ロシアは「氷雪の門」から変わっていない
日本漁船銃撃事件で、ロシア外務省は「事件の全責任はロシア領海で犯罪行為を犯した漁船と、日本人漁民の密漁を放置した日本政府代表にある」と非難したそうですね。
昔なら戦争になりかねない事態です。まして領有権で対立する北方領土での事件。北方領土が日本のものだなどとは、ほんの少しも思ってないロシアとしては当然の発言かも知れません。
この事件、撃った側と漁船側の説明は明らかに食い違っています。映像でも残してあれば事実が分かりますがきっと実際の所は闇でしょうねえ。密漁が事実だとすれば、日本の領土とは言え不法占拠されている地域、大変問題のある無茶な行動ですが…。
しかしいずれにせよ、動かぬ事実は、日本人の命をロシアは屁とも思っていないこと。
これはまさに、先日見た「氷雪の門」で描かれているロシア(ソ連)の姿です。いかにもロシアらしい。対日本に限った話ではなく、例えばチェチェンでは悲劇が現在進行形(チェチェン問題はこのサイトが詳しい)です。
政府には断固たる態度を貫いて頂きたい。こういう書き方をすると極右などと言われかねませんが…。当たり前の話です。麻生外務大臣なら安心でしょう。
まさか、某G務省のロシアンスクールの人たち、「一人のために北方領土返還交渉が止まっても良いのか」「落としどころをさぐれ」などとは言ってないでしょうね?交渉前から落としどころを考えるのは悪い癖。
それと、こんなことを言っては不謹慎極まりない話ですが、今こそ「氷雪の門」(私が観たときの記事はこちら)のテレビ化のチャンス、絶対に視聴率取れます。私は国民感情を煽りたいのではありません。日本人に戦争の真実を知ってほしいだけです。
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