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2006年4月24日 (月)

チャングムは面白いけどNHKの訳語と編集は…

チャングムの誓い、テレビドラマとしては非常に良くできていて面白いですね。韓流偏向批判もありますが、少なくともチャングムは日本のドラマ(に限らず、バラエティにしても)のつまらなさや品のなさに比べればずっとましです。ごくたまに歴史考証を無視して悪役の日本人(倭寇)が出てきますが、まあ、それくらいは目を瞑って…

でも、NHKの訳語と編集にはひどいものが散見されますね。

なにより許されないのは、王の妃(中殿:チュンジョン)を皇后、王の母(大妃:テビ)を皇太后と訳していること。王妃、王母と訳すか、原語で言うべきです。

もちろん、皇后、皇太后は日本の天皇、または、漢・…・明・清の皇帝の妃と母のこと。尊称も天皇・皇帝同様に「陛下」になります。

なお、漢・…明・清という表記にしたのは、秦の始皇帝・二世皇帝時代は皇后と呼ばれたかどうか私には不明、秦以前は「皇帝」ではないので使わないはず、中華民国・中華人民共和国でも「皇帝」ではないはず?!、という理由です。

それに対し、朝鮮の王については、私が書くよりMBCの公式ホームページが判りやすいので引用します。
『普通王は「陛下」と呼ばれるものだが、朝鮮の王は、中国の王から王位を授けられる立場にあるため、中国の王と同等の敬称は使わせてもらえない。一段階下の「殿下」になってしまうのである。明国からの使者が「お世継ぎ問題」で朝鮮にやって来て、王宮の人々が接待に腐心するエピソードがあるが、これも中国側から承認を受けなければ、正式に世継ぎとすることができないからである。』

この訳語では、王様、つまり「殿下」の妃・母が王様より一段上の「陛下」になってしまうので、どう考えてもおかしい。かかあ天下(でんか)ならぬかかあ陛下?と揶揄したくなりますし、だいたい、ドラマの中でも、そんな呼び方は明国の使者に激怒されてしまうぞ…

他に、王の側室をそのまま「側室様」と呼んでいたのも…日本語でも、「側室あまたさぶらひ給ひける中に」なんて言わないですよね。原語の位名は「淑媛(スグォン)」ですが、例えば宮女の位名「尚宮(サングン)」はそのまま呼んでいるのだからそうすればいいのに…

あと、重要なシーンがやたらカットされています。NHKは「運営はみなさまの受信料で、編集権はわれわれに」などという勝手なことを言うところですが、こんなところで「編集権」を濫用すると、「みなさま」だけでなく韓国からも中共からも嫌われますよ…

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