公立高校、土曜日授業の動きを歓迎する
日経の夕刊によれば、生徒の基礎学力低下、私学との学力格差拡大への危機感により、土曜日に授業を行う公立高校が全国的に増えてきたそうです。それに対し、文部科学省は原則認めていないそうです。曰く「土曜日は社会体験や個性を伸ばす時間に充てるという週5日制の趣旨を理解してほしい。」
この潮流は大いに歓迎すべきと思います。文部科学省なんぞうまいこと無視しきましょう。
文部科学省の言うことは、建前上仕方ないのでしょうが、相変わらずのアホ、嗤うしかない。文部科学省の高学歴のお役人さまたちには、きっと自分達は土曜日に学校に行って基礎学力の勉強をするより、塾に行って受験用の勉強した方がよかった、という思いがあるのでしょうか。進学したい子は土曜日は塾に行き、そうでない子はパチンコの必勝法でも研究しろ、という趣旨でしょうかね。
授業時間が減れば、学力は落ちないはずありません。子供は放っておけば遊び回るのが当たり前。子供に強制的に勉強させて基礎学力をたたき込むことが、子供のためであり社会の責務ですが、土曜日を休みにしている現状はその責任の放棄です。文部科学省の子供に対する責任感は、車に子供を放置して遊び回る親と同じレベルに堕ちてしまった、と言われて反論できますか。ゆとり教育を推進している役人諸氏の子供は殆どが私立学校に行っている、という話もよく聞きます。
土曜日授業の実施は問題を少しでも減らすための入り口です。高校だけでなく、小中学校でもぜひ実現してほしいとつくづく思います。ふりまわされる現場の先生方(日教組バリバリ連中は除く)は大変ですが、なんとか頑張って頂きたいと思います。
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コメント
まったく同感です。
教職員のための週五日制は、子どものためならず!
おっと、はじめまして。大阪のnabajo
って言います、よろしゅうに。
文科省・教育委員会ってな連中は、子どもより「おのれ等」が大切なのです。
私も子どもが小学校のときからPTAってなとこに足突っ込んで、いまだ高校ででもやってます。おもいっきり言いたいこと言いながらやらせてもらっていますが、役人どもには中々伝わりません・・・
練馬ののんべさん、共感したから投稿さしてもらいました。
さっきTBってな慣れんことしたら、二つも行ってしましました・・・かんにんです。消去しといて下さいな。
投稿: nabajo | 2006年7月 4日 (火) 01時00分
nabajoさま
コメント・TB有り難うございます。
>文科省・教育委員会ってな連中は、
>子どもより「おのれ等」が大切
現場をよくご存じの方の発言は重いですね。有難いです。
投稿: 練馬のんべ | 2006年7月 4日 (火) 19時52分
お手数掛けました、おおきにです。
コメントもTBもしてくれはって、すんません。これからもよろしく。
投稿: nabajo | 2006年7月 5日 (水) 03時27分