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2006年9月

2006年9月30日 (土)

所信表明演説、論旨は素晴らしいがカタカナ多すぎ…

私は安倍支持ですが、文句は遠慮なく言うつもりです。

さて、安倍首相の所信表明演説について。

最初にはっきり
『額に汗して勤勉に働き、家族を愛し、自分の暮らす地域や故郷を良くしたいと思い、日本の未来を信じたいと願っている人々、そしてすべての国民の期待に応える政治を行ってまいります。』
『一つ目は、文化、伝統、自然、歴史を大切にする国であります。
二つ目は、自由な社会を基本とし、規律を知る、凛(りん)とした国であります。
三つ目は、未来へ向かって成長するエネルギーを持ち続ける国であります。
四つ目は、世界に信頼され、尊敬され、愛される、リーダーシップのある国であります。』
と宣言されたのは素晴らしいことです。家族を愛すること。伝統文化を大切にすること。私は、嬉しい!


しかし…途中からカタカナ言葉の濫用はいかがなものかと。官僚の作文かと思うほど。ちっとも「美しい国」の言葉ではありません。猛省を期待します。

次回の演説は「美しい言葉」でお願いします。

所信表明演説より気になった部分の一部

一国のトップリーダー→日本の首相、のほうが適切。

世界のグローバル化→意味不明。世界の均質化?そう言い切れまい。

活力に満ちたオープンな経済社会→意味不明。関税や非関税障壁撤廃?

イノベーションの力とオープンな姿勢により、日本経済に新たな活力→意味不明。イノベーションとはどのような技術革命なのか?

自宅での仕事を可能にするテレワーク人口の倍増→なんだこりゃ?在宅勤務のこととすれば「自宅での仕事を可能にする在宅勤務」では馬から落ちて落馬。

日本がアジアと世界の架け橋となる「アジア・ゲートウェイ構想」→全く意味不明。例えば、中共が日本を窓口にして世界と話す、などあり得ない。

ニートやフリーター→ニートとは何かわからん。

NPOなど「公」の担い手を支援し、官と民との新たなパートナーシップを確立→意味不明。まずNPOが公の担い手でありるはずもない。NPOに公の役割を与えようというなら公の責任回避にすぎない。

国と地方の基礎的な財政収支「プライマリー・バランス」→「」内が余計

「道州制ビジョン」の策定など、行政全体の新たなグランドデザイン→いかにも官僚用語

「人生のリスクに対するセーフティネット」→極めてわかりにくい言葉。小泉前首相の「人生いろいろ」なみ。

「新健康フロンティア戦略」→全く意味不明。

自動車燃料にバイオエタノールを利用するなど、バイオマスの利用→知らない人には全くわからない専門用語(この演説的な言葉で言えばジャーゴン)に近い

もうやめます。疲れました。

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2006年9月29日 (金)

安倍首相、早速拉致家族との面会!

『拉致家族会:官邸で中山補佐官らと面会 安倍首相も参加』(毎日新聞より)

『政府の拉致問題対策本部の事務局長、中山恭子首相補佐官や拉致問題担当相の塩崎恭久官房長官らが29日、首相官邸で拉致被害者家族会のメンバーらと面会した。塩崎担当相とはこの日初めて会うメンバーらは「(対策本部設置など)拉致問題解決のための最強の布陣」と評価し、日朝交渉の早期再開などを要望した。
面会には家族会代表で横田めぐみさんの父滋さん(73)と母早紀江さん(70)、飯塚繁雄副代表(68)らが臨み、当初予定になかった安倍晋三首相も加わった。
 安倍首相は「すべての生存者の帰国を実現したい」と話すと、滋さんは「こんなに早い首相との面会実現は例がない。最強の布陣で喜んでいる」と顔をほころばせた。』

こんなに早く首相と家族会の面会が実現するとは予想しませんでした。安倍首相の拉致問題に対する並々ならぬ意欲が感じられます。大いに期待しています。きっと、将軍サマ、今日の酒は美味くないだろうなあ…

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言論封殺の代償は高くつく

まず、「博士の独り言」様に対して心よりお見舞い申し上げます。言論封殺を食う側は大変です。
しかし、意外な(当然の)逆効果が生まれつつあるので、今回はそのことに言及します。

前の記事に対して、リカさんから
「都合悪いモノが狙い撃ちされているように思えます。今回は、国内外の多数の国民が『ドラマのように進行する現実』を目撃し、真剣に悟りました。Gooに言い分があるかもしれませんが、信用を失いました。」
というご指摘がありました。

貴重なご指摘です。そして、信頼を失ったのは、gooに加えて、公明党および媚中派も、と愚考します。言論封殺者の意図とは全くの逆効果が生まれています。この逆効果は非常に歓迎すべきことです。言論封殺の代償は高くつきます。

「博士の独り言」様は大人気ブログです。したがって
一部の記事消去→全部の記事消去→ブログ自体の消去
と消えていく様子をつぶさに見た方も非常に多い模様です。gooの責任かどうかはわかりませんが、gooへの信頼は大きく失われました。
そして、その状況を見て、何事かとググった方が非常に多かった模様です。当ブログにもグーグル検索ワード「博士の独り言」でいらした方が多く、普段の数倍のアクセスがありました。

また、創価学会と中共が博士から特に厳しく批判されていたため、消去実行犯は学会or中共?、と強く疑われているようです。もちろん、証拠もないし、だいいち、真っ先に犯人扱いされる状況で暴挙に出るか?という疑問もあるので、私はコメントしません。

おそらく確かなことは、
------------------
犯人は批判されている勢力か?→学会か中共だろう→ひどい話で許せん→公明党や媚中も許せない
------------------
という連想ゲームにより、この事件で公明党および媚中派に対する信頼が大きく損なわれた、ということ。ネットで公開されている現代、批判者への言論封殺行為は、予想以上の逆効果を生みます。

この逆効果は強烈です。死に体だった加藤紘一氏もあの事件のお陰である程度復活してしまいました。学会や中共に対する批判がこんなことで世の中から消えるはずもなく、一層風当たりは厳しくなるはずです。

博士のメッセージはこちら(TBより)

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安倍新首相への期待:憲法改正

安倍新首相に期待するところは、大きく言って、憲法改正、教育改革、真の保守政党への脱皮(まず公明との連立解消)、中韓以外との外交(これは私の大苦手な分野、マルコおいちゃんさんが詳しい)、そしてもちろん拉致事件の解決。

教育改革と公明との連立解消の話はさわりの部分だけ既に触れました。今回は憲法改正について、論点が実に多いのでごく簡単にさわりのみ触れます。
ぱっと思いつくレベルでこれくらいあります。まずは前文、9条(戦争放棄)、96条(改正)の改正を行う必要があるわけですが、その後もよく議論して継続的に改正を行っていくべきです。

-------------
<前文>
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持」などということが現実離れしているのはご存じの通りです。この前文は、日本の伝統と文化を大切にする、という根本精神に則り、全面書き換えが必要。例えば曾野綾子氏に依頼したいところ。

<第一章 天皇(第1~8条)>
・天皇の地位が「日本国民の総意」だけでなく、「日本の永年の伝統」に基づくことの明記
・皇位が男系男子で継承されることの明記
・皇室典範は「国会の議決」でなく「皇室会議の議決」に変更
・「伝統的祭祀を行うこと」の条項を国事行為とは別に設け、「内閣の助言と承認」ではなく「皇室会議の承認」に変更
・第7条4項「国会議員の総選挙の施行を公示」→衆議院議員の総選挙
・皇室財産の譲渡、譲受については国会の議決ではなく「皇室会議の承認」に変更

<追加の章>
・国旗国歌の章追加、国旗国歌が日の丸、君が代の条文追加

<第二章 戦争の放棄(第9条)>
・自衛権、自衛隊の明記
・国民を守るため、非常時の記載(コンティンジェンシー)
・軍事裁判所の設置

<第三章 国民の権利及び義務(第10~40条)>
・権利暴走の防止条項の明記(現在でも「公共の福祉」による歯止めはある)
・家族の尊重条項の追加

<第六章 司法(第76~82条)>
・特別裁判所の軍事裁判所例外条項
・裁判官の任期の短期化(10年は長い)
・給与減額不可項目の見直し
・国民審査の見直し(形骸化)
・裁判員制度(をもし行うならその)明記

<第七章 財政(第83~91条)>
・皇室財産がすべて国に属する、という部分の修正
・公金利用制限についての見直し(私学助成金などは明らかに現行憲法違反)

<第九章 改正(第96条)>
・衆参両院で2/3、国民投票で過半数は厳しすぎる。衆参両院で過半数+国民投票で充分。

<第十章 最高法規(第97~99条)>
・憲法と国際条約の優先順位が矛盾

以下、思いつかなかった章、参議院の廃止はあえて言いません。
<第四章 国会(第41~64条)>
<第五章 内閣(第65~75条)>
<第八章 地方自治(第92~95条)>

既に条文の意味がなくなっている章
<第十一章 補足(第100~103条)>

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2006年9月28日 (木)

「博士の独り言」に対するテロは許せない暴挙

みなさまご存じの通りgooからは削除されてしまいました。詳しいことはわかりませんが、博士の厳しい言論に対して不快感を持つ勢力の仕業と思われます。

まさに言論に対するテロ、絶対に許せない暴挙です。卑怯とはこのこと。

このような言論に対するテロは、どんな言論に対してのことにせよ、許せない話です。ブログ削除は、余程公序良俗に反するものなら、ちゃんと宣言した上で行うなら納得できますが…博士の厳しい追及が、公序良俗に反するとでも言うのでしょうか?まさに笑止千万。
最初はgooの見解も確認したいと思っています。
(なお当然のことながら、当ブログでは、加藤紘一氏に対するテロにも断固反対です。当ブログは加藤氏を「媚中」として強く批判する立場なのですが、左右問わず言論封殺行為に対する絶対反対はぶれません。)

なお、博士ご本人のコメントはTBをご覧下さい。

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「いただきます」の心を教えるWEB絵本

いくらなんでも誇張した話だろうとは思いますが…学校給食で子供に「いただきます」と先生が言わせると、「給食費を払っているのだからいただきます」なんて言わせるなと怒鳴り込む親がいるそうです。冗談だと思いますよ。そんな大馬鹿者が日本にいるはずもない。うん、多分いない。きっといないだろう。いないでほしいなあ…

でも、「いただきます」ってあまりにも当たり前なだけに、子供に真面目に説明しようとすると案外難しい。

Itadakimasu_1 かまぼこジャパン(提供:鈴廣かまぼこ)のWEB絵本、「金太郎とおこりん棒~いただきますを考える~」がおすすめ、実にわかりやすい。子供だけでなく親にも是非読んでほしいと思います。これに限らず、このかまぼこジャパンのページ、なかなか素敵です。「鈴廣かまぼこ」さんの社会貢献事業、素晴らしいですね。


かまぼこジャパン→えほんを読む→あっぱれ!かまぼこ城→第7話「金太郎と…」)

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小学校英語「必修化の必要なし」伊吹文科相

『小学校英語「必修化の必要なし」 伊吹文科相』産経WEBの記事より)

『中央教育審議会が検討している小学校英語の必修化について伊吹文明文部科学相は27日、産経新聞など報道各社のインタビューで「必修化する必要はまったくない。美しい日本語が話せず書けないのに、外国語をやっても駄目だ。子供のころからやりたい人は個人的にやる。小学校は外国語に興味を持つ程度にとどめるべきだ」と話し、必修化の必要性を否定する見解を示した。』

ぱちぱちぱち(拍手)。なお、私の考えはこちらの記事の通り強い反対論で、文科省にパブリックコメントを送りました。

『文科省が今春行ったパブリックコメント(総数471件)では積極論が54.6%、消極論が40.1%と意見が二分している。』

パブリックコメントは出すだけ出してみよう、と思って出したのですが、充分に意味があったのかも知れませんね。

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2006年9月27日 (水)

NHKニュース7の「各国」とは?

本日のNHKニュース7で、安倍新首相について「各国」の報道機関(テレビニュース)はこう伝えています、という旨を放送しました。さて、NHKの紹介した各国とは?

