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2006年4月 2日 (日)

朝日新聞の社説は期待を裏切らない面白さ!

私はいつもネットで楽しみにしています。今日もまた全く意味不明でつっこみどころ満載でした。なお、『』内は社説からの引用です。

『橋本龍太郎元首相を団長とする日中友好7団体の代表団が北京を訪れ、胡錦涛国家主席と会談した。中国の最高指導者が日本にどんなメッセージを送るのか、注目された。』
注目ですか?どうせいつもと同じに決まっているよ、と思っている人が殆どだったはずです。案の定
『「日本の指導者が靖国神社をこれ以上参拝しなければ、いつでも(首脳会談を)開く用意がある」』
でした。そりゃあそうです。靖国参拝中止を厳命(言明?)しない限り、国内的に引っ込みがつかなくなってるのは常識ですからね。

それに対して
『一方の小泉首相にしても、「靖国は外交カードにはならない」と繰り返すばかりで、どう現状を打開しようと考えているのかが見えてこない』
だそうですが、先方が靖国参拝中止を絶対条件にしている限り、靖国参拝中止しない限り「現状を打開」できないし、万が一小泉首相が参拝中止したらその前の文章は
『「他国に言われて参拝をやめるのはおかしい」という声は、参拝に批判的な人にも少なくない』
ということなので、どうすればいいんですかねえ。

結びには
『両政府にはそろそろ、改善へのきっかけを見いだしてもらいたい』
これって、日本政府には何を言いたいのか?小泉首相が参拝をやめない以上、小泉首相にそろそろ退陣して福田元官房長官に首相になってくれ、ということでしょうか。また中共政府が既に事実上内政の問題となっている靖国「問題」を引っ込めるはずもなし、中共政府にも何を言いたいのか全く不明です。

まことに楽しいですね。これからも素晴らしい社説を大いに期待しましょう。

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