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2006年6月25日 (日)

朝日の社説は相変わらず

今日の朝日の社説『靖国参拝 肩すかしの最高裁判決』(実に悔しそうな表題)は相変わらずですので気が向いて余程おひまならどうぞ。http://www.asahi.com/paper/editorial20060625.html
大意は、
『首相の靖国参拝は違憲の可能性が強い。最高裁が憲法判断しないのは職務怠慢。首相は戦前軍国主義の象徴だった靖国に参拝するな。中韓も反発。』
くらい。これだけのことを言うのに社説の欄半分を使っている。これだけのことを紙面にあわせて引き延ばすか、それが社説執筆者の腕なんでしょうね。

反論も簡単に。産経社説の一部
『簡明にして要を得た判決である。憲法学者の中には、「傍論で憲法判断を示してもよかった」という意見もあるが、主文と関係のない傍論には法的拘束力がなく、あえて憲法判断に踏み込む必要はないだろう。
今回の最高裁判決は、首相の靖国参拝の公私の区別には触れていないが、首相就任後初の平成13年8月の参拝について判断したものだ。そのとき、小泉首相はモーニング姿で「内閣総理大臣」と記帳し、昇殿参拝した。このように堂々と参拝してほしい。』
でいいんじゃないですか。

産経の社説も、主張は納得できるけど、やっぱり(朝日ほどではないが)冗長。社説はだいたい冗長で、そんなもんなんですかね。読む方は忙しいわけで、偉そうな修辞は不要、簡にして要を得た社説であってほしいものです。

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コメント

TB有り難うございます。
最高裁はちゃんと、「審議するに値しない」と判決で言ってるのに、そのような事に憲法判断することが無理でしょう。
しかし判決文を読めば憲法判断していますね。

投稿: まさ | 2006年6月28日 (水) 22時31分

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» 首相の靖国参拝最高裁判決を「肩すかし」と詰る朝日新聞を嗤う [松尾光太郎 de 海馬之玄関BLOG]
font size=3 今日、平成18年6月25日の朝日新聞社説font color=red「靖国参拝 肩すかしの最高裁判決」/fontは意味不明な社説だった。この判決に関しては昨日もコメントしたので(下記URL参照)ここでは朝日新聞の主張の荒唐無稽さに焦点を絞ることにする。まず、記事の引用。 ・首相の靖国神社参拝に関する最高裁判決(平成18年6月23日)  http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20060..... [続きを読む]

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» 靖国参拝訴訟東京高裁判決 [東急不動産東急リバブル不買宣言]
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