(放送の順番通り)
1.中華人民共和国
2.韓国
3.フランス
4.(中東の)アルジャジーラ

以上4ヶ国(アルジャジーラは国ではないが)だけが、NHKの考えた「各国」でした。もう怒ったり批判したりする気すら起こらないほど、呆れて脱力…

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高市早苗氏への期待

高市早苗氏が少子化・男女共同参画の担当大臣にご就任なさいました。
高市氏の考えはご自分のホームページに載せていらっしゃいますが、少子化については
2006年04月03日●少子化対策を考えるがわかりやすい。よろしいかと。

少し引用します。


『私は、日本人の価値観の変化や家庭・学校教育のあり方にも目を向ける必要を感じています。
昔は、「所帯を持って一人前」という価値観や若者本人の独立意欲、「職業は一生もの」という職業観、生命の連続性や家系・先祖に対する意識というものが社会に根付いていました。
こんなことを書くと、年寄り臭いとか頭が古いとか言われてしまうのでしょうが、私が若い頃には、「学校を卒業したら定職に就き、親に経済的な迷惑をかけないようにしよう」「会社で嫌なことがあっても、親の顔を思い浮かべて我慢しよう」「適齢期と言われる年齢になったら、結婚相手を探そう。それが一番の親孝行だもの」「**家の跡取りを作らなくては、ご先祖様に申し訳ない」等々、ごく自然に考えていたのです。』
『仕事を持ちながらでも子育てをしたい、頑張れば十分にできる、という妙な自信があるのは、「勉強も大切だけど、家族の一員として家事の役割分担はしっかりさせる」という母の教育方針によるところが大きいかな・・と思います。』
『若い方々の精神的・経済的自立や、社会全体として子育てを応援する空気が無くては、少子化問題の抜本的解決は不可能だと思うのです。
目に見える少子化対策としては、税制を中心とした経済的支援策、不妊治療支援、地域的バランスの取れた保育所整備、子育て後の職場復帰促進、子育て対応型住宅リース制度などを研究しているところですが、加えて、家庭や学校における「家族観・職業観教育」「食育」の充実なども重要な要素になるのではないかと考えています。』

なんて古い保守的な考え方。つまり「家族がいちばん」ですか。もちろん基本的路線は全面的に賛成です。

フェミ的思想による少子化対策とは、要するに女性労働者化・子育て外注化です。
もちろん、働きたい女性を支援することは否定すべきことではない。しかし、子育てに専念したい女性を無理に働かせよう、という政策には全面的に反対します。可能な限りお母さんが子供と長い時間接しているのが一番です、それが家族の基本でしょう。

高市氏には大いに期待しています。なんとしても「家族がいちばん」の思想を貫いて、職務を全うしてほしいと思います。


PS.沖縄・北方担当大臣ということは、まさか北方領土や尖閣諸島も?それは外務大臣担当ですよね?

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2006年9月26日 (火)

ワシントンポストの妄言

ワシントンポストの妄言に、朝日新聞は相変わらず嬉しそうです。

『米ワシントン・ポスト紙は25日、日本の歴史認識の問題について「新しい首相は歴史に誠実でなければならない」と題する社説を掲載した。新首相となる自民党の安倍晋三総裁に対し、「現在の政策は、過去への率直な誠実さに裏打ちされていなければならないことを認識する必要がある」として、その歴史認識に苦言を呈した。
社説は、小泉首相の靖国神社参拝が「中国など隣国の反日感情を無用に刺激した」と指摘。安倍氏について、東京裁判の正当性に疑問を呈している、戦後50年の村山首相談話(95年)を踏襲していない――ことを例に挙げ、「安倍氏は過去を美化することでは小泉首相を上回る」と懸念を示した。
そのうえで「安倍氏は日本のプライドを主張することに政治的な利点を見いだしている」とも言及した。日本が南京大虐殺などの過去に誤りがないと公言すれば、近隣諸国との緊張が生じ、「地域の安全保障をむしばむだろう」としている。』

要するに、中共や韓国の言うことを聞かない安倍氏の歴史認識は間違っているよ、ということ。こういうのを「内政干渉」といいますが、ワシントンポストにはすっかり媚中の毒が回ったようです。どんな蜂蜜騒ぎが出てくるか楽しみですね。

内閣官房は、即座に徹底的に反論すべきです。投稿してもなしのつぶてにされるのでしょうが、それならラッキー、言論弾圧の意思を自白するのと同じことですから。

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ググってみたらびっくり←間抜け!

今回は小生の自己満足。無視してください。

さっき「安部首相」でググってみたら一番上に出てきました。ちょっとびっくり。なんら対策などしていないので、こんなことは二度とないものと思います。どうでもいい記念記事でした。
→ともこさんのご指摘通り誤字です。ははは(苦笑)…大変失礼。まあ、記念にとっておきましょう。
0926google

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共産党のビラでよくわかる教育基本法改正の必要性

日教組や共産党の喜びそうな判決がでた翌日、神保町駅前では相変わらず共産党がビラを配っていました。ちょうど旬ということで教育基本法改悪反対!ですが…

ビラの内容以前に、まず配っている人たちの高齢化が激しい。昨日の記事で書いたように、引退したのに孫ゼロで暇で「♪反日運動へも毎日出かける」人たちなのかなあ…若い人たちは全然いません。今時共産党に洗脳されていることもないのですかね。

それから、当然先日の判決を受けて緊急の号外を出すべきなのに、配っていたのは「2006夏号外」の教育基本法改悪反対。機動力がなくなっています。だめだね、こりゃ。

反語的ですが、このビラを見ても、教育基本法改正が急務であることがよくわかります。

見出しについて少しだけコメント。
「愛国心など20項目の「徳目が」強制される」
→いままで反日を生徒に強制していたのは誰だ!

「政府の命令通りの教育…子ども達が競争に」
→共産党の命令通りの教育、公教育を崩壊させたのは誰だ!

「国策にしたがう「人間づくり」です」
→反日の人間作りをしていたのは誰だ!

国連「日本の教育を過度に競争的と厳しく批判」
→国連・子どもの権利委員会?最も怪しげな団体です。なにもわからぬ子供に「権利意識」だけ埋め込んだらどうなるか…子供の権利とは、まともな教育を受ける権利、それをを奪っていたのは誰だ!

フィンランド「日本の教育基本法をお手本に「学力世界一」に
→ご本家?日本の学力を崩壊させたのは誰だ!

どの文を読んでも、教育基本法の改正が必要か逆によくわかります。嘘を言うにせよ、もう少し嘘とわからないように書けばいいのに。共産党の弱体化ですねえ。

子供はきちんと厳しく教育すべき。日教組教師が楽をするため子供を野放図にするのがいいんだ、と活用される教育基本法。真面目な先生方は非常に迷惑。改正は急務です。安部政権に期待しましょう。

Akahata_1_1

Akahata_2

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安倍新首相への期待を自民党に投稿しました

思うところはたくさんありますが、「自民党に物申す」に以下の2点に焦点を絞って投稿しました。

・教育改革をぜひ成し遂げて頂きたい。
反日教育、ゆとり教育(週休2日)など、教育現場は崩壊寸前です。熱心で真面目な先生方もとても多いのですが、一部の困った連中のお陰で仕事が異常に増えて大変な目に遭っています。大きな話は教育基本法の改正、それに土曜日授業の復活と教科書の徹底見直しが必要と思います。

・公明との連立は早く解消して頂きたい。
そのために自民党に投票できず困っている有権者の数は公明党により得られる票よりはるかに多いと思います。

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2006年9月25日 (月)

富田メモが偽造、という意見の紹介

富田メモが偽物である、という意見を見かけたので紹介します。
コピペ自由ということなのでそのままコピペしました。
小生はこの意見に対して賛否は保留します。


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<1988年2月16日の日本経済新聞夕刊が伝えている記事>
神話教育復活を、郵政相ら強調――公式発言、野党の追及必至。
『十六日の閣議後、建国記念の日の式典に関連し奥野国土庁長官、中山郵政相らが神話教育の復活や「君が代」「日の丸」の定着の必要性を強調した。形式上は閣議終了後にせよ公式の場でのものであり、今後の国会審議などで野党側が「問題発言」として追及しそうだ。
これらの発言は小渕官房長官が閣議終了を告げたあと、さる十一日の「建国記念の日を祝う国民式典」への各閣僚の出席にお礼を述べたのに関連して飛び出した。奥野長官は「建国記念の日の式典が様々な形に割れているのは、どこの国でもやっている神話や伝承について教科書で取り上げていないからではないか」と指摘。「戦後、占領軍が神話教育を否定したのはやむを得ないとして、独立後復活させるべきだった。復活しなかったのが問題だ」と強調した。
中島文相は「地理や歴史の中で教えているが、検討させてもらいたい」と答えた。また、郵政相は「国旗や国歌を否定したのが問題だ。もっと定着させるべきだ」と主張すると同時に、「今後はできるだけ閣僚全員が出席した方がいい」と式典への全閣僚の出席を求めた。 これに対し式典に欠席した石原運輸相ら四閣僚が「所用があり出席できなかった」などと説明した。ただ、この一連の発言についてはかん口令が敷かれたようで、「官房長官が記者会見でまとめて話す」と申し合わせたものの、小渕長官は会見で内容を明らかにしなかった。』

天皇陛下の発言とされた部分の上にあったのは、「前にあったね どうしたのだろう中曽根の靖国参拝もあったか藤尾(文相)の発言=奥野は藤尾と違うと思うがバランス感覚のことと思う単純な復古ではないとも」 この「バランス感覚のことと思う 単純な復古ではないとも」。これは、この記事が伝える奥野国土庁長官の発言、神話や伝承について教科書で取り上げることに対する言葉であったとしたら・・・合う! ぴったり合う!

1988年4月22日の奥野国土庁長官の発言をどう読んでみても、靖国神社参拝の批判に対する批判、中国への批判であり、「バランス感覚のことと思う 単純な復古ではないとも」という言葉は合わない。しかし、1988年2月16日の奥野国土庁長官の発言ならぴったり合う! 1988年4月22日の奥野国土庁長官の発言は大変な騒ぎになり、これが元で奥野国土庁長官は長官をクビになっている。そんな大変な騒ぎになっている中、しかもメモの3枚目で「“嫌だ”と云ったのは 奥野国土庁長の靖国発言 中国への言及にひっかけて 云った積りである」と言った後で、それ以前の発言を取り上げて、批評するなどまったく考えられない。
メモは1988年4月22日より前に書かれたものだ!!! 間違いなく捏造だ!!!

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出生率の目標値設定?

『出生率の目標値「1・40」新設、年金の信頼回復狙い』(産経新聞)
産めよ増やせよ、みたいですね。悪いことでもない。でも…

『目標を達成するために、どんな少子化対策がどの程度必要になるかを分析し、2007年度の少子化対策関連予算に反映させる。』
これ、怪しい話。厚生労働省の考える少子化対策は往々にして奥さん働け・子育て外注対策。

既に何度もカテゴリー少子化についてにて
議論していますが、大切なのは子育て外注化ではなく、子育てに専念できる環境作り。子育てに専念したいがやむを得ず外で働かざるえない女性を安心して家で子育てに専念できるようにする対策、家にいて孤立しがちな専業主婦を応援する対策が大切です。

もちろん、どうしても働きたい女性を引き留めよう、などとは考えていませんので、その場合外注を極力しないでいいように次善の策は「おばあちゃん子」促進策。福井の例もあります。


一般論として、団塊世代、またその上の世代は、くたびれ気味の30~40代よりずっと元気。引退したところでエネルギーが余るだけ。「♪学生運動へも時々出かけた」人たちが「就職が決まって髪を切って…」いたところ、「退職が決まって髪を伸ばし…」で「反日運動へも毎日でかける」などとなったら社会の迷惑です。エネルギーのはけ口に孫育てなどいかがでしょう。…もっとも、孫ゼロ化と言われる時代、孫がいないから反日運動に精を出そう、などという人もいるかも…

『出生率が目標値まで回復すれば、現在の年金制度が想定する給付と負担の水準が維持できることから、年金制度の信頼性の確保につなげる狙いもある。』
年金制度について出生率が大事でないとは言いませんが、いくら出生率が上がろうとその人たちがちゃんと払わなければ何にも成らない、ということはご存じなんですよねえ。年金加入率を上げる対策を打つ…社会保険庁だけではなく、厚生労働省の解体が一番か?…ほうが大切です。

ついでにもう一言。
『社人研は年内に、新たな出生率の推計を公表する方針だが、少子化傾向に歯止めがかかっていないため、標準の中位推計は目標値の1・40を大きく下回るのは確実だ。』
中位推計ですら当たったことは殆どなく、常に下位推計の値になるのはご存じの通り。今後の政策は下位推計を元に行うべきですね。中位推計を使うのは、役人が自分の任期中にさえぼろが発覚しなければいい、という発想だけですから。

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2006年9月24日 (日)

朝日川柳のすさまじい作品

すさまじい川柳を見てしまいました。

朝日歌壇鑑賞会さま記事(TB多謝!)で、

朝日川柳より
『重盛の校長増えそな都立校』
(小田原市 宮○○仁 9/24)
評:忠ならんと。

朝日歌壇鑑賞会さまコメント
『※平重盛は平清盛の嫡男。父親の清盛は権勢を振るい後白河法皇を幽閉するという暴挙にまで及びましたが、それを身をもって制止するなど、清盛を諌めることができる数少ない人物であったそうです。
で、何だって? 校長を重盛に例えているということは・・・今度の判決を受けて横暴な石原&教育委員会を諌めるべく校長たちが反旗を翻すだろうっての? それが「忠」だっての?』

