国連に敵国条項の削除と日本語の公用語化を即刻実現させよ
このブログでは、深い理由はありませんが、国際問題には極力立ち入らないつもりです。(除く拉致問題)ただし、今回はアナンの「困ったちゃん」が日本にいらしたのでつい…
アナン事務総長の日本国内での発言に怒っている人たちは(私を含め)多いようですが、国連を経済的に支えている!のに情け無い話が多く腹立たしいですね。
常任理事国の話は、「集団的自衛権は保有するが行使できないと解釈」「自衛隊は軍隊ではない」などとされている以上(是非は置きます…私はひどい話と思いますが…)国内で一致団結して進めるのは難しいものと思います。
それ以前に、日本国籍を持つものが立場を超えて賛成できる話として
・国連憲章の旧敵国条項の削除
・日本語の公用語化
の2点があり、分担金を人質にとってでも改善すべきです。
旧敵国条項とは、日本を安保理の許可を得ずに攻めうること、などです。1995年の国連総会で国連憲章からの削除を求める決議が採択されたのですが、削除の手続きは未だになされていないため、期限を切って削除させる必要があります。
現在の公用語は英語、フランス語、ロシア語、中国語、スペイン語、アラビア語ですが、なにせ日本語とは構造が全く異なる言語ばかり、これでは喧嘩になりません…
ついでながら、国際連合、という訳も直したほうがいいでしょうね。United Nationsはどう読んでも「連合国」です。
資料:()内を除きすべて国連広報センターからの引用です。
(通常予算分担率(2004年-2006年)、1%以上の国を資料から私が目で選んだので見落としがあれば失礼)
(安保理常任理事国)
アメリカ:22.000
イギリス: 6.127
フランス: 6.030
中共 : 2.053
ロシア : 1.100
(その他)
日本 :19.468
ドイツ : 8.662
イタリア: 4.885
カナダ : 2.813
スペイン: 2.520
メキシコ: 1.883
韓国 : 1.796
オランダ: 1.690
豪州 : 1.592
ブラジル: 1.523
スイス : 1.197
ベルギー: 1.069
(一見日本は2位だが、下記の文章からすれば実質1位。国連のホームページは案外資料が古いですね)
「分担金の滞納額が最も大きいのは、国連職員の数が加盟国中最大であるアメリカです。2001年末現在、アメリカの滞納額は8億7,100万ドルにのぼっています。」
(国連憲章の敵国条項)
第53条(強制行動)
1 安全保障理事会は、その権威の下における強制行動のために、適当な場合には、前記の地域的取極又は地域的機関を利用する。但し、いかなる強制行動も、安全保障理事会の許可がなければ、地域的取極に基いて又は地域的機関によってとられてはならない。もっとも、本条2に定める敵国のいずれかに対する措置で、第107条に従って規定されるもの又はこの敵国における侵略政策の再現に備える地域的取極において規定されるものは、関係政府の要請に基いてこの機構がこの敵国による新たな侵略を防止する責任を負うときまで例外とする。
2 本条1で用いる敵国という語は、第二次世界戦争中にこの憲章のいずれかの署名国の敵国であった国に適用される。(※)
(※日本、ドイツ、ルーマニア、ブルガリア、ハンガリー、フィンランドの6ヶ国で、イタリアは国連成立時には既に敗戦していたため連合国側)
第77条(信託統治地域)
1 信託統治制度は、次の種類の地域で信託統治協定によってこの制度の下におかれるものに適用する。
a 現に委任統治の下にある地域
b 第二次世界戦争の結果として敵国から分離される地域
c 施政について責任を負う国によって自発的にこの制度の下におかれる地域
2 前記の種類のうちのいずれの地域がいかなる条件で信託統治制度の下におかれるかについては、今後の協定で定める。
第107条〔敵国に関する行動〕
この憲章のいかなる規定も、第二次世界戦争中にこの憲章の署名国の敵であった国に関する行動でその行動について責任を有する政府がこの戦争の結果としてとり又は許可したものを無効にし、又は排除するものではない。
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コメント
いつになったら日本人は国連神話からいいかげん目を覚ますのだろうか。
国連は各国のエゴがぶつかる場だと理解するべきですね。
投稿: まさ | 2006年5月21日 (日) 22時37分
まささま
コメント有り難うございます。仰せの通りですね。
投稿: 練馬のんべ | 2006年5月21日 (日) 23時26分