北方領土殺人事件、次は船と金の強奪
もうひとつ不愉快な話。
昨日、政府はロシアに拉致された船長を救えという記事を載せましたが、判決は罰金110万円、ロシア水産資源の損害賠償108万円、船の没収、だそうで。ひどいもんです。
それに対して政府は、長勢甚遠官房副長官が「ロシア側の(裁判)手続きは、わが国の北方領土問題の立場から受け入れられない…ロシア側に引き続き船長、船体を速やかに解放するように求める」だそうですが、日本の記者会見でやっても負け犬の遠吠え。即刻ロシアに乗り込まないでどうするのですか。もっとも官房副長官では門前払いか。
安部新総裁が、国会の指名のスケジュールを遅らせて、ロシアを電撃訪問しプーチンに直談判するとか、麻生氏の外相留任を内外に公表してロシアに行かせるとか、それくらいのことはすべきです。なめられています。
特に船体の引き渡しは絶対に実現すべき。そして政府で買い取って、北朝鮮工作船と並べて一般公開すべきです。
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コメント
本件扱って下さり、ありがとうございます。船長さんが捕われているのに、お三方揃って総裁選の遊説。情けなかったです。
放ったらかしだったマスコミが報じたのは、いきなりコレ。
断固毅然と通すべきです。証拠の船は取り返すべし!事件直後、仲間の漁師さんが言ってました。最近奴らは警告灯や威嚇射撃をしない。絶対、いきなり狙い撃ちしたんだ!と。
投稿: リカ | 2006年9月22日 (金) 19時18分
リカさま
蜂蜜谷垣氏はともかく、安部氏・麻生氏ともあろうものが、主権侵害に対して危機感のないこと。「北方領土事変」勃発で、総裁選どころではないはずなのに…既に忘れかかっているとは情けない限りですね。
投稿: 練馬のんべ | 2006年9月22日 (金) 20時53分