朝日歌壇鑑賞会さまの仰せの通り。まことに失礼な話。

「忠ならんと欲すれば孝ならず、孝ならんと欲すれば忠ならず」という言葉が評者の言葉の由縁です。

しかし、それどころか、この川柳にはおそるべき悪意がこもっています。


平家物語はだいたいこんな感じ。
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重盛は熊野権現に熱心に祈って言います。
「熊野権現様どうぞ、父上の心を和らげ、以て、子孫の繁栄をお守り下さい。もし、それが叶わないのなら、私の命を縮めて、来世の苦輪から逃れさせたまえ。」
すると重盛の身体からぱっと火の玉のようなものが出てやがて消えました。周りの人はみな見たけど怖くて口に出せませんでした。
その後しばらくして重盛は亡くなりました。
----------
つまり重盛は、父・清盛の悪行が直らずに、平家の栄華が一代で終わり子孫が繁栄しないようなら、私は神の力で死にたい、と言っているわけです。

今回の話で言えば、「石原清盛の悪行」とやらは「直る」はずありませんから、すなわち校長は自殺しなさいと。広島で日教組の突き上げにあって自殺した校長と同じようにしろ、という意味です。
翌朝追記:自殺者が出る予告、というご意見を朝日歌壇鑑賞会さまから頂きました(文末参照)。その方が解釈として正しいと思います。重ねて多謝。

この作者、人間の心を持っているとは言い難いですね。朝日新聞も同じ。

この人、他にもすさまじいのを作っています。もっとも、責任は作者よりも選んだ朝日新聞にあると思いますけど。

(秋篠宮紀子妃殿下ご懐妊時の作)

『火に水か火に油なのかご懐妊』

批評はしません。呆れるだけです。


朝日歌壇鑑賞会さまコメントより
『なるほど、この句は「広島で日教組の突き上げにあって校長が自殺したのと同じようなことが起こりそうだな、(-@∀@)ケケケケケ」という恐ろしい予告なのですね!?
 じゃ、これからどっかの都立高校長が自殺に追い込まれるんでしょうか。十分ありそうですね。』
→私の解釈より朝日歌壇鑑賞会さまのご意見のほうが妥当と思います、ご指摘多謝。朝日川柳評者は、もしこのようなことが現実になったらあのときの川柳に予言があったよ、とか威張るつもりかも。いずれにせよ酷い話。

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学校は週6日制に戻るべし

既に前にも書きましたが、何度でも書かないと私が忘れるので書きます。

学校は週6日制に戻るべし。

安部新首相の教育改革は、ここから行われるべきと考えます。

日教組の組合活動だけ忙しくて国旗国歌が不愉快でとにかく遊びたいセンセイ方は、週休2日などけちなことをいわずに週休7日にしてさしあげますよ、いいでしょう(笑)。

少し古い本ですが、陰山秀男氏の名著「本当の学力をつける本」より引用します。
『授業時間数が絶対的に足りない』
『学校週5日制などによる授業時間数の削減が、一般に思われている以上にかなり大きい…』
『(以下、やや要約)
1年365日-長期休業の日数(74日)-祝日(11日)-祝祭日・長期休業以外の土日(81日)=約200日、それから「勉強しない日(始業式、遠足、運動会、運動会練習等)」「避難訓練等の時間単位で抜ける時間数累計」を引くと約180日、年間の半分にもならない』
約180日。これ、意外に少ないと思いませんか。ちなみに土曜日に行くと約220日。

『180を5で割った約35。この数字の意味は大きい。学校のカリキュラムは35週を前提に作られている。すなわち、全く余裕の部分がない。』
余裕がないため、例えば各教科の時間が週に○時間と固定できず、時期によってかわる時間割の用意など、先生方にとっての事務負担も大幅に増えているそうです。また、行事削減、家庭訪問中止、運動会簡素化…などの「学校スリム化」が行われています。220日なら36週で、1週分の余裕があります。数字のマジックみたいだけど事実。

子供達は勉強を受けられない、先生方には事務負担が増える、などなど、いいことないし、塾に行く子供と遊ぶ子供との格差も広がっているのは明らか。

文部科学省は、素直に失敗を認めて、週6日制に戻すべきです。

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2006年9月23日 (土)

祝日には日の丸を掲げよう

Hinomaru0923_1 秋分の日。お彼岸。風が気持ちのいい秋の日です。

こういう日はぜひ日の丸を掲げたいですね。我が家の日の丸も堂々とした姿が実に気持ちいい。

ハッピーマンデーなどという怪しげな日はどうでもいいけど、秋ならお彼岸、明治節、新嘗祭、冬なら天長節、元日、紀元節。

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不当判決は子供のいじめを促進する

難波孝一裁判官の馬鹿な判決のお陰で生活が乱され、夜中に目が覚めてしまったので怒りにまかせて書いています。書き上がってさあUPというときにIEが落ちて更に怒り…

うちにも小学校に通う子供がいますので全く他人事ではありません。幸いその小学校はまともなので一安心ですが…

我々は不当判決のお陰で生活が乱れ損害が生じたので、損害賠償を東京地裁に要求する訴訟でも起こしますか…私も一応まともに働いているつもり、そんな暇はありません。つまり、日教組活動家の教師ってそれだけ暇なんでしょう。

まともな先生方はただでさえ忙しいのにこういう連中のお陰で余計に忙しくなっているわけです。でも、きっとこの判決に文句を言ったらいじめに遭うは必定、黙っているのでしょうね。

子供は先生や親の言うことは聞きませんが、することはしっかり真似をします。なるほど子供達のいじめがなくならないわけだ…

今回の判決は「国旗国歌の侮辱」「公教育崩壊の促進」に加え、「子供達のいじめの促進」の効果まであります。並の不当判決ではありません。

とにかくこの不当判決はゴミ箱へ送る日まで、都教委には頑張ってもらわないといけません。ぜひ応援メッセージを。(前回の記事参照)
石原知事は「当然控訴する」(博士の記事参照)ということ、まさに仰せの通り当然のことではありますが、敬意を表します。

書いてすっきりしたら眠ろうと思っていたのですが、逆効果で怒りが増してきました、眠れそうもないなあ…

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都教委を応援しよう

難波孝一裁判官の狂気とも言える判決、どう考えても腹が立ちます。
そして、日教組連中は都教委に対し集団で押し掛けて控訴しないように強訴しているとか。(又聞きなのでちょっと自信なし)

都教委が負けてしまうとこれが判例となってしまうおそれがあるので、脅しに屈せずに断固控訴して馬鹿な判決は廃棄処分にしてほしい。

ぜひ応援メッセージを都教委に。応募は
こちら。私は次のように記載しました。

「今回の判決は、「国旗国歌に対する侮辱」「公教育の崩壊の促進」という2点で不当極まりないものと考えます。これを判例にしてしまっては都教委のみならず全国の教育関係者、PTA、そして何より子供達にとってまことに不幸なことです。決して屈せず控訴審にて勝利を勝ち取り、不当判決を廃棄処分として下さい。応援しております。」

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2006年9月22日 (金)

国旗国歌侮辱・教育崩壊促進判決に対する各紙の社説

昨日の記事(多数のコメント・TB多謝(ペコリ))にも書いた今回の東京地裁の判決はさすがに各方面に騒ぎを引き起こしました。さては判決は(2ch風に)「釣り」ねらいの「餌」か…

小泉首相の一言「人間として国旗国歌に敬意を表するというのは法律以前の問題だ」はさすがワンフレーズと言われただけあって一つの要点を的確に着いています。もうひとつの要点は、これでは教育が成り立たない、ということ。


早速各紙の社説にあたってみました。まあ、見事なくらいに分かりやすい。全文引用は長くなるので表題リンクを貼るとともに最初の2行程度引用しました。一目瞭然、コメントするまでもないので控えておきます。


朝日新聞
国旗・国歌「強制は違憲」の重み
『教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負つて行われるべきものである――。学校教育が軍国主義の支えになった戦前の反省から、戦後にできた教育基本法はこう定めている。』

中日新聞『「押しつけ」への戒めだ

『入学式などで日の丸に起立せず、君が代を歌わない自由も認められる。東京地裁は教員らが起こした訴訟で明確に述べた。これまで「強制」と「処分」を繰り返してきた都教育委員会への戒めだ。』

産経新聞
君が代訴訟 公教育が成り立たぬ判決
『都立高校の卒業、入学式に向け、教職員に国歌斉唱などを義務付けた都教委の通達をめぐり、東京地裁はこれを違法と判断し、都に賠償を命じた。これでは、公教育が成り立たない。』

読売新聞
[国旗・国家訴訟]「認識も論理もおかしな地裁判決」
『(判決を簡単に紹介した後)しかし、「指導」がなくていいのだろうか。不起立で自らの主義、主張を体現していた原告教師らは、指導と全く相反する行為をしていたと言えるだろう。』

(日経、毎日は取り上げていません)

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2006年9月21日 (木)

北方領土殺人事件、次は船と金の強奪

もうひとつ不愉快な話。

昨日、
政府はロシアに拉致された船長を救えという記事を載せましたが、判決は罰金110万円、ロシア水産資源の損害賠償108万円、船の没収、だそうで。ひどいもんです。

それに対して政府は、長勢甚遠官房副長官が「ロシア側の(裁判)手続きは、わが国の北方領土問題の立場から受け入れられない…ロシア側に引き続き船長、船体を速やかに解放するように求める」だそうですが、日本の記者会見でやっても負け犬の遠吠え。即刻ロシアに乗り込まないでどうするのですか。もっとも官房副長官では門前払いか。

安部新総裁が、国会の指名のスケジュールを遅らせて、ロシアを電撃訪問しプーチンに直談判するとか、麻生氏の外相留任を内外に公表してロシアに行かせるとか、それくらいのことはすべきです。なめられています。

特に船体の引き渡しは絶対に実現すべき。そして政府で買い取って、北朝鮮工作船と並べて一般公開すべきです。

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東京地裁は子供の将来を考えろ!

安部新総裁おめでとうございます。
それで記事を書こうかとも思いましたが、もう少し様子見。

実に不愉快な記事が目に入ってきました。朝日嬉しそう。

『式での起立・斉唱定めた都教委通達は「違法」 東京地裁』
『卒業式、入学式で教職員に国旗に向かって起立しなかったり国歌斉唱を拒否した東京都立校の教員が大量処分を受けたことをめぐる訴訟で、東京地裁は21日、違反した場合に処分することを定めた03年の都教委の通達は「少数者の思想良心を侵害し、違法」とする判決を出した。難波孝一裁判長は、(1)教員らには起立、斉唱の義務はないことの確認(2)不起立・不斉唱、ピアノ伴奏の拒否によって処分をしてはならない(2)原告401人に対する1人3万円の慰謝料支払い命令――を言い渡した。』

すさまじい偏向判決。東京地裁は田中真紀子の請求を認めて週刊文春発売差し止めなどを行った前科があるけど、これもひどい。

『判決はまず、日の丸・君が代の歴史的な位置づけについて「第二次大戦終了まで、皇国思想や軍国主義思想の精神的支柱として用いられてきたことは否定しがたい」と指摘。「国旗・国歌法で日の丸・君が代が国旗、国歌と規定された現在でも、なお国民の間で宗教的、政治的にみて価値中立的なものと認められるまでには至っていない」と述べた。
これを踏まえ、「教職員に一律に起立・斉唱とピアノ伴奏の義務を課すことは、思想・良心の自由に対する制約になる」として都教委の通達と校長の職務命令は違法だと結論づけた。』

この裁判長が日の丸と君が代が嫌いなだけ。こんな自分の思想的偏向を判決に反映させるなど許されるのでしょうか。国旗国歌法を違憲と位置づけたに近い。

こんな結論が出されたら、「起立・礼・着席」と生徒に強制することは戦前の教育を想定されるから違法とか、「新しい歴史教科書」を使って教えることは戦争に対して未だ評価が定まっていないのに一方的価値観を強要されるので思想良心の自由に反する、とか、ポルノ教育を子供にすることも思想良心の自由により適法、とか、なんでも言えてしまいます。

つまり、「思想良心の自由」とは、教師が子供達にどんな思想を教え込もうが自由、ということ。これでは教師はやりたい放題になり、教育は崩壊します。もとい、もう崩壊している今、建て直しなどできなくなります。

東京都教育委員会はこんな非常識極まりない判決に負けず、控訴する以外の選択肢はありません。断固応援します。


追記:NHKニュース7でも大きく取り上げていました。原告の話を長々と放映、嬉しくて仕方がないのは明らかです。朝日・NHKの反日兄弟に東京地裁も仲間入り(怒)

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2006年9月20日 (水)

「博士の独り言」へのテロか?

