岩男氏の論文には「驚くしかない」
産経新聞によれば
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政府の「皇室典範に関する有識者会議」のメンバーである岩男寿美子・武蔵工大教授が、自身が編集長を務める海外向けの英文雑誌「ジャパンエコー」二月号に寄せた論文で、女系天皇に異論を唱えた寛仁親王殿下を「時代錯誤の考えには、驚くしかない」と強く批判していたことが十日、分かった。
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そうですが、あまりにもとんでもない意見で、まさに「驚くしかない」です。神代の昔、2665年前から続いている伝統、まさに万代不易の伝統が「時代錯誤」なのは当たり前、伝統の表面は時代の色を反映せざる得なくなっても、その芯(心)を変えたらもはや伝統ではありません。こんな当たり前のことを知らない(または、あえて無視する)方が「有識者」扱いされていたとは、ぞっとします。
ところで、この「ジャパンエコー」という雑誌は海外では殆ど無視されている雑誌なのか、それとも高い評価を受けている雑誌なのか、気になるところです。また、ジャパンエコー社の主要取引先は外務省他の官庁、JICA他の官庁関係団体(ホームページより)なので、そういうところの息のかかった雑誌と思われます。その仮定が正しければ、公的な性格を持っている雑誌が、政府も国民も(朝日新聞ですら)秋篠宮妃紀子殿下のご出産までは静かに見守ろうという時期に、こんなことを海外に向けて吹聴するなんて、これもまた「驚くしかない」です。
余談ですが、岩男という姓は、天の岩戸から天照大神を引っ張り出して高天の原を常夜から救った天手力男(アメノタヂカラヲ)の雰囲気を持っていますね。この論文からは、葦原の中つ国を常夜にしたい、という意思を感じてしまいますが…
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http://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20060311/m20060311002.html
岩男寿美子・武蔵工大教授
小生は、この売国卑劣ババァを絶対に許しません。 [続きを読む]
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[http://www.sankei.co.jp/news/morning/11iti003.htm:title=典範会議・岩男氏、寛仁さま発言批判 「時代錯誤」] 政府の「皇室典範に関する有識者会議」のメンバーである岩男寿美子・武蔵工大教授が、自身が編集長を務める海外向けの英文雑誌「ジャパンエコー」二月号に寄せた論文で、女系天皇に異論を唱えた寛仁親王殿下を「時代錯誤の考えには、驚くしかない」と強く批判していたことが十日、分かった。岩男氏はまた、寛仁さまが側室制度導入は「難しい」としているにも... [続きを読む]
受信: 2006年3月11日 (土) 22時25分
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お隣の、お馬鹿な整形大統領の御用達紙が日本のことを書いていたので…
それをエントリーしようかと思っていたら…
いやぁ、あの皇室典範改正の有識者っていうのは、とんでもないようですね。
ジェンダー論者ということは、認識してましたが…
話が流れたことに対するコメントを海外に向けて発信しているとは…
産経新聞が伝えています。
典範会議・岩男氏、寛仁さま発言批判�... [続きを読む]
受信: 2006年3月12日 (日) 04時58分
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