古賀遺族会会長は「許せない」
読売新聞記事より。
表題『昭和天皇発言メモ、疑問の声「許せぬ」…自民・古賀氏』
『自民党の古賀誠・元幹事長(日本遺族会会長)は30日のテレビ朝日の番組で…
「大御心(おおみこころ)に胸を打たれた。私だけでなく遺族の気持ちだと思う。(メモが偽物という)とんでもない議論があるのは許せない。(A級戦犯の)分祀(ぶんし)が出来ないなら、他に国民のすべてが(靖国神社に)尊崇の念を持てる施設にするには何かを考えなければならない。そのためには無宗教化があっていい」と述べた。』
実にすごく勝手な論理、こう思っていない遺族もわんさかいるでしょうに。勝手に遺族の気持ちを捏造すべきではありません。
また、メモにが貼り付けで紙の色が違うのも今頃出てくるのも余りに不自然。真偽を確かめたいと思うのは当たり前の話です。仮に偽物でも、そのために陛下がいわゆる「A級戦犯」に対してこうは思っていなかったはず、などと主張するつもりはありません。それを「許せない」とは、民主主義国家の日本の政治家の発言としてはとても「許せない」もの、まるで中共並の言論統制です。
さらに、靖國の「無宗教化」で「国民のすべてが尊崇の念」?少なくとも私は無宗教化した靖國に尊崇の念は持てませんよ。私は非国民なんでしょうね。
私は靖國の国家護持(天皇による護持)を主張しています。天皇による護持とは、「天皇陛下万歳」と言って散っていった英霊に対して、天皇として責任を持つべき、という主張です。憲法の解釈「目的効果基準」に従えばこの程度は許されるはずです。国民すべてに尊崇の念を持て、などというつもりはありません。
ですが、無宗教にする、というのは明らかな権力による宗教への介入。言論封殺も言論の自由への挑戦。古賀氏はこれでも日本の政治家でしょうか。早く遺族会会長も政治家もやめるべき。その後は、大好きな北京へ引っ越したらいかがですか。素敵な女性も待っているかも。
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