お知らせ (博士の独り言)
2006-09-19 20:28:04
みなさんには絶大なるご支援を有難うございます。私儀、身に危険が次第に迫っておりまして、ここ数日、何時最後になっても悔いの残らない記事を思い、書かせていただいております。辛口のエントリーになりましたが、ご容赦ください。

以上のような博士ご自身のコメントが今日のエントリーにアップされています。
もし、言論にたいするテロが行われようとしているなら、由々しき事態です。

博士支持の声を上げましょう。

現実的な保護を与える立場の方は、ぜひ迅速なる処置をお願いいたします。

(以上、マルコおいちゃんのコピペ、了承願います。実に心配)

9/29未明追記 「博士の独り言」削除事件につき博士のメッセージは
こちら(TBより)、当ブログ関連記事はカテゴリー「言論の自由を守れ」参照

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政府はロシアに拉致された船長を救え

『ロシアに銃撃、拿捕された北海道のカニ漁船、第31吉進丸の坂下登船長の弁護人は18日、船長が21日の初公判で起訴事実を全面的に認め、同日中に罰金刑の判決が言い渡される公算が大きいと述べた。』(産経WEBより)

実にひどい話。国が殺人と拉致を敢行し、帰りたいなら罪を認めて金払え…とは。そりゃあ、他国政府の脅しに拉致されている個人が屈するのは仕方ないでしょう。

日本政府も最初は威勢良かったけどすっかり尻すぼみの感。自国の領海で漁をしていて他国の政府に殺されたり拉致されたことは、主権の侵害そのものなのに、政府にはその意識はないのでしょうか。

日本政府・外務省は、再度ロシア側に陳謝、解放、賠償を要求すべき。もしそれができないのなら自国民を他国から保護するという国として最も基本的なことが全くできていないことになります。

不法占拠されているのが現実で、そんな要求は通じないでしょう。しかし、要求を突きつけていくことなしで、日本の領土であることの主張をしていることになるのでしょうか。有耶無耶にすませたら、それは不法占拠を認めるようなものです。
JETRO理事長は認めているようですが(蓮さんの記事)。

繰り返します。政府には自国の領土・領海では国民の保護を行う義務がありますし、犯罪者を逮捕する義務があります。
船長および遺族は、賠償を求めて日本政府を訴えたらどうでしょうか。政府の不作為、不法行為により犠牲になったわけですから。

参考:憲法第17条
「何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。」

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2006年9月19日 (火)

拉致問題解決は安倍政権の使命

『安倍晋三官房長官は…北朝鮮による日本人拉致問題について「全体的に考える、担当する人がいてもいい」と述べ、拉致問題担当の大臣や首相補佐官を置く可能性を示唆』(産経WEBより引用)

ぜひ期待したい話です。中山恭子氏(元内閣官房参与)か、いっそご家族のどなたかにお願いするなどして、硬直気味の局面を打開してほしいものです。

前回の記事でも書いたとおり将軍サマ自白からもう4年、めぐみさんが拉致されてからは実に29年。既に遅すぎるけど、せめて今からでも急いで、必ず救い出すこと。安倍政権の最大の使命です。

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桜の入学式を守ろう

ごく軽い話です。なお、論理もへったくれもない感情論であること、ご容赦を。

安倍新首相は大学入学時期を9月に変更することを考えていらっしゃるとか。

入学式は、桜が咲く頃であってほしい。合否電報は「サクラサク」「サクラチル」です。9月では…「タイフウキタル」では合格か不合格かわからんぞ…

もし、ボランティアを必修にしたいのなら、入学式の後、ボランティアを必修科目にしてそれに合格(?)しない限り9月で退学にさせる、など、いくらでも方策はあるでしょう。

入学式が桜で華やかなのは嬉しいし、今年は入学式のときに桜がもう散っていた…などと嘆くのもまた一興。残暑に初々しい新入生など似合わない。とにかく大切な季節感を変えるのは絶対嫌です。

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2006年9月18日 (月)

男尊女卑論の対立点整理

日本は男尊女卑か?でご登場頂いたぴかちゅうさま(以下、ぴか様)と練馬のんべ(以下、のんべ)を比べると、非常に対照的なのが面白いので、少し整理してみます。

「進歩派」リベラル・日本国憲法賛成派
  vs
がちがち保守・日本国憲法反対派

というレッテルでも貼っておきますか。
いいとか悪いとかの価値判断をするわけではなく(当事者が価値判断をするのは反則)比べてみました。
ひとつの典型とも思えます。


<家に関する見方>
ぴか様
「日本においても家制度がなくなってきて社会として少しずつは進歩」
のんべ
「家族がいちばん」(注)
みるからに個人主義vs家族主義。

<天皇の存在の拠り所>
ぴか様
「皇室のあり方については全国民の総意で廃止することにしてもいい…廃止論者」
のんべ
「陛下は日本の家長様」
「日本国憲法により定められた存在優位」vs「伝統によりはるか昔から日本の柱としての存在優位」とも言えます。

<皇室のあり方は民主的に決めるべきことか>
ぴか様
「皇室のあり方を皇室の方にだけ決めていただくのはおかしい」
のんべ
「天皇家の家法について、我々下々の者が口を出すこと自体が不敬な話です。ただ、おかしなことに、現行の法体系上は憲法の下にある」
皇室典範が憲法の下にあることの是非とも言えます。「それが正しい」vs「天皇家の家法」

<皇室を養っている、という考え方の是非>
ぴか様
「国民は皇室で使う経費の分も税金を払っている」
のんべ
「不敬千万な言い方ですが、祭祀面を抜いて世俗的な部分に限っても「費用対効果で最も働きの良い公務員」」

<女性・女系天皇の是非>
ぴか様
「祭祀的なことも過去に女性天皇が存在した以上、問題はクリアできるはず」
「要は女性天皇が結婚してできたお子さんに継承させることについての価値観の問題」
のんべ
「女性天皇が在位中結婚も出産もしたことはありません。おそらく、出産の大業と天皇の激務は両立しません。…女性天皇の可否は、皇室に決めて頂くしかない」
「伝統に反するとしか言いようがありません。そして、これも最後は皇室でお決め頂くよりないこと。」
皇室廃止論→女性・女系天皇OK、に対し、皇室崇敬→女性・女系天皇不可、という対立図式です

<天皇の退位の可否>
ぴか様
「天皇は…退位されてもいい」
のんべ
「亡くなるまで退位できません。」
実はここだけ意見が逆転気味。

<男尊女卑について>
ぴか様
「日本が男女平等という点の到達点が先進国の中でも低いのは国連などの国際的なあらゆる指標ではっきり…正規職員で20年以上働いてきましたが、賃金面でもいろいろな面で差別」
のんべ
「日本の男尊女卑は「サラリーマンの職場」に関する限りはその通り…どの家庭でも女性が財布を握っていますし、どうみても女性の方がいきいきしていますし、だいいち女性が長生き。」
男女平等について、ぴか様は職場における男性優位を主に主張しているのに対し、のんべは夫妻間の力関係や生活面での女性優位を主張しています。

※「家族がいちばん♪」という殆ど同じタイトルのブログがあります。♪の有無だけ(私が気づかずに同じタイトルで作った…大変失礼しました)。懸命にかつ愉しく子育てをなさっている兼業主婦の奥様のブログで、私はその苦労と愉しみに共感しています。個人主義を主張なさるのはよいけど、このタイトルにはあまりびっくりしないでほしいなあ。このタイトルで皇室や靖國を論じるのに驚く、というならわかりますが。

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天皇家男系伝統を、呼称と敬語から考察

先日、satou_dsaku様から以下のようなご意見を頂きました。
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日本語では、「おじいさん」「おばあさん」「おじさん」「おばさん」「おい」「めい」「いとこ」などの親族の名前に、男系女系の区別はない。英語などのヨーロッパの言語でも、親族の名前に男系女系の区別はない。
しかし、支那語、朝鮮語では、親族の名前は男系と女系とでは別の単語で表わされ、はっきり区別されている。支那朝鮮の人間は、日本人から「この人は私のいとこです」と紹介されると、男系か女系か分からず漠然としていて、道に迷ったような不安感を感じるらしい。
支那朝鮮には、宗族という男系血族集団があり、族譜という家系図を作っている。異性不養という原則があり、子供が女子だけの場合は、日本のように婿養子をとることはなく、娘は嫁に出してしまい、同じ宗族の中の男子を跡継ぎにする。男系死守論者の言い方では、Y染色体を先祖代々守っているわけだ。
日本人にとっては、男系でも女系でも先祖であり子孫である。支那朝鮮では、男系だけが一族の先祖、子孫であり、女系はない。支那朝鮮の人間にとっては、男系がとぎれるのは、一族の滅亡である。
天皇の男系制も、この中国や韓国の制度と同じようなものだろう。古代日本が支那から漢字や仏教など文明を取り入れたときに、天皇の権威付けのために男系制も取り入れたのだろう。
男系死守論者は、「マスコミが女性天皇と女系天皇の違いをはっきりさせず、無知な大衆をだまして間違った方向に進めようとしている」というが、もともと日本の文化というものは、男系と女系の区別がないから、そうなっているのだ。支那朝鮮の人間なら、男系と女系の区別は当然のことで、言われるまでもないことだ。
言語学的にみて、男系女系の区別をしないことこそが日本文明であり、区別するのが支那朝鮮であるのは明らかだ。
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それに対して私は

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面白いご意見ですね。参考になります。
シナ・朝鮮では嫁は家の系譜に入れないし…従って旧姓のまま、夫婦別姓で進んでいる、と言う人もいるやに聞きますが、儒教原理主義による男尊女卑…娘では自分が死んだとき供養してもらえない(供養にならない)。シナ・朝鮮の原理は男系そのものです。
また、シナ語では日本語で言う「いとこ」は8種類でしたか?例えば父親の姉の子、妹の子、兄の子、弟の子、母親の姉の子…という具合に言葉が違うやに聞いています(私はシナ語は一切わからないので伝聞にすぎませんが)。
日本語でもその伝統がかすかにあって叔父、伯父は一応かき分けますが全然意識しませんね。みんな「おじさん」「いとこ」。嫁に出した娘の孫は「そとまご」、婿を迎えた娘の孫は「うちまご」。全然差がない。
反論は、折角ですからそのうちひとつの記事にしてみたいと思います。言語学はあまり知らないので大した記事にはなりませんが…本当は、びーちぇさんから頂いたTB「伝統 古代の治世」を読んで頂くのが一番ですが、私なりの浅はかな考えを出してみるのも面白いかと。今晩は寝ます、おやすみなさい。
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と書いたっきりですので、続きを。
言語学は決して詳しい分野ではないので、自信はありませんが、日本語で以下のことは事実です。

1.目上の親類縁者を呼ぶ言葉は、他人を呼ぶことにも使う。
「おじさん」「おにいさん」「ママ」「おばあちゃん」など、元々は親類縁者を示す言葉のはずなのだが、他人に対してもごく普通に使う。

2.他人と話すとき、敬語は相手を基点とした使い方をする。
例えば、子供が友達と話すときにうちのおかあさんと呼ぶと間違え扱いされる。うちの母は、でないといけない。新入社員でも、お客さんからの電話を社長に取り次ぐときは「社長の小泉ですね、お待ち下さい」などと呼び捨てにするし、社長の話を伝えるなら「小泉は靖國に行くと申しておりました」と謙譲語を使う。もちろん、社長に対して「おい、小泉」などと呼び捨てにすることはできない。

3.天皇陛下、皇族方に対しては国内では絶対敬語を使う
例えば宮内庁職員が首相に話すとき、「陛下は靖國にこれから行幸する、と仰せになっていらっしゃいました」などと尊敬語を使う。間違っても「陛下が靖國に行幸すると申しておりました」などとは使わない。

1は、日本がみずほの国であることに由来すると思っています。田んぼ仕事は家族総出はもちろん、同じむらの人と協力しないとなかなかできないもの。だから少し目上の人は他人でも「おにいさん」になります。どこかの家の田んぼが荒れるとまわりも迷惑する。そこで子供がいなければ養子を取って継がせる、という文化が生まれてきたのでは、と思います。天皇陛下の祭祀の中で、稲作に関することは非常に重要です。

2は常に相手を尊重することを示します。一般の日本人同士は平等なんですね。

しかしながら、3は天皇陛下・皇族は庶民とは違って敬語の用法としては常に一番上にいることになります。

日本は天皇陛下を家長とする家族、と私はブログの小見出しで主張しています。絶対敬語と相対敬語を考えればその主張も成り立つはずです。

家長たる天皇家は日本の大黒柱、そこは男系でつなぐ必要があるが、日本という家の中にいる一般の家は限りは男系も女系もない。極論すれば血がつながらない養子でもよい。日本の伝統とはそんなところでないか、と思います。

先日、幕府も男系、と書きましたが、武士の集団は、幕府が柱で他は幕藩体制(など)に組み込まれている以上、やはり他の大名以下の家は男系女系は問題にならなかった、ということなのでしょう。

なお、天皇を家長とする家族、ということは、最近の親王殿下のご誕生でも思い知らされました。赤ちゃんが生まれて心から喜ぶのは家族ですから。

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2006年9月17日 (日)

必ず助け出すという思いを共有していきます

将軍サマ自白4周年の今日、朝日・読売・毎日・産経・日経の社説を調べてみましたが拉致のらの字もない。がっかり。一部北朝鮮問題に触れていても拉致の話題はない。朝日に至っては靖國問題をぶつけてきました。

