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2006年2月25日 (土)

憲法第13条について

「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」
大いに問題のある条文です。個人だけ尊重して、家族や社会を尊重しないのは、憲法(つまり立法・行政)の精神としておかしい。「すべて国民は、個人として、ならびに、家族の一員として、尊重される」とでもしましょう。本来は社会とまで書きたいのですが、さすがに立法・行政府に拡大解釈の余地を与えかねないので…

日本国憲法の根底は、昔学校で「国民主権・個人の尊重・平和主義」と習った覚えがありますが、今思えばすごい思想だと思います。
国民主権は、責任を誰にも持たせない無政府主義の思想。
個人の尊重とは、声の大きなわがままな連中だけを大切にする思想。
平和主義は平和をもたらさない危険思想。
こんな風に思うのは私だけでしょうか。

「家族がいちばん」、それが、根本。わたしはそう思っています。

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