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2006年2月23日 (木)

日本国憲法第1条について

「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」
とあるのはご存じの通りですが、私にはなんのことを言っているのかさっぱりわかりません。国民主権と言われたところで、少なくとも私は「国民」ではありますが「主権」を持っているという意識はありません。もちろん、主権を行使する殆ど唯一の機会である選挙には必ず行きますが、選挙権があるから主権者だよ、と言われても…また、天皇陛下を快く思っていない日本国民もいるわけで、論理上、少しでも反対者がいる以上日本国民の総意ではないのだから天皇の地位は認められない、などという論理も成り立ってしまいます。

その点、大日本帝国憲法では
「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」
となっており非常にわかりやすい。

日本国憲法を改正するときは、天皇陛下は祭祀者であることも否定しようがないのだから、
「万世一系の天皇は日本の元首である。天皇は日本国民の幸福を常に祈念する」
などとしたほうがいいのではないでしょうか。

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