他の今日付けの記事を調べてみました。

産経では今日から紙面で特集の連載が始まります(産経WEBにはなさそう)。産経WEBには「
取り戻すまで-拉致被害者家族写真集」があります。
毎日は「
北朝鮮・拉致問題:日朝首脳会談から4年 再会かなう日、いつ」を載せていました。
朝日(※)、読売、日経は、WEBにも記事にも拉致被害者側に立った記事はありませんでした。強いて言えば、読売は小さな記事で、拉致問題解決は次の政権の課題になった、という旨の記事がある程度です。図書館にて確認しました。

全般的にやや冷淡。「先の大戦」については捏造と思われる記事まで未だに多数出てちっとも風化させようとしないのに、この現在進行形の戦争!に対する熱意は(産経を除き)感じられません。

本ブログでは、必ず助け出す、という思いを共有していきます。家族がいちばん、ですから。私はR-NET様では純米吟醸『蒼祈』というおさけを注文しました。

※なお、朝日の名誉のために一言。朝日主催で横田めぐみさんの写真展を大阪・豊中で開催中(20日まで)です。一番冷淡かと思ったらさにあらず、頑張っている記者もいらっしゃるようですね。

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今日は家族の日

もちろん、まだそんな記念日にはなっていません。日朝平壌宣言4周年、つまり、将軍サマ自白4周年、の日です。

拉致家族のみなさまは、一向に事態が進展しないことにお怒りであろうと思います。そりゃあ当たり前です。

ご存じの通り、小泉首相がまず最初にこじあけて拉致問題を世界に明らかにし、蓮池氏他の帰還を果たしたことは大変な成果。おかげで社民党を始めとして北朝鮮を極度に擁護してきた勢力は衰退し、言論界でもすっかり「世界」「論座」などの低迷ぶりは驚くほどのもの。世の中がすっかり右傾化してしまった、とお嘆きの方同士でお茶でも飲んでいらっしゃることでしょう。
しかし、その後は全く進展なく、頂いたのはミサイル発射のニュースだけでした。

家族のみなさんは本当に辛い日々と思いますが、私は強く応援しています。応援することくらいしかできなくて申し訳ありません。

それにしても、北朝鮮が世界から孤立し苦しんでいるお陰で、北朝鮮民衆はまさに塗炭の苦しみでしょう。なぜ世界は北朝鮮民衆を救おうとしないのでしょうか。
世界は一致団結して経済制裁を強化し、同時に将軍サマを倒して民主化して核問題と拉致問題を解決しすればドンドン援助するよ、という強いメッセージを出し続けることが、北朝鮮と世界を救うことにつながります。

ぜひ安部新首相には、拉致問題解決に向けて力強く動き出してほしいものと思います。北朝鮮拉致問題担当特別大臣を置き、強いメッセージを出し続けて世界に訴えて続けていくこと、それが何より大切と考えます。

Blue_ribbon 応援の意味で、購入したブルーリボン関係グッズを。

上から2つは特定失踪者問題調査会様のカンパ付きハンドストラップとネックストラップ。

下は救う会全国協議会様のブルーリボンバッジ。

ちなみに、拙ブログのブルーリボンの絵は電脳補完録様「ブルーリボン運動画像」のYUKI様作成のものを拝借しています。多謝。

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2006年9月16日 (土)

朝日サマ歴史認識は世界に通じない

ここ数日、ちょっと疲れ気味だったのですが、今日はよく寝て復活。朝日新聞社説を久しぶりにめくってみました。やっぱり面白いのがありますね。
これはブログネタとしては非常に楽、皇室典範問題を真面目に議論するのとはエネルギーの使い方が全く違います。やっぱり築地に足を向けては寝られません。感謝感謝(笑)

9/14社説『歴史認識 政治家が語れぬとは』

表題を見た瞬間、安部さんを貶す材料だろうな、と見当がついてしまいます。

『1972年9月25日、北京の人民大会堂に当時の田中角栄首相を迎えて夕食会が開かれた。歓迎のあいさつに立った周恩来首相はこう述べた。
「中国人民は、毛沢東主席の教えに従って、ごく少数の軍国主義分子と広範な日本人民とを厳格に区別してきました」
この歴史的な首相訪中で、日本は中国との関係を正常化した。夕食会の様子はあいさつ文とともに当時の新聞などで報じられた。』
古い話をよく覚えておいでで。その割りには自社の誤報さわぎなどの都合の悪いことはすぐお忘れになりますよね。で、周首相のお言葉に従いなさいと仰せですか。先日も昭和天皇陛下のお言葉?に従いなさいとか、最近そんなのばかりですね。

『これが34年後の自民党の総裁選で、争点のひとつに』
蜂蜜中毒患者と噂される谷垣さんが中共サマのお言葉を大切になさるのは納得。

『谷垣禎一財務相がこう述べた。「日中国交正常化をした時に、中国は戦争指導者と一般の日本国民を分けて国民に説明した経緯があった」
A級戦犯が合祀(ごうし)される靖国神社に小泉首相が参拝することは、この中国側の整理を突き崩してしまった。だから中国政府が強く反発している、という趣旨』
私は一部の日本人が悪かった、なんて考え方すべきではないと思いますよ。中共サマのお考えに過ぎません。

『安倍晋三官房長官は「そんな文書は残っていない。国と国とが国交を正常化するのは、交わした文書がすべてなんだろうと思う」と反論した。』
ごく当たり前。

『外交とは、水面には見えない交渉が下支えしている。国交正常化の際、中国側はこの理屈で、まだ反日感情の強く残る国民を納得させ、賠償を放棄した。日本はそれに乗って国交回復を実現させた。』
一党独裁のお国で「反日感情の強く残る国民を納得」させる必要があったとは勉強になります。また、満州で取り上げられた日本(政府だけでなく民間人も!)の財産、その後の巨額なODA、最近では化学兵器とやら、どれだけ日本からむしり取ってもまだまだ足りないのに、「賠償を放棄」ですか…日中国交回復して台湾と断交したことは、やはり間違いだったかも。

『両国の共同文書には入らなかったが、そうした事情で困難な交渉がまとまったことは、広く知られている。』
私は知りませんでした。朝日新聞サマの読者ならご存じのことなのかも。

『それを今になって「文書がすべて」と片づけてしまうのは、中国側の苦心に冷や水をかけるものだ。あまりに一方的な議論ではないか。』
文書にないことで因縁を付けて金をむしろう、というのは、
ゆすりとかたかりとか、って言うのでは?

『安倍氏の発想の根っこ…あの戦争を侵略戦争と言いたくないという歴史観』
また「あの戦争」ですか。東京裁判を強行したマッカーサーですら自衛戦争だったと言っている、ということはさておいても、平和条約を結んだ後で中共やら韓国やらが文句をいうのは、両国が未だ近代になっていない中世以前の国である証拠。

『谷垣氏は、戦争の多面性を認めつつ「中国との関係で侵略戦争であったことははっきりしている」』
人民日報の日本支社の朝日新聞サマのお友達♪

『麻生太郎外相も「満州国建国以来、南京攻略に進んでいったのは侵略と言われてもやむをえない」』
まあ、そう思ってもいいですよ。

『安倍氏は「歴史認識は歴史家にまかせる」と論争を避けている。』
いいんじゃないですか。何を言っても中共サマが文句を言うのは江沢民皇帝陛下の仰せにもあるとおりです。

『これはいかにも奇妙な論理だ。』
朝日新聞サマの論理では、ね。

『侵略の被害を受けた国と新たな関係を築くための最も大事な土台でもある。』
繰り返しますけど、江沢民皇帝陛下の有難いお言葉「日本に対しては歴史問題を永遠に言い続けなければならない」をお忘れですか。侵略と認めたら新たな関係が築かれるのでしょうか。日本が土下座してへいこらして搾り取られる関係を朝日新聞サマはお望みなのかも知れませんが、わたしゃ嫌ですよ。

『20世紀最大の戦争について歴史観を語れぬ首相が世界に通用するはずがない。』
お言葉を返しますが、極度に他国に媚びる歴史観を持ち自国を貶めようとする新聞が世界に通用するはずありません。

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2006年9月13日 (水)

日本は男尊女卑か?

TK様からTB頂いた記事を一部引用します。

表題『比の男女の格差』
『フィリピンでは男性より女性の方がよく働く…女性の方が男性より地位が高いことが多い。』
一部省略していますが、趣旨はここに記載した通りです。全文引用は原則として行わないことにしています。

『日本は…組織に入ると管理職は男性が圧倒的に多い…日本には男尊女卑の気風が強く残っていると思うし、それはそう簡単には消えないじゃないかとも思う。そして、これをフィリピン人に説明しても、ぜんぜん納得してくれなかった。やはり、国の歴史や文化によって、違うというのを肌で感じた。
フィリピンのアロヨ大統領が女性ということが、それを如実に表している。』

『かたや日本、先週、皇室で紀子さまが男の子を出産された。
その子が皇位継承権の3位に当たるらしい。日本は女性(正確には女系)に皇位継承できない。そして、日本中(特にマスコミ)が男の子誕生をを祝福していた。仮に女の子だったら、どんな報道がされていたのだろう。
男女平等だなんて言っている割には、それを叫ぶ女性が多い割には、皇位継承権に対して何か感じないのであろうか。皇室に男尊女卑がある限り、この国の男女平等はまだまだだと思ってしまう。』

TBいただいたので、以下のようにコメントいたしました。
『TB有り難うございます。
「皇室に男尊女卑」というご意見には賛成しかねます。そう見えてしまうのは仕方のないことかも知れませんが。男系の理由は「伝統」、TBいれますが、それよりびーちぇさんのサイトご覧いただくほうがよいと思います。(TBページ内にリンクがあります)
日本の男尊女卑は「サラリーマンの職場」に関する限りはその通りと思います。武士の伝統なのかも知れません。しかし、まずどの家庭でも女性が財布を握っていますし、どうみても女性の方がいきいきしていますし、だいいち(性差による寿命の差以上に)女性が長生きです。』

それに対して、ぴかちゅうさまから以下のように反論頂きました。
『「伝統」であればイコール男女不平等でもかまわないという論理はおかしいと思います。「伝統」は守っていった方がよいものと改革していく方がいいものと両方あるからです。男系=Y染色体の継承を重んじるということ自体、大昔男女差別がなかった時代から私有財産制度が始まるとともに生まれてきた男女差別なのです。日本において男性のみで担われている伝統芸能のようなものとは違って、皇室の男女不平等という伝統はそろそろ改革すべき時代を迎えていると考えます。』

まず、ぴかちゅうさまにはまことに礼儀正しく反論頂いたことに感謝いたします。こちらのブログのTKさまもぴかちゅうさまも、ブログを読む限りとても素敵な方とお見受けしました。考え方は違っても、一緒に呑んだら実に愉快だろうなあ、と思います。こういう方々からTB頂いたり反論頂いたことに感謝します。

意見の違いは明らかです。再反論するのにTKさまのブログのコメント欄はまずいと考え、ここで反論することにしました。

まず、何を以て「男女不平等」というのか、ということが意見のわかれるところかと考えます。天皇になれるのは男系男子のみ、というのが私の考えで、それが「私有財産制度が始まるとともに生まれてきた男女差別」とは思えないのです。

根本論で言えば、日本で女性が差別されているどうか。確かに組織において管理職や社長の数などでいえば大差があります。でも、日本の伝統である農家では一家総出が当たり前です。前回の議論で述べたように商売の家でも無能な男児は「与太郎」で、今も変わりません。

今の世で、たとえば定年後の男性は、会社でどんなに偉かったとしても家事を手伝わないと奥様から「粗大ゴミ」どころか最近は「産業廃棄物」「粗大生ゴミ」扱いにされるそうです。妻に先立たれた男性は早死にする傾向がありますが、夫に先立たれた女性は長生きする人が多い。もちろん、家庭で財布を握っているのは妻が圧倒的に多い。夫婦げんかの勝率は妻が圧倒…かどうかは知りません(私は頑張ってる!)。そして、平均寿命は(性差以上に)女性が長い。さらに、最近は男女産み分けがある程度可能になっていますが、女の子希望が圧倒的に多いとか。

書いていてつくづく思いますが、呆れるほど「女尊男卑」の国でしょう。

天皇になれないことがそんなに男尊女卑か。皇室典範では、女性は結婚によって皇室から離れることができますが、男性はできない。天皇陛下は好き好んでなったわけではありません。おそらく、日本で一番大変な激務です。四六時中国民のために祈る。ストレスがたまっても外で一杯ひっかけるわけにもいかない。発言の自由もない。心の安まる暇がありません。そして、亡くなるまで退位できません。

女性はまず子供を産むことがすさまじく大変な役目です。お産の痛みに男性は耐えられず死ぬだろうと聞きます。
女性天皇が在位中結婚も出産もしたことはありません。おそらく、出産の大業と天皇の激務は両立しません。私は、とてもかわいい愛子内親王殿下にそんな思いをさせたくありません。

ただ、女性天皇が本当に物理的に無理なのかどうか、私は無理だと思いますが、真実はわかりません。国民にも国会議員にもわかりません。わかるのは皇室の方だけです。女性天皇の可否は、皇室に決めて頂くしかないはずです。民主主義で決める問題ではないのです。

女系天皇はどうか。女性天皇がだめで女系天皇がいい、という人もいないでしょうが…
これは結局伝統に反するとしか言いようがありません。そして、これも最後は皇室でお決め頂くよりないこと。

伝統芸能で男性しかできないものがあるのはなぜか。相撲で土俵で女性が闘うどころか上がってもいけないのはなぜか。合理的根拠はなくとも、伝統に従う以外にないと思います。

祭祀にからむ伝統を軽視してはいけないと考えます。二礼二拍一礼にも根拠はない。皇室典範の問題は、宗教観の問題かも知れません。

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2006年9月12日 (火)

日本の伝統とシナ朝鮮の伝統は心が違う

びーちぇさんにTB頂いた「伝統 古代の治世」とその次の記事「皇位継承 古代における女性の尊さ」を読んで大いに教えられました。もっと簡単なことでした。びーちぇさんに多謝!

