メモは真実かもしれない、でも首相は粛々と参拝すべき
最近、昭和天皇陛下が例のメモのように思っていらっしゃった可能性は十分にある、と思っています。例のメモ自体はガセと思いますが…
例えば、中曽根大勲位は、首相時代に靖國公式参拝で護衛を付けたまま参拝するという大変な無礼を行ったのも、最近A級戦犯分祀論に走っているのも、実は昭和天皇陛下の御心を知っていただからこそ、ということです。保守と思われる石原氏や佐々氏も分祀論ですが、昭和天皇陛下に直接接したのか、その世代に影響されたのか、という可能性は大いにあると思います。
私は新人類と呼ばれた世代ですが、安部官房長官の世代どころか、小泉首相の世代でも、昭和時代は若すぎて昭和天皇陛下の御心を伺うことはできなかったはずです。それに対し、福田元官房長官のお父様は昭和黄門さま。
しかし、少なくとも現在の世界情勢で、メモに影響されるのが正しいかと言えば、そんなはずはありません。公式にはなにも仰せになっていないこと。裏話が後世の政治を動かすなど、昭和天皇陛下もあってはならないことと考えていらっしゃったはずです。富田氏も亡くなったときにメモを一緒に火葬するはずだった、ということからもそれは明らかです。
繰り返しになりますが、小泉総理大臣の8月15日参拝は粛々となされると思います。安部官房長官は8月15日参拝を避けるのではという噂がありますが、もし総裁選を慮る余りそのような暴挙に出れば、国民の信は一気に落ちるでしょうね。政界雀のただの噂だと確信したいので(思考停止ですが)確信することにします。
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