民主党の「日本国教育基本法案」に賛成
今朝の産経社説にあったので民主党の「日本国教育基本法案」http://www.dpj.or.jp/faxnews/pdf/20060512221545.pdf
を読んでみましたが、確かにこちらの方が真っ当ですね。
自民党案では、面従腹背を勧める「国を愛する態度」、日教組に利用される「不当な支配」、は残る、「宗教的情操の涵養」はない、など、明らかに公明党に配慮したとしか考えられない案です。
それに対し、民主党のは
「日本を愛する心を涵養し、祖先を敬い、子孫に想いをいたし、伝統、文化、芸術を尊び」
「○ 宗教的な伝統や文化に関する基本的知識の修得及び宗教の意義の理解は、教育上重視されなければならない。
○ 宗教的感性の涵養及び宗教に関する寛容の態度を養うことは、教育上尊重されなければならない。」
(不当な支配は削除)などとなっています。
まあ、自民党案は公明党との妥協の産物であるのに比べ、民主党はなにせ政府の案に反対して対案を出すのが最近の仕事、とにかく自民党を切り崩すための戦術に過ぎない、というのが現実でしょうが、それでもいいものはいい。実は自民党から、公明党を切って自民・民主大連合を実現するために頼まれたんじゃないかと裏読みしたくなるくらいです。
民主党がこれを対案として提出して、
民主案に賛成:自民の安部・麻生支持層、民主右派
自民案に賛成:自民の福田支持層、公明党
どちらも反対:民主左派、共産、社民…
となって政界再編が起こればわかりやすくなるのですけどねえ…
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コメント
ほんとうに、自民党が公明党と手を切って民主党右派と大同団結することを望んでいます。
今回の民主党案は政局のためとはいえ、賛成しまする
投稿: Ponko | 2006年5月18日 (木) 09時35分
Ponkoさま
コメント&トラバ有り難うございます。ぜひ大同団結を期待したいですね。
投稿: 練馬のんべ | 2006年5月18日 (木) 20時04分