天皇家の男子男系という伝統の心(芯)は女性の尊重です。
そして、日本という家族がいちばん。

シナ皇帝や朝鮮王の男系の伝統は女性蔑視によるものです。
大事なのは皇帝・王様だけ。

男系という言葉は同じ
でも根本的に心(芯)が違う。それが日本の天皇家が圧倒的に永い伝統を継いでいる由縁かも知れません。

心の違いに、おそらく、諸君の酒井氏は
前の記事の追記部分にて論文紹介を試み、難解さに玉砕)気づいていないことでしょう。

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殿下の健やかなご成長を心よりお祈り申し上げます

みなさまご存じの通り悠仁(ひさひと)親王殿下に決まりました。素晴らしいお名前、子供達の世代の日本を象徴することになることでしょう。今年の漢字は「悠」で決まりですね。

お印は「高野槇(こうやまき)」、地球温暖化を阻止しそうな勢いです。殿下が陛下になられる頃は素敵な時代になることでしょう。

実にいい気分ですね。親王殿下は日本中いい気分にさせてしまう。赤ちゃんを見て一番喜ぶのは家族です。やっぱり、日本は家族なんですね。家長はもちろん陛下。

Kusunokimasashige_kou
楠木正成公もお喜び
皇居外苑にて
皇紀2666年9月6日写す

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男系はシナや朝鮮の伝統?

昨日書いた記事の最後の部分について続きを書きます。

--昨日の記事-----------
「諸君」に誰かが「日本は養子を取る伝統がある国で、シナや朝鮮は男系以外認めない国。男系にこだわるのはシナや朝鮮の伝統である」という趣旨の論文を載せていました。面白いですね。確かに商家なら有能な番頭を婿にして継がせることは普通だし、大名でもお家大事、跡継ぎがなければ末期養子を取ることもありました。なるほど、これも日本の伝統ですね。長くなったので次の機会に論じます。
-------------


まず、男系を堅守したのは天皇家だけかどうかを考えます。


武家の頭領の幕府
鎌倉幕府の源氏政権は、源頼朝、義家、実朝で途絶えました。執権の北条氏は実権を奪うためお飾りの宮将軍を迎えました。もちろん北条氏は男系で継いでいます。
次は足利幕府。これも初代尊氏から15代義昭まで男系です。
最後に徳川幕府。男系を絶やさないために御三家・御三卿が設けられたのも宮家と同じく血のバックアップです。4代家綱の危篤にあたり、酒井忠清が有栖川宮家から宮将軍を迎えようとしたが徳川光圀らの反対でできなかったなど、やはり男系維持は当たり前です。このように、幕府は男系が途絶えたら終わりでした。

公家側頂点の藤原氏
鎌足以降、平安時代までは間違いなく男系相続。五摂家になって以降も、多分男系で継いでいるのでしょう。(系図を全部みたわけではないので自信なし…詳しい人に聞きたいです)

以上のように、最高権力者はどこも男系です。最高権力者の由縁には血も必要だったのです。

一般の大名や商家はなぜ養子が一般的だったのでしょうか。要するにいつ潰れるかわからない組織で、家来や使用人側の事情です。
つまり、馬鹿殿率いる大名は幕府により取り潰しに遭い、家来は浪人になる、つまり失業します。それを防ぐためには馬鹿殿は引退させられ、養子を迎えることになる。商家も商売下手なら潰れます。主人はまず家業大事ですので(でないと使用人に見放される)、与太郎は排除して養子を取ります。

商家にせよ大名にせよ、家来や使用人側の事情により、血や伝統より組織防衛が優先されたわけです。

つまり、「日本の伝統は養子」というのは物の半面しか見ていないということです。


さて、天皇家についてはどうなのか。正当な日本の祭祀王は天皇だけです。他には存在しません。代替可能な権力者、一般人、さらにシナ王朝や朝鮮王朝と比べて天皇家はどうこう、などという
議論は成立し得ないのです。
従って、皇室典範を議論する上で拠って立つべきところは、結局のところ、万世一系125代の伝統のみです。

以下、蛇足。井上前判事に怒られるのは覚悟…。
最高権力者の由縁が血だったのは昔の話、現代の日本は民主主義、由縁は国民。同様に、憲法上も日本国民統合の象徴が天皇で伝統のことは「皇位は、世襲」としか言ってないよ、という意見もあるかも知れません。

しかし、憲法があまりに唯物論的に偏っているのが問題なのです。何度も書いて飽きられていると思いますが、天皇は祭祀王。神聖不可侵であり、そして、原則として政治的無能力です。(政府が機能しなくなったときの最後の砦ではありますが…)

民主主義とは政治の原則。祭祀の問題はいつも書くように民主主義にはなじまない問題。シナや朝鮮にはない万世一系125代の伝統が最重要です。実にわかりやすい話です。何度でも書きますが、万世一系125代の伝統を崩してはなりません。


こちらに続きます。

9/12夜追記
諸君10月号に酒井信彦氏(元東大教授)が書かれた記事でした。
表題「女系天皇こそ日本文明に適う」
副題「男系絶対主義の主張はシナ・朝鮮の日本蔑視の論理を肯定することになりかねない。何故か?」
というものです。
シナの男系は厳密・純粋なのに対し、日本の皇室は女性天皇がいる、皇族出身の皇后多く、古代には近親婚も多い、これは男系絶対視からみれば明らかに劣る、というような記述があります。この、劣る、というのはシナの論理に過ぎず、文化・文明の差である、とも記述もあります。だから男系絶対主義はシナ・朝鮮の日本蔑視の思想と重なる。にこだわるな、ということ、らしい。今の日本は民族精神を抜かれた馬鹿と罵倒し、そんな状態では女系・女性天皇でも一向にかまわない、とにかく男系絶対主義を振りかざすとシナ人・朝鮮人に頭が上がらなくなるなど。日本の男系がシナや朝鮮の男系とは違う、ということがなぜにシナ人の方が偉くなるのか、私にはわからないし、全体的に難解な論文で私の能力では要約もできない(馬鹿と罵られること必至)ので、読みたい方は諸君を買うか立ち読むかして下さい。

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2006年9月11日 (月)

皇室典範問題について再度記述

新宮様が誕生なさって皇室典範問題は一段落、しばらくは国会で議論されることもないでしょう。しかし、女系・女性天皇を支持する勢力が陰で頑張りを見せるのは目に見えているので、本ブログでも再度問題を俎上に上げておきましょう。

言うまでもなく、天皇は男系の万世一系。2666年続いた伝統を変えるなどというのは暴挙そのものです。ある人のブログで
『「なぜ男系でなければいけないのか」という素朴な疑問にも「皇室の歴史」という以外に明確な回答を聞いたことがありません。』
という意見をみかけましたが、素朴な疑問には素朴な答え、記述の通りです。皇室から歴史を否定した瞬間に伝統的な皇室ではなくなり、新しい皇室…つまり王朝の交替、「禅譲」…となるわけです。


伝統とは何か。言い換えに過ぎませんが、今上陛下は、万世一系の第125代天皇であるということ。日本国憲法により定められた第2代天皇?というなら女系天皇もOKでしょう。

WILLか諸君か忘れましたが、西欧民主主義は同時代人の意思のみが尊重される、という旨の記述がありました。伝統・歴史という先祖の無言の言葉に耳を傾けなければならないのが皇室典範の問題。民主主義で解決すべき問題ではありません。(ついでながら、政治家は子孫のために考えて同時代人からぼこぼこに叩かれるのが本来の役目でしょう。政治家諸氏は理解しているのでしょうか)

有識者と称する…なんと不遜な…人たちが皇室典範について片手間にほんのちょっと議論?し、やっぱり変な結論がでかかったまさにそのときに、新宮様ご懐妊が分かりました。これは先祖の無言の言葉である、となぜわからないのか不思議です。あ、わかる人ならあんな議論はしないか…。


PS.「諸君」に誰かが「日本は養子を取る伝統がある国で、シナや朝鮮は男系以外認めない国。男系にこだわるのはシナや朝鮮の伝統である」という趣旨の論文を載せていました。面白いですね。確かに商家なら有能な番頭を婿にして継がせることは普通だし、大名でもお家大事、跡継ぎがなければ末期養子を取ることもありました。なるほど、これも日本の伝統ですね。長くなったので次の機会に論じます。

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2006年9月10日 (日)

国風文化の花を咲かせた菅原道真公

重陽後一日(九月十日)  菅原道真 作

去年の今夜清涼
(せいりょう)に侍(じ)
秋思の詩編
(しへん)(ひと)り断腸
恩賜
(おんし)の御衣(ぎょい)今此(ここ)に在り
捧持
(ほうじ)して毎日余香(よこう)を拝す

藤原氏の謀略により太宰府に流されて、なお、醍醐天皇陛下への想いを詠った菅原道真公の名詩です。道真公は私が最も尊敬する人物です

道真公は遣唐使を廃して国風文化を花開かせました。平安遷都百年後のこと、既に唐の国は乱れ、遣唐使には弊害の方が多いとみてのご決断。白紙(894)に返せ遣唐使、と覚えたものです。唐の滅亡はそのわずか13年後のことでした。
(唐王朝は西暦618~907)

それに比べ現代日本の惨状は道真公に申し訳ない限り。遣唐使どころか朝貢の使者(中共サマご意向お伺い隊)がゴキブリの如くぞろぞろ。どれだけお嘆きのことか。


安部新首相がもし中共を訪問なさるのなら、行く前にぜひ天神様(東京なら湯島天神)にご参拝を。参拝の意味が分かれば、朝日新聞と外務省の大騒ぎは確実(笑)。

Yushima
湯島天神・梅まつり
合格祈願の絵馬が鈴なり
(2004年2月写す)
菊の節句翌日に梅とは季節外れもいいところですが、道真公の花は梅、秋に行ったことないので勘弁…なお、十一月には菊まつりが行われます。

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2006年9月 9日 (土)

重陽の節句

今日は五節句のトリ、重陽(ちょうよう)の節句。9は奇数の最高の数で陽の極み、それが重なる日です。菊の節句、菊酒を呑んだり、菊合わせ(コンクール)をしたらしいです。しかし、まだ新暦だと菊という気分にはならないためか、祝う習慣がほぼ絶滅…。

また、シナでは自分や家族の長寿と一家の繁栄を祈る行事で、家族や友人などと連れだって近隣の小高い丘に登るということが行われていたそうです。シナ版「家族がいちばんの日」というわけでした。

シナの伝統に倣ったわけではなくたまたまですが、友人と高尾山~奥高尾(景信山まで)をハイキングしてきていささか眠いので今日はここまで。

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外務省の関係団体がウルトラ反日論文

朝日新聞サマと外務省サマはほんと素晴らしい。毎日ブログネタの宝庫。足を向けて眠れません(笑)。


表題『日中関係の論文、「反日」批判で閲覧停止 国際問題研』
『外務省認可の財団法人日本国際問題研究所が、ホームページの掲載論文を産経新聞のコラム欄で「公的な反日論文」と批判され、これを閲覧停止にして理事長の佐藤行雄・元国連大使が同紙上で反省を表明したことが問題化している。研究所や外務省内にも「過剰反応」と異論があり、米紙は「言論封殺」とする寄稿を掲載。佐藤氏は朝日新聞の取材に「『靖国カルト』など不適切な言葉遣いがあった。内容ではなく表現の問題だ。もう一度よく精査している」と語った。』

靖国カルト、ってすごい言い方ですね。朝日新聞サマですらしないでしょう。静かに参拝するだけの靖國がカルトですか…大変失礼な喩えで申し訳ありませんが、「靖國原理主義による自爆テロ」「靖國尊師派によるサリン製造」「靖國党の政府与党乗っ取り」などが起きればカルトと呼べるかも知れません。


『批判の対象となったのは、研究所の英文編集長による「日本はいかに中国を想像し、自国を見ているか」と題した英語論文。日中関係悪化の背景として日本国内の「タカ派ナショナリズム」の高まりを指摘したうえで、小泉首相や過去の首相の靖国神社参拝を「靖国カルト」(崇拝)と表現し、「日本の政治的見解は海外で理解されない」などとしている。』

そりゃあ批判されますよねえ。「赤旗」や「世界」にならいくら書いてもいいですが、それこそカルト的な反日の文章を税金で発表することなど、普通の神経ならあり得ません。もうひとつ、カルトを朝日新聞が「崇拝」と訳したのはずるい、当然「狂信」などと訳すべき。


『この論文を産経新聞記者が8月12日付朝刊のコラム欄で「中国などの日本攻撃をそのまま正しいかのように位置づける論旨」と批判。「現在の日本の外交や安保の根本を否定するような極端な意見の持ち主に日本の対外発信を任せる理由はなんなのか」と問い、佐藤氏への公開質問状とした。』

当たり前の質問状ですね。


『研究所によると、産経記事の掲載直後から批判や問い合わせが相次いだため、この論文を含むシリーズの閲覧を停止した。さらに佐藤氏が産経新聞に対し「公益法人としての当研究所の立場にふさわしくない表現や、日本の立場や実情に誤解を招く用語などがあったのは指摘通りで、責任者として深く反省する」と回答を寄せ、18日付の同紙朝刊に掲載された。』

真っ当な話です。


『研究所は外務省から補助金を受けるシンクタンクだが「活動自体は独立している」との立場。研究所関係者からは「正しい対応とは思えず、納得できない」との声が出ており、外務省にも「研究機関だから様々な意見があっていい。論文を閲覧できなくしたり佐藤氏が謝ったりするのは過剰反応だ」(幹部)と批判がある。』

税金貰って反日を発表する自由ですか。繰り返しますが、一般の雑誌でなら何を言ってもいいですが(いくらなんでも不謹慎で、キチガイが書いた文章だと思われるだけです)、税金を使って発表してよい文章ではありません。納税者への責任が伴う、ということを知らないのでしょうか。さすがが外務省サマとその仲間達。



『米紙ワシントン・ポスト(電子版)は8月27日付で、自民党の加藤紘一元幹事長宅の放火事件とともに「ナショナリズムの高まりに後押しされ、思想統制が本流になりつつある」とする社外筆者の記事を掲載した。』

ワシントンポストもすごい。反日記事に批判記事を書くと放火並の思想統制ですか。つまり、批判記事を書く自由は統制すべき、ということですね。さすがの朝日新聞サマも言いたくても言えなかったこと、朝日新聞サマ嬉しそう♪
----9/11追記-----
「日本の評判」さんの記事で、ワシントンポストの記事の翻訳を読むことができました。感謝。その表題は、「日本の思想警察の台頭」だそうで。批判記事の筆者は有名な産経の古森氏、その記述に対し「公的人物を脅迫する右翼の活動における最新の攻撃で、言論の自由を押しつぶし市民社会を後戻りさせるよう脅かすものだ。」だそうです。すさまじい。どうせなら朝日新聞さんもこれくらい書けばいいのに、腰が引けているのは明らか、とても残念♪古森氏は反論の準備に余念がないようで、大いに期待しています。
玉本氏の論文も
「日本の評判」さんが一部紹介しています。
----9/11追記ここまで-----


以下、朝日新聞さんの記事の続き、論文要旨を紹介しています。
『論文「日本はいかに中国を想像し、自国を見ているか」の要旨は次の通り。
中国と日本の外交関係は70年代以降最悪の状態だ。だが日本国内では自国が国家主義的、軍国主義的、タカ派的に見られているとの認識は薄い。
「普通の国」の追求がタカ派的ナショナリズムに勢いを与えているのは明らかだ。日中関係の問題は、中国やアジア諸国を日本と同等の国としてみなせなかった歴史に根がある。小泉首相が毎年の靖国参拝にこだわったことは物議を醸した。過去にも靖国カルト(崇拝)を復活させようとした国家主義的な首相はいたが、中韓の反発ですぐに撤回した。
「普通の国」提唱者やタカ派的国家主義者は、靖国カルトを復活することで歴史を取り戻そうとしている。中国にとっては過去の戦争に対する罪の認識と後悔の念が欠けているように見える。
靖国問題が外交的に騒がしい場所である以上、日本の政治的見解が海外で理解されることはないだろう。』
人民日報の記事以上ですね。繰り返しますが、税金を使ってウルトラ反日の記事を書くことを自由と思っている人々の神経が疑われます。表現の自由は認めますから自分でブログでも立ち上げてください。その前に渡航の自由もありますし、日本国籍を離れる自由だってありますよ。

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2006年9月 8日 (金)

安倍新首相が中共と対話したい意向?

『安倍氏、日中首脳会談の意向…靖国参拝年内見送り公算…中国側は安倍氏の秋の参拝がなければ、首脳会談を受け入れる方向だ。』(読売新聞より)

まあ、今年は春に参拝したからもういい、首相も既に8月15日に参拝したし…ということかも知れませんが、大丈夫でしょうか、やや不安も…。

以前、何度でも中共が呆れるほど参拝したらよい8月15日に参拝しないという暴挙に出たら困る(その時点では春に参拝したことは明らかになっていなかった)などと書き安倍新首相の靖国参拝に期待をかけていた者としては、首相になったらまずは靖國に報告に行って頂きたいと思います。

しかし、まずは中共サマと話してみないと抗議もできない、という趣旨ならお手並み拝見。靖國などについて中共サマから「厳命(言明?)」されるでしょうから、そこでしっかり反論し、尖閣諸島ガス田問題にも強く抗議してくる、などの行動に期待します。

最初に弱気に出るとつけあがる連中だからまずは叩かないといけません。来年の参院選へ向けての最初の正念場です。

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寛仁殿下のご恢復をお祈り申し上げます

皇孫殿下ご誕生の日の夕方、三笠宮寛仁殿下(60)がご体調を崩され、大事を取って慶応病院に入院なさったそうです。

寛仁殿下は、まさに身体を張って、皇室を貶めようとする、すなわち日本を貶めようとする勢力に立ち向かっていらっしゃったのですね。親王殿下のご誕生の報に気がゆるまれたのでしょうか。
早くご恢復なさいますように。天照大神様、八百万の神々様、二百四十余万柱の神々様にお祈り申し上げます。

PS.それにしても、朝日新聞が殿下に発言を控えろと厳命したのは今思い出しても不敬の限り。

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2006年9月 7日 (木)

八百万の神々にお礼申し上げます

本日、靖國神社、明治神宮、日枝神社の神々に新宮様ご誕生、紀子殿下の安産のお礼を申し上げてきました。天照大神様、各社の神々様、日本中の八百万の神々様のご加護のお陰で日本中が喜びにわくことができたわけで、まことに有難きこと、御礼申し上げます。


Yasukuni1_1 二百四十余万柱の
ご祭神様に御礼




Meiji_jingu_3
明治天皇陛下
昭憲皇太后陛下 に御礼





Hiejinja_2 大山咋神様
国常立神様
伊弉冉神様
足仲彦尊様 に御礼



残念だったのはどちらの神社でも記帳をやっていなかったこと。長野の善光寺さんでは記帳所を設置したそうなのに…特に、明治神宮は今上天皇陛下の曾祖父母様、靖國神社は「天皇陛下万歳」で散華なさった神々。

もっとも、それ以前に宮内庁が一般の記帳所を設置していないのが実に残念な話。宮家の新宮様の場合は設置しなかった前例に倣ったらしいですが…。前例重視は伝統を重んずる宮内庁としては当然のことかも知れませんが、記帳所の件くらい、将来の天皇になる可能性が高い皇孫殿下ご誕生に際していい意味で前例を廃しても、伝統軽視などとは誰も思いません。

命名の儀の際でもよいので、ぜひ皇居に記帳所設置をお願いしたいと思います。


9/8朝追記:宮内庁にその旨のメールを打ちました。
『宮内庁御中
多くの方から同じような意見具申がなされているものと思いますが、命名の儀の日でもよいと思うので、ぜひ一般人にも皇居で記帳させて下さい。
宮家の親王ではありますが、将来の天皇陛下になる可能性が大きい皇孫殿下です。
前例に倣わずとも、伝統をおろそかにしたことにはならず、素晴らしい前例を作ることになります。
(文末に実名・実住所で署名)』

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2006年9月 6日 (水)

秋篠宮ご夫妻の臍帯血提供には感動

『秋篠宮ご夫妻、臍(さい)帯血提供申し出る…愛育病院長』
『「東京都赤十字血液センター臍帯血バンク」(江東区)によると、愛育病院は、都内の病院で臍帯血採取の提携をしている9病院の一つ。』
(以上、読売新聞より)
素晴らしいお話しです。感動しました。


以下、「日本さい帯血バンクネットワーク」より引用。
「きずなちゃん」日本さい帯血バンクネットワークシンボルキャラクター
----------Kizuna_chan
Q.さい帯血とはどんなものでしょうか?
A.母親と胎児を結ぶさい帯と、胎盤の中に含まれる血液をさい帯血といいます。さい帯は出産後は不要となりますが、その血液中には骨髄と同様の、血液細胞を作り出すもとである「造血幹細胞」がたくさん含まれています。
Q.なぜさい帯血が必要なのですか?
A.さい帯血の中には、赤血球、白血球、血小板などをつくりだす細胞(造血幹細胞)がたくさん含まれています。そのため、骨髄と同じように移植し、治療に役立てることができます。
Q.さい帯血はどのような病気の治療に用いられますか?
A.白血病など重い血液の病気や遺伝病など、現在は骨髄移植により治癒可能な病気の治療に用いられています。
Q.さい帯血移植とはどんな治療でしょうか
A.骨髄移植で必要なものは、骨髄液に含まれる「造血幹細胞」です。さい帯血はその造血幹細胞を多く含んでいますから、さい帯血を利用して、骨髄移植と同様の治療を行うことができます。さい帯血を用いて行う治療を「さい帯血移植」といいます。
----------
骨髄移植は移植元に非常に負担がかかるのに対し、こちらは全然母親にも赤ちゃんにも負担がない。いいことずくめです。可能ならぜひ推進したい。


しかし、
----------
Q.さい帯血の提供はどこの病院でもできますか?
A.残念ながらどこの病院でもというわけにはいきません。
さい帯血の採取には、そのための人材の確保が必要で、分娩の片手間でというように簡単なものではありません。さらに、さい帯血は移植に使うものなので、無菌(に近い)状態で採取や分離などを行うので、そのための設備や技術も必要です。
また、提供できる病院において提供のお約束をお願いした妊婦さんでも、出産時刻等で採取体制が整わないこともあり、そういった場合には採取を行わない場合もあります。さい帯血の採取や保存には少なからぬ経費を要しますので、効率的かつ効果的な採取を計画的に行ってまいります。
----------
という事情があり、可能な産院は極めて限られています。私の妻も臍帯血提供を希望しましたが、だめでした。

よく知られているように産科医不足は深刻です。ただでさえ猛烈に忙しい…というより過労死しない方が不思議…のに、臍帯血まで取る余裕はなくて当たり前です。
しかし、臍帯血により助かる人は非常に多いと思います。すなわち、産科医不足によって救える命も救えなくなっているのかも知れません。

今回の秋篠宮ご夫妻の素晴らしいご決断が、世の中に臍帯血の意義をさらに知らしめることになることを祈ります。また、産科医不足について世論を喚起するきっかけになってくれればと思います(論理が飛躍気味なのは勘弁)。世論が動けば、政府はハコモノだけでなく保険制度・点数の見直しなどにも着手するでしょう。

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2006年9月 5日 (火)

親王殿下ご誕生おめでとうございます

Hinomaru_8 親王殿下のご誕生を心よりお祝い申し上げます。

秋篠宮妃紀子殿下は重責を果たされて一安心。ご公務への復帰を急ぐ必要など全くなく、まずはお身体を大切にゆっくりと養生なさってください。

秋篠宮文仁親王殿下もたいそうご心配なさったことと思います。甲斐あって親王のご誕生。こんな嬉しいことはありません。

天皇皇后両陛下には、初の皇孫男子、さぞかしお喜びのことでしょう。

早速皇居に伺ってぜひお祝いの記帳して参りたい…と思ったら、一般人の記帳は今回はなしとのこと。

Koukyo_gaien 残念ですがまあしゃあない。記念に?東御苑に入園し、日付入り記念スタンプを押して来ました。



Koukyo_ishibashi_2
手前は石橋
奥が二重橋

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ネットワーク切れの恐怖

ブログのテーマとは関係ありませんが、今朝、いきなりネットワークが切れて慌てました。2台のPCともつながらず、回線終端装置も無線ルータも落ちている様子もないし電源オンオフしてもだめ、さては光ファイバが物理的に切れたか…
出社時間で諦めましたが、慌てて帰宅してPC立ち上げたらつながっていて一安心。TEPCOのサーバダウンかなんかでしょうが、それにしてもネットワークが切れたら電気・ガス・水道に次いで痛い。電話線はバックアップにしてはいかにも遅いけど、まあそれしかありませんかねえ。

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秋篠宮妃紀子殿下の安産を、
心よりお祈り申し上げます。

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古典の暗唱・音読は日本語の基礎

9/4の産経社説より。
表題『古典暗唱 国語力再生に意義大きい』
『学習指導要領の見直しを進めている中央教育審議会の教育課程部会は、小学校の国語教育に古文や漢文の暗唱を導入する方向で検討に入ったという。』

以下、社説では非常に肯定的に評価しています。私も大いに賛成。暗唱までしなくても音読でも充分な効果があります。日本語の基礎です。

子供達には、一時期論語を素読させていました。もちろん意味なんか教えません。最近ちょっと私がさぼってますので、近く再開します。他にもあるのですが内緒。
私は子供の頃なぜか「詩吟」をやってました。変な子供。

まあここまでやらなくても、NHK「日本語であそぼう」を見せるだけでもいいこと。NHKの受信料はあの番組に払っているようなもの…は大げさですが。あれで寿限無が子供に大ブームになり、覚えた子が非常にたくさんいます。うちの子供達も(私も)覚えました。私の小咄も子供にわかってもらえるかな?
漢詩も「国破れて山河あり…」等、もちろん論語も。宮沢賢治の詩もありました。

学校で時間を決めて導入すること、ほんとに有意義なことです…テレビ「日本語であそぼう」の方が面白い、という可能性は大ですが…。意味なんかどうでもいいから日本語のリズムを覚えさせておくのが肝腎です。

最後にいちばん簡単なおすすめは、百人一首を暗唱させることでは。私は覚えなかったのが残念。古文が極端に苦手(漢文は得意)だったのはそのせいだなあ…


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秋篠宮妃紀子殿下の安産を
心よりお祈り申し上げます

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2006年9月 4日 (月)

家族の日はいつがふさわしいか

産経新聞より。珍しく全文引用。

表題『「家族の日」作ります 政府、少子化対策の一環 』

『政府は少子化対策の一環として、来年度から「家族の日」を制定することを決め、来年度予算の概算要求に関連行事の開催費用など9500万円を盛り込んだ。11月23日などが有力だ。
これまでの少子化政策は働く母親への支援などが中心だったが、政府が6月に決定した「新しい少子化対策」は「従来の対策のみでは、少子化の流れを変えることはできなかったことを深刻に受け止める必要がある」と表明し、「家族や地域のきずなの強化」を打ち出していた。
「家族の日」は、一家だんらんの機会をつくったり、町内会などの行事参加を促したりする狙いがある。政府は「家族の日」の前後に各地で行事を開くなど啓発活動を行う。飲食店の家族割引なども呼びかける。
経済産業省が後援している「いい夫婦の日」の11月22日や、「いいファミリー」「いい夫妻」の語呂が合い、祝日でもある11月23日などが検討されている。
山谷えり子内閣府政務官は「少子化対策は保育所整備など『育児の外注化』中心から家族再興に転換しつつあり、次期政権ではその路線がさらに明確になるだろう。『家族の日』を機に夫婦や親子のきずなを大事にしてほしい」と話している。』

山谷政務官の仰るとおり。考え方はあるべき姿になっています。でも、こういうことにかける金は少ないですね。育児の外注化支援にはわんさか金をかけているのに…。まあ、流れが変わるきっかけになれば大成功です。フェミの人たちはバックラッシュと言いそうですが。
しかし、日付はなんでしょうか。1122(いいふうふ)の日?1123(いいふさい)の日?11月23日は収穫に感謝する日で家族の日とは言い難い。オヤジギャグならぬ官僚ギャグと言いたくなります。もう少しまともな日を考えましょう。

案1:1月7日:人日(じんじつ)の節句、家族の健康を願って七草粥を食べる日(五節句はそれ以降、女の子、男の子、恋人、長寿と続くので人日はその元となる家族でもよいのでは。)


案2:2月3日節分、家族で協力し鬼を払い福を呼ぶ日

案3:9月17日:言うまでもなく将軍さま自白の日

番外:2月8日:「家族がいちばん」連載開始の日…あ、もちろん冗談…

とにかく知恵を絞ってまともな日を考えるべきです。


Hinomaru_4 秋篠宮妃紀子殿下安産祈願

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いよいよ歴史的慶事の日は明後日

Hinomaru_5 いよいよ秋篠宮妃紀子殿下のご出産が明後日にせまりました。男の子か女の子かわかりませんが、男の子なら礼宮(当時)文仁親王殿下以来、女の子なら敬宮愛子内親王殿下以来の慶事です。実にめでたい。今日も先ほど靖國にて安産祈願のため参拝しました。



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靖國にて
安産祈願


Taihuu
慶事に来襲せんとした不敬な台風、日本国民の慶祝の真心が上陸を阻止へ

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2006年9月 3日 (日)

少子化対策予算に1兆6745億円

以下、『』内は産経新聞から。
『少子化対策予算に1兆6745億円』
『政策的経費は3628億円で同31.3%増』
だそうですが、なにをやるのか報道ではよくわかりません。

『厚生労働省は、不妊治療の助成額上限を現行の年間10万円から同20万円に拡大』
これは前回取り上げました。ちょっとけち。

『小児科・産科医療の拠点病院づくりを進めるために総額302億円』
まだ要求段階ですが、少子化阻止!のかけ声で変なものも混じりそうです。

小児科・産科については小手先では何もできないはず。根本として小児科・産科の医師が過労死しかねないほど大変な仕事…昼も夜も休日もない…となっているので、新しく産科・小児科になろうという医師の卵が少ないことが問題の筈。病院づくりってまさかハコモノじゃないだろうなあ…

子育て中でとてもできないから休業している女性医師にお願いする方策も考えているやに聞いていますが、本当は子育て中は自分の子供に専念すべき、本筋ではないはずです。

お金で物を言いたくはないのですが、現実的に大切なことは、保険点数の見直しではないのでしょうか。皮膚科や眼科は楽なのに実入りが良いからそれを目指す連中が増えているわけです。やっぱり深夜や休日がない産科・小児科は点数面で優遇しないと仕方ありません。その分は楽な方から減らさざる得ない、既得権に踏み込む改革は今回の対策に含まれてないでしょうね。

『文部科学省は、小学校で放課後に児童を預かる「放課後子ども教室」の整備に向け138億円』
「特殊法人放課後子ども財団」を作って天下りと利権…ふっふっふ、越後屋、お前も悪よのう、いえ、お代官(ATOKの誤変換「ODA遺憾」…)様ほどでは…などと勘ぐりたくなります。放課後に子供を学校であずかるための整備とは何でしょう。私が子供の頃は勝手に校庭で下校時刻まで遊んでいましたが、それではいけないのかなあ。先生だって下校時刻までは学校にいるのでしょ?

今回の少子化対策予算の意味、どうも私にはよくわかりません。男女共同参画関係も紛れ込ませているらしいし。

私は以前少子化対策について
意見を書きましたが、相変わらずその考え方が今のところ正しいと思っています。

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2006年9月 2日 (土)

朝日新聞さん、安部新首相にあせってます!

最近朝日新聞さんの社説を読むのをさぼってました。久しぶりに読みましたが、やっぱり読まないといけませんね。ブログネタ提供に感謝!

表題『安倍氏出馬 聞きたいことは多い』

『私たちが最も注目しているのは、公約で強調されている「新しい国づくり」で、安倍氏がどんな国家像を思い描いているのかということだ。』
びくついていますね。朝日さんかわいい♪

『安倍氏は「戦後レジーム(体制)から脱却する」と語った。かなり思いを込めた表現のようだが、具体的に何から脱却し、どこへ行こうというのか。これまでの発言からすると、不安を感じざるを得ない。』
朝日新聞さん理想の世界とはだいぶ違う「美しい国」なんではないでしょうか。

『よもや戦後民主主義の歩みを否定するものではなかろうが、それをどう評価し、何を改め、何を継承するのか、明確に語ってもらいたいと思う。』
「戦後民主主義」は朝日さん大好き、否定されたら困るでしょうね。別名「中華人民主主義」ともいいます。

『「脱却」の具体策に挙げたのは新たな憲法の制定だ。「憲法は占領時代に作られた。私たち自身の手で新しい憲法を書こう」と呼びかけた。尊敬する祖父・岸信介元首相譲りの「自主憲法」「占領体制の清算」なのだろうか。』
よくわかってらっしゃる。さすが、敬服。

『戦後体制という前に、戦前の歴史をどう見るかをまず聞きたい。戦争責任などは「歴史家が判断することだ」と、これまで言葉をにごしてきたからだ。』
まさに安部長官の仰るとおりでしょう。戦争責任は平和条約を結んだところで終わるのが国際法です。昔の話を捏造して何度でも蒸し返すのは中華思想。朝日思想とも言います。

『首相談話などで植民地支配と侵略を反省し、謝罪してきた政府の歴史認識は継承されるのだろうか。』
よもや継承されるなんてことはないでしょうね、と国民の多くは思っていますよ。村山政権の悪しき遺産。

『安倍氏はかつて「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」の事務局長をつとめ、歴史教科書のあり方を批判してきた。こうした考え方は、公約に掲げた教育改革にどう影響するのか。この会は、歴史教科書の検定をめぐって近隣国に配慮するとした政府の「近隣諸国条項」を攻撃した。この条項は安倍政権では廃棄されるのか。』
朝日さん、ほんとあせってますね。中共サマに申し訳が立ちませんから…

『中国や韓国とは「信頼関係の強化」を目指すというが、こうした点を明確にしないままでは難しかろう。靖国神社参拝の問題をどう克服するのかを含め、具体的な方策を聞きたい。』
江沢民皇帝のお言葉は「日本に対しては歴史問題を永遠に言い続けなければならない」ですからねえ。ぜひ朝日さんに具体的方策とやらを教えて頂きたいものです。

『20日の投開票まで、さまざまな討論会や記者会見が予定されている。安倍氏にただしたいことは山ほどある。』
やめておいたほうがいいんじゃないですか。中共サマに怒られるだけですよ。

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ロシア漁船拿捕事件は大きな騒ぎにすべき

『金田勝年外務副大臣は30日、モスクワのロシア外務省でラブロフ露外相と…会談』
『金田副大臣は、拿捕された「第31吉進丸」の乗組員3人のうち2人が同日、日本側へ引き渡されたことにつき、「露政府の尽力を評価する」とラブロフ外相に表明すると同時に、国後島で拘束されている坂下登船長と船体のすみやかな引き渡しを要請した。』(以上、読売新聞記事より抜粋)

金田副大臣は私は全然知りませんが、「露政府の尽力を評価する」とは何事ですか。人質を取られているから忍び難きを忍んでおっしゃっている、ということでしょうか。大変失礼な物言いで申し訳ありませんが「ガキの使い
(ガキ=ガいむしょうのキ×××)」にしか見えません。

今回の件、外務省の対応方針が根本的に誤っています。外務省の考えは、ともかく穏便に済ませたい、ということのようですが、正しくは、大騒ぎにすべき、ということです。そして、不法占拠たる領土問題の存在を顕在化させるべきです。それが亡くなられた方への弔いにもなるでしょう。

麻生外務大臣も今回は立派とは言い難い。最低限、自らロシアに行って直談判すべきでしょう。国際海洋裁判所への提訴(無理筋かも知れませんが)なども検討に値します。麻生外務大臣は内弁慶なのでしょうか、日本で文句を言うばかりです。総裁選のことが気がかりなのかも知れませんが、ここで外務大臣としての存在感を示さなければ総裁選で存在感を示すことなどできるはずありません。

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2006年9月 1日 (金)

通勤鞄の防災常備品

今日は防災の日。

私はこんなものを通勤鞄の中に地震時などの緊急用として常備、お守りかも知れませんが。普段も便利に使っているものも多いです。

Bousai (左上から)
<軍手>いざという時、軍手は必需品。
なお、これは自衛隊広報センター売店で買ったもの、これくらいの遊び心もいいかと。特に意味はありません。

<ペットボトル>長距離歩くハメになったら500mlあると心強いです。

<除菌ウェットティッシュ>普段も何かと便利です。

<ホイッスル>生き埋め時に役立つとは思えませんが、集合場所に集まったときに使えます。

<五徳ナイフ>普段も何かと便利です。

<地図>非常時、避難地図に。普段も便利です。

<懐中電灯>防滴仕様でハンズフリーです。替えの電池も。普段は消灯後の残業用…

<非常用毛布>アルミの薄い布?体に巻くと暖か、野宿に必須。

多くは100円ショップで揃います。他にラジオ、消毒薬、絆創膏、非常食、携帯トイレ、くらいほしいところですが、全部は鞄には入りません…とはいえ、もう少し知恵を絞るべきですね。あと、靖國神社等のお守りも入れるべきかな。

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