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2006年6月24日 (土)

靖国国有化問題

麻生外務大臣が、靖国神社を国有化すべき、という意見を述べていらっしゃいます。

それに対して、保守派は殆ど反対のようです。私も「国有化」が靖国神社解体を意味する現状では、反対せざるえません。

靖国を国有化することで、政府が「A級戦犯」
(※)の方々を「分祀」するような暴挙に出るとすれば、それはまさに靖国神社解体を意味するからです。

ご都合主義で今回は「A級戦犯」分祀となれば、中共様のご意向で次回は「B・C級戦犯」の公務死分祀、その次は支那事変戦死者分祀…、などとなりかねませんので、英霊はおちおち眠っていられません。英霊「分祀」と靖国神社解体は同義です。その意味での国有化阻止には賛成します。これこそ「国家による宗教への介入」そのものであす。

しかし(朝日新聞のyesBUTみたいですみません)、靖国神社は日本国のために命を捧げられた方を祀る神社。となれば本筋は、日本国が護持すべき責任があります。護持と言うと大げさですが、日本国が靖国神社の氏子になる、という趣旨です。氏神様に祀られている神様に口を出す、などというのは既に氏子とは言えないわけです。

とはいえ、日本の政権が靖国を護持するのは明らかに筋違い。やはり、祭祀のことは天皇家のお仕事、皇室の費用にて靖国神社護持をお願いするのが一番です。英霊は天皇陛下万歳と散華なさったわけですから。
(総理大臣万歳、と言って散った方は、多分0に近い…)なお、各県の護国神社についても同様です。

ついでながら、皇室が行う場合、憲法違反の問題には当てはまらないのは明らかです。でないと、皇室の行う宗教性を持った儀式についてはすべて憲法違反ということになってしまいます。


(※)A級戦犯、B・C級戦犯など日本にはいません。東京裁判にて無法にも復讐されて公務死なさった方、牢獄につながれた方がいるだけです。ですが、適当な日本語がいまのところ存在しない…我々の怠慢…ので、「」付でこのような表記をしました。また、「分祀」の用法は別の記事で記載済)

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