ロシア漁船拿捕事件は大きな騒ぎにすべき
『金田勝年外務副大臣は30日、モスクワのロシア外務省でラブロフ露外相と…会談』
『金田副大臣は、拿捕された「第31吉進丸」の乗組員3人のうち2人が同日、日本側へ引き渡されたことにつき、「露政府の尽力を評価する」とラブロフ外相に表明すると同時に、国後島で拘束されている坂下登船長と船体のすみやかな引き渡しを要請した。』(以上、読売新聞記事より抜粋)
金田副大臣は私は全然知りませんが、「露政府の尽力を評価する」とは何事ですか。人質を取られているから忍び難きを忍んでおっしゃっている、ということでしょうか。大変失礼な物言いで申し訳ありませんが「ガキの使い(ガキ=ガいむしょうのキ×××)」にしか見えません。
今回の件、外務省の対応方針が根本的に誤っています。外務省の考えは、ともかく穏便に済ませたい、ということのようですが、正しくは、大騒ぎにすべき、ということです。そして、不法占拠たる領土問題の存在を顕在化させるべきです。それが亡くなられた方への弔いにもなるでしょう。
麻生外務大臣も今回は立派とは言い難い。最低限、自らロシアに行って直談判すべきでしょう。国際海洋裁判所への提訴(無理筋かも知れませんが)なども検討に値します。麻生外務大臣は内弁慶なのでしょうか、日本で文句を言うばかりです。総裁選のことが気がかりなのかも知れませんが、ここで外務大臣としての存在感を示さなければ総裁選で存在感を示すことなどできるはずありません。
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コメント
報道もダメだと思っています。「射殺」されたのに「・・・乗組員が死亡した事件で・・・」。勝手に死んだわけではありませんし、「殺された」と言わねばウソになります。
投稿: とよあしはら | 2006年9月 2日 (土) 23時39分
とよあしはら様
コメント有り難うございます。
確かに仰せの通りですね。いい加減な取り扱い方、マスコミさんたちやる気ないのか、親ロ勢力が未だにはびこっているのか…
投稿: 練馬のんべ | 2006年9月 3日 (日) 00時56分