り出すもとである「造血幹細胞」がたくさん含まれています。
Q.なぜさい帯血が必要なのですか?
A.さい帯血の中には、赤血球、白血球、血小板などをつくりだす細胞(造血幹細胞)がたくさん含まれています。そのため、骨髄と同じように移植し、治療に役立てることができます。
Q.さい帯血はどのような病気の治療に用いられますか?
A.白血病など重い血液の病気や遺伝病など、現在は骨髄移植により治癒可能な病気の治療に用いられています。
Q.さい帯血移植とはどんな治療でしょうか
A.骨髄移植で必要なものは、骨髄液に含まれる「造血幹細胞」です。さい帯血はその造血幹細胞を多く含んでいますから、さい帯血を利用して、骨髄移植と同様の治療を行うことができます。さい帯血を用いて行う治療を「さい帯血移植」といいます。
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骨髄移植は移植元に非常に負担がかかるのに対し、こちらは全然母親にも赤ちゃんにも負担がない。いいことずくめです。可能ならぜひ推進したい。


しかし、
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Q.さい帯血の提供はどこの病院でもできますか?
A.残念ながらどこの病院でもというわけにはいきません。
さい帯血の採取には、そのための人材の確保が必要で、分娩の片手間でというように簡単なものではありません。さらに、さい帯血は移植に使うものなので、無菌(に近い)状態で採取や分離などを行うので、そのための設備や技術も必要です。
また、提供できる病院において提供のお約束をお願いした妊婦さんでも、出産時刻等で採取体制が整わないこともあり、そういった場合には採取を行わない場合もあります。さい帯血の採取や保存には少なからぬ経費を要しますので、効率的かつ効果的な採取を計画的に行ってまいります。
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という事情があり、可能な産院は極めて限られています。私の妻も臍帯血提供を希望しましたが、だめでした。

よく知られているように産科医不足は深刻です。ただでさえ猛烈に忙しい…というより過労死しない方が不思議…のに、臍帯血まで取る余裕はなくて当たり前です。
しかし、臍帯血により助かる人は非常に多いと思います。すなわち、産科医不足によって救える命も救えなくなっているのかも知れません。

今回の秋篠宮ご夫妻の素晴らしいご決断が、世の中に臍帯血の意義をさらに知らしめることになることを祈ります。また、産科医不足について世論を喚起するきっかけになってくれればと思います(論理が飛躍気味なのは勘弁)。世論が動けば、政府はハコモノだけでなく保険制度・点数の見直しなどにも着手するでしょう。

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コメント

秋篠宮妃殿下が臍帯血提供をご希望とのニュースは、私もとても感動しました。ご自分のお体がもっとも大変な時期に「人の役に立てるなら」と決断されたことは、国民にあるべき道をお示しになられたと思います。
この件もそうですが、皇室の方々の御行動に国民は学ぶべきことはとても多いと思います。御自ら模範となり国民に静かに行くべき道を指し示す。皇室2600年の歴史の重みが現在の皇族の行動すべてに現れていると思います。

投稿: かついち | 2006年9月 7日 (木) 08時06分

かついちさま
まさに仰せの通りですね。日本の皇室は至高の世界遺産と思います。陛下、殿下は大変だろうなあ…

投稿: 練馬のんべ | 2006年9月 7日 (木) 19時50分

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