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2006年6月29日 (木)

名人戦問題で毎日新聞社には毅然たる態度を望む

読売新聞より。
『将棋の名人戦問題で、毎日新聞社が、新たな条件として現行の契約金(年3億3400万円)を維持したまま、3000万円の普及協力金を7年間支払う案を日本将棋連盟理事会に提示する方向で調整していることが28日、分かった。』

それに対する私の主張
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名人戦問題を一方的に引き起こしたのは連盟である。信義を無視して一方的に契約破棄を通告し、将棋連盟どころか将棋に対する不信感を世間に抱かせた。テポドンを発射するぞ、と騒いで各国から金を取ろうという北朝鮮とうり二つ。
それに対し、毎日新聞が連盟に有利な契約条件を提案するとは、わがままを言ってゴネた方が絶対得、と社会の公器たる新聞社が認めたことになる。
読売新聞に報道された毎日新聞社の態度は、脅しに屈することであり、反社会的な行動であるとさえ言える。信義を無視する連盟に対しては、毅然としてゴネ得は許さないという筋を通した態度を取ってこそ「社会の公器」であると考える。
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名人戦問題のおさらい
1.朝日新聞が将棋連盟に「もっと金払うからうちに名人戦をくれよ~」と誘う
2.将棋連盟は、永年名人戦を支えた毎日新聞に対して、「もう契約しないよ」と一方的に通告する(真っ最中の名人戦7番勝負に思い切り水を差す)
3.毎日新聞が激怒する
4.連盟は慌てて「共催案」やら「毎日優先」やら日々ころころ言うことが変わる
5.連盟は通告書を撤回し、毎日も名人戦終了まで議論を凍結することで合意
などと言うものでした。

この話、「礼に始まり礼に終わる」と言われる日本の将棋に、泥を塗りまくったのは将棋連盟です。わがまま、ゴネ得狙い、無駄遣いして金がなくなっても節約しようと考えずまわりからぶんどろう、など、まるで将軍サマ…。

しかし、それに対して毎日新聞さんが、金は朝日さん以上に払いますよ、やっぱりうちで名人戦やらせてくださいよ、金は朝日さんより出しますよ、などというのは、韓国の恥ノムヒョン君となんら変わりません。世間に対して、結局わがままを言ったほうがいいんだな、金がすべてなんだな、と思わせてしまうことになります。わがままは罰してやらないと。

毎日新聞さんは、社会のためにも毅然たる態度を取ってください。それが将棋連盟と朝日新聞の信義のなさを世間に知らしめることになります。

なに、将棋の棋譜が毎日新聞に載らなくても読者が減ることはありませんよ。棋譜の価値が不当に高い契約金に見合わない、という事実を他社にも知らしめてください。それが連盟の不信義に対する一番の罰です。

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