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2006年8月 6日 (日)

核廃絶への道とは

秋葉市長の平和宣言はまあ予想通り。はっきり言って相変わらずずれています。困ったものです。
簡単に言えば、核兵器を廃絶する主張を世界市民が各国政府に訴え続け動かすことが廃絶への道、というような意見でした。

核兵器廃絶ということには全面的に賛成します。

世界市民という怪しげな言葉は追求しません。本質的な問題は、国民の声が政府を動かせるのは民主国家のみ、という厳然たる事実です。

国民の声を中共政府や将軍サマが聞きますか?理解すべきはその1点、そうすれば自然に核兵器廃絶のために何をすべきかわかるはずです。

人類は冷戦の歴史の中で、民主主義国家の市民が平和を叫ぶことは、独裁国家を利して、戦争を引き寄せることを学びました。
日本人は、
「軍靴の音が聞こえる」などと我が日本を批判する人の言うことを聞けば聞くほど、あちら側での軍靴の音がドンドン大きくなることも知りました。

冷戦を終わらせたのは平和への叫びでなく、レーガンの政策でした。ソ連は軍拡競争で金がまわらなくなってついに崩壊しました。

結局、独裁国家を民主国家にすることが平和の第一歩です。
世界平和を求める「世界市民」が叫ぶべき主張とは、独裁国家への批判を強めること。世界中を民主国家にすることこそ、核兵器を廃絶する唯一の